音羽松也(おとわ まつや)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 07:53 UTC 版)
「ミスター味っ子の登場人物」の記事における「音羽松也(おとわ まつや)」の解説
「ガレリア」内で売り上げ当月の第4位を記録した「Mのレストラン」の店主。月に1回たった一人のお客のために開店するという伝説を持つ店。そのディナーは「一食1500万円」という超破格の値段(松也の腕にほれ込み毎月食事を依頼する西京極という金持ちがいる故のことでもある。高価な材料を金に糸目を付けずに使えるのも、松也の腕を西京極が信頼している所以で、アクシデントで陽太が松也の代理を申し出た時は西京極は一度は断っている。)であり、これが売り上げ第4位を記録する要因でもある。彼によればこのやり方を真似る生徒は「実際のところ結構いる」が、誰も自分の様にはやれないとの事。陽太の味皇高校の入学式の最中、出来合いの材料での調理を要求する村田源三校長と意見を対立させ、その場で退学処分(と言うより、売り言葉に買い言葉で自分から退学した)となった。ガレリアでは元々西京極一人のために店を開いていたので、退学になっても西京極の自宅に出張料理をすれば同じ事だったが、西京極は自分の一存で生徒を退学処分にした源三に憤りを感じて松也への引き続きの協力を約束。それを受けて、料理会本部の面前で店を開く。それを潰すために源三は陽太を差し向け、勘違いのオンパレードの末松也の店に転がり込んだ磯島(彼本人は松也の店を、味皇料理会直営店で、自分がまた認められてその店長に指名されたと思い込んでいた)と共に道路を挟んでの売上勝負を行う。お互い凄い料理を繰り出して一進一退の攻防が続くが、陽太が使う特製のかまどを使えばもっと凄い料理が出来る事に気付く。今は敵味方に分かれているから、かまどを陽太から借りられるわけがないし、すぐに同じかまどを作れるわけもないから諦めるしかないと思っていたが、磯島の「陽太は、ただ美味い料理を作りたいだけなんだから、かまどを貸すのを断るわけがない」の言葉で背中を押されて陽太にかまどを貸してくれるよう申し込んだところ、磯島の言葉通り、松也の案を聞いた陽太は快諾、磯島と三人協力して凄い料理を作り上げた。源三は指令を忘れて松也と協力する陽太に憤りを感じていたものの、協力して料理を作る過程で松也の店はほぼ全壊して翌日以降の営業は不可能になり、結果的に「松也の店を潰す」という指示は達成した形になったため、苦々しく思いながらも特に処分を行う訳にはいかなかった。
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