音羽堂出版の関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 15:22 UTC 版)
「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」の記事における「音羽堂出版の関係者」の解説
奈未が勤務する出版社。ファッションモード誌『MIYAVI』を編集している。出版不況に飲み込まれ、他の出版社との吸収合併の話が現実味を帯びるほどの経営危機状態に陥っている。 宇賀神慎一(うがじん しんいち) 演 - ユースケ・サンタマリア 「音羽堂出版」の副社長。リーダーシップにあふれた優秀な人物で、麗子をヘッドハントしている。 ウエクサジンコは元妻で、15年前に離婚するがビジネスを通して現在でも付き合いが続いている。 麗子に気があり、成り行きで水族館にデートに行く約束を取り付けることに成功し、二人でデートを楽しむが、デート中も仕事のことが気になっている麗子にリラックスしてデートを楽しんでもらうよう気遣う。 競合他社のファーストパブリッシングとの吸収合併は既定路線のため、『MIYAVI』が廃刊になる可能性も考慮し、編集員のもしもの場合の処遇を『ZEAL』の編集長・麻美に相談しており、創刊3号の売上が『MIYAVI』存続の試金石になるが、麗子には売上を気にせず作りたい雑誌を作るよう声をかけていたが奮闘虚しく、「音羽堂出版」はファーストパブリッシングに吸収合併されることになる。『MIYAVI』は廃刊を免れたものの、麗子が編集長を降りるという条件が出され、彼女が了承したと聞き動揺する。 編集長を辞めてしまった麗子に責任をあまりとり過ぎると他の人が取る責任がなくなるのでもう少し みんなに責任を分けて時には周りに頼ることも必要ではないかと、自分を頼るよう麗子に言葉をかける。 潤之介がカンボジアへ旅立って3年後、新たに出版社を立ち上げており、麗子を編集長に招き入れ、麗子のアシスタントに奈未を採用する。 和田和美(わだ かずみ) 演 - 秋山ゆずき 『MIYAVI』の編集部員。1990年4月17日生まれ。趣味はエステ通い。 グイグイ距離を詰めてくるタイプで、スピンオフでは中沢を好きになるが、ほどなく和泉の恋を応援する側に回る。 潤之介がカンボジアに旅立ってから3年後には『MIYAVI』の編集長に就任している。 和泉遥(いずみ はるか) 演 - 久保田紗友 『MIYAVI』の編集アシスタント。ファッション誌の編集部員志望で、麗子のもとで仕事ができることをチャンスと捉えている。 当初は奈未に「編集者の仕事は明確な目標がないと務まらない」と苦言を述べていたが、麗子のアシスタントを通じて仕事にやりがいと責任を持つようになった彼女を「目の前の強敵」と認めるようになる。 第一印象は悪かったが実は優しい編集部の中沢のことが好きになり、尾芦から誘われたグランピングに奈未を巻き込み、男女の数合わせを理由に奈未に中沢を誘わせグランピングを装い中沢をデートに誘うことに成功する。しかし、中沢が奈未に告白しているのを目撃してしまい、出張に出かけた長野のコテージで奈未が中沢を避け、自分と二人きりにさせようと仕向けることを惨めに感じ、奈未に自分の気持ちをはっきりさせた方がいいと告げるが、コテージで奈未が失くしたブレスレットを探すのに中沢が付き合うため長野に留まり複雑な気持ちにさせられる。 中沢が奈未にフラれたことを受けて「失恋したとき、実は運命の人がそばにいたっていうストーリー」の映画を教えてほしいと伝えて、中沢に好意を持っていることに気づかせようとし、奈未にフラれてもなお、優しさから奈未のために周囲に働きかける中沢はドSではなく、本当はドMなのではないかと問いかけ、自分とデートしてクソつまんなかったらドSの中沢は嬉しいのではないかと、遠回しではあるがデートに誘い中沢が好きである気持ちを伝える。 加賀栞(かが しおり) 演 - 太田夢莉 『MIYAVI』の編集アシスタント。 松下由衣(まつした ゆい) 演 - 吉田沙世 『MIYAVI』の編集部員。移籍前もファッション誌でビューティ(美容)関係を担当していた。 矢島明日香(やじま あすか) 演 - 星野梨華 『MIYAVI』の編集部員。フェミニン系ファションを得意にする。 大橋、多田、有川 演 - 大橋明代、多田昌史、有川拓也 『MIYAVI』の編集部員。 半田進(はんだ すすむ) 演 - なだぎ武 『MIYAVI』の副編集長。1972年10月8日生まれ。趣味は眼鏡のコレクション。奈未を『MIYAVI』編集部に採用した張本人。日和見主義で企画会議では麗子の反応を注意深く確認し、自身が面白いと興味を示した企画であっても麗子が興味を示さない場合は即刻却下する。 飲み屋で出会った出版業界の同業者と意気投合して話をするが、その人物がゴシップ誌『SLASH』を出版する春文社の人間で、麗子が奈未に厳しく接している話をしたため、『MIYAVI』編集長がアシスタントにパワハラを働いているという記事を書かれる切っ掛けを作ってしまったと思い込み、音羽堂出版の吸収合併後に辞表の提出を決意するが、新編集長の高橋からの情報で冤罪だったことがわかり辞表提出を撤回する。 麗子の後任で新編集長に就任した麻美が広告掲載の見送りに責任を感じ編集長を辞任したために急遽、編集長に就任することとなるが、奈未たちから何度も編集長復帰を熱望された麗子がその要請に応え復帰したことから、編集長を退いている。 潤之介がカンボジアに旅立ってから3年後、和田が『MIYAVI』の編集長に就任しており、自身は副編集長として和田のサポートに徹している。
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