音羽ボクシングジム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 23:22 UTC 版)
「はじめの一歩の登場人物」の記事における「音羽ボクシングジム」の解説
輸入ボクサーやアマのホープを迎え入れている。また、所属ボクサーのほとんどが容姿端麗である。 速水 龍一(はやみ りゅういち) 声 - 辻谷耕史 演 - 橋本真一(舞台) 元日本ジュニアフェザー級1位。デビューはフェザー級だった。一歩戦で受けたダメージが原因でアゴが極度にもろくなり、ボクサーは続けているがその後のほとんどの試合で敗北するようになってしまった。 ヴォルグ・ザンギエフ 声 - 森川智之、瀧本富士子(幼少期) / 中原茂(ドラマCD版) 演 - 才川コージ(舞台) 現IBF世界ジュニアライト級チャンピオン、元日本フェザー級2位。旧ソ連出身。 今井 京介(いまい きょうすけ) 声 - 中村悠一 現日本フェザー級チャンピオン。高校時代は、35戦35勝33KO無敗でインターハイと国体をそれぞれ2連覇した高校ボクシング界のトップ選手で、憧れの選手である一歩を倒すため音羽ジムに入門しプロに転向した。礼儀正しく勤勉・実直な性格の自信家。強打が武器のファイタータイプで、スタイルは一歩に酷似しており、基本に忠実なアマチュアボクシングで優勝したことからも技巧派の対策も十分であり、その実力もスパーリングで一歩が本気になるほど高い。その一方で、一歩に比べて動きに小回りが利かないと言われている。 板垣とは高校時代から自他共に認める同期のライバル同士で、アマチュア時代は3度対戦し3度ともKOで勝利している。東日本新人王戦決勝において、プロボクサーとして初めて板垣と対戦。1Rからインファイトを挑んできた板垣に戸惑い、序盤はポイントを奪われ劣勢になるも、要所で放ったボディへの強打で徐々に失速させ、ポイント度外視の一発勝負を挑む。しかし打倒京介に燃える板垣の驚異的な粘りを攻め切ることができず、序盤で失ったポイントを挽回出来ずに判定負け、プロ初黒星をつけられると同時に板垣戦で初の敗北を喫した。 新人王戦の後は、一歩だけでなく板垣も目標として実力を一から鍛え直し、やがて日本2位にランクイン。一歩が返上した王座を巡って、A級トーナメントを制し日本1位となった板垣との再戦・タイトルマッチが決定し、一歩・ゴンザレス戦のセミファイナルで対戦。試合開始直後、一気に間合いを詰めて板垣をコーナーに封じ込めダウンを奪い、その後もコーナーから脱出させず執拗なボディブロー攻勢を仕掛け、ガードが下がったところへ顔面に強打を叩きこみ、1RTKOで勝利し王座を獲得した。しかし、早期決着らしくない、両者がアザだらけの顔立ちから、ベストバウトと感嘆する者も多かった。 それ以降、1RKOを重ね「ミスター1R」と呼ばれるようになるが、本人は無責任とも言える一歩の呑気さに苛立ちを募らせている。 実家は資産家で、「お坊ちゃん扱い」されることを嫌ってボクシングを始めた。板垣の妹・菜々子に高校時代から思いを寄せており、事あるごとに積極的にアプローチをかけている。しかし一歩に惚れている菜々子からは全く相手にされていない。そのため、上述の通り一歩を慕っているが同時に菜々子をめぐる恋敵として認識している。 音羽ジム会長 声 - 園部啓一 速水やヴォルグといった大器をジムに抱えていたが、どちらも大成を見ることはなかった。特にヴォルグが解雇された経緯は輸入ボクサーであるが故の悲しき宿命として鴨川ジムのボクサー一同が嘆いていた。今井が入門する際にはその2人が失敗していることから入門をやめておくように説得したことが本人によって明かされているが、その今井は後に日本王座を獲得する活躍を果たした。
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