音羽図書館
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宝飯郡音羽町の生涯学習推進事業施設整備部会が行ったアンケートでは、文化会館の要望が最も高かった。これを受けて音羽町は1998年(平成10年)に庁舎跡地施設整備検討委員会を設置し、1999年(平成11年)に公民館・図書館・資料館の複合施設を建設することを決定した。 2000年(平成12年)1月4日に新庁舎に移転した旧音羽町役場の建物を改修して、2000年7月に音羽生涯学習会館(現・豊川市音羽生涯学習会館)が開館し、1階に音羽町立図書館が設置された。音羽生涯学習会館の敷地面積は7,209.0m2であり、建築面積は959.18m2、延床面積は1,778.27m2、図書館部分の床面積は725.51mである2。建物の建設費は3億6000万円である。鉄筋コンクリート造一部鉄骨造の2階建である。かつての東海道の宿場町(赤坂宿)に立地することから切妻屋根としており、宿場や街道に関する資料の特設コーナーがある。蔵書収容能力は開架が28,000冊、閉架が22,000冊、計50,000冊。 2001年度までの利用者カード登録者数は音羽町在住者が2,147人、音羽町外在住者が1,083人であり、近隣自治体からの利用も多い。2001年度末の蔵書数は一般書19,480点、児童書6,573点、雑誌1,532点、視聴覚資料1,590点などだった。2001年度の貸出数は一般書42,232点、児童書11,262点、絵本12,320点、紙芝居1,473点、大活字本24点、雑誌3,534点などだった。 2008年(平成20年)1月に豊川市が音羽町を編入合併したことで、音羽町立図書館は豊川市音羽図書館に改称した。公共交通機関では名鉄名古屋本線名電赤坂駅から徒歩約15分である。
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