警察庁と「K-13」とは? わかりやすく解説

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警察庁と「K-13」

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 00:02 UTC 版)

コードネームミラージュ」の記事における「警察庁と「K-13」」の解説

左文字 外記(さもんじ げき) 演 - 石丸謙二郎 警察庁警備局局長。K-13の創設者にして最高責任者御崎姫島とは別のセクション属すキャリア組各省庁政界にも太いコネクションを持つ。汚職手を染めた政治家援助するなど、清濁併せ持ち、独自の行動原理で「K-13」にミッション与える。清いだけでは務まらないK-13の暗黒面を、まとめて一人背負って立つ飄々とした性格で、真意のほどはなかなか窺わせない。また時々言動オネエ化することがあるミラージュスモーク自分発掘した人材だと述べており、組織の長として、人を見る目にも長けていることが窺い知れる。 しかし、回を追うごとに、普遍的な正義」を貫いて闘うことでなく、内閣官房長官との癒着立場利用して他者弱み握りいいように操る・「警察権拡大法案」の完全な成立施行による自らの権力強化を図るなどなど謀略第一義とする行動目立ち始め、「ミイラ取りミイラへ」の故事をなぞるように悪の道へと堕落してゆく。 なんちゃってボニー&クライドの件では、「警察権拡大法案」=中央警察庁設立という悲願成就のため、人道的措置より政治的判断優先させた。 そして、第22話において、ついにそれがK-13メンバー目の前で露骨に展開されるにおよび、この時点で、ミラージュ・ドブネズミからは完全に見限られた第23話にて鯨岡死亡確認した上で、K-13の解散、およびミラージュ捕獲(の末の研究)、ドブネズミ刑務所へ収監その後獄死決定する第24話から半年後を描いた第25話では、中央警察庁初代長官就任し辣腕揮っている模様。同話での新里による、彼の身辺調査結果は、「家族は母のみ。恋愛関係男女問わず不明結婚歴もない」とのことで、鯨岡評して曰く「守るものがない男」。鯨岡からは金にも女にも靡かない『私利私欲の無い正義』を持つ彼だからこそ現在の地位築けた、とも評されており、なかなか真意計り知れない人物である。 ED後のミニコーナーでは1つ犯罪行為について解説抑止コメント述べている。そのため次回予告存在しない内容としてはおおむねその回での事件関連した犯罪扱われるが、まったく無関係ということも多い。最終話である第25話ミニコーナーでは、「自分悪人利用しただけ」「あくまで市民ファースト」と自分にとっての正義語って終わった御崎 蔵人(おんざき くらんど) 演 - 要潤 「K-13」指揮官左文字からのミッションミラージュたちに伝え部隊指揮する公家末裔であり、古くから日本の治安維持支えてきた一族連なる者であり、普段警察庁キャリアとして「警備局公安特殊課々長」という地位にある。階級警視長東京大学法学部首席卒業しており、新里彼の三期下の後輩にあたる(第25話)。 基本的に温情ある性格で、こうした任務に就くにしては非情になり切れない弱さを持つ。その部分指して左文字鯨岡嘲笑されてもいるが、そうした彼の在り方を慕う部下も、また数多い。また性格的に生真面目で不正を好まず汚職手を染めた政治家と太いパイプ持とうとする左文字思惑には不満を見せたこともある。また立場上は上司であっても先輩であるスモークに対しては、任務外では敬意を以て接している。 鯨岡あと一歩という所まで追い詰めながら、左文字横槍によって作戦中止させられ結果的に見逃したことを悔やんでいる。またこれによって、スモークミラージュ続き、彼自身鯨岡一味に面が割れ、命を狙われるようになってしまう。 第23話にて左文字暴挙からドブネズミを守るため、「かどや」にて秘密裏ミラージュ接触個人的指令として彼に、彼女の救出保護依頼した第24話左文字警護任務就いた際、彼を襲撃してきたミラージュを、模擬弾を用いることで射殺見せかけ逃亡させた。しかしそれを左文字見抜かれ懲罰人事として、沖縄への左遷命じられた。 第25話新里からは「左文字比べていまひとつ」「二つ三つ詰めが甘い」と辛口評価されている。しかし鯨岡からは「根っこ左文字と同じ」、「扱いにくい分厄介」と評価されている。また、沖縄への異動単なる左遷ではなく国際情勢踏まえた上での、左文字による思惑があると見られている。 ドブネズミ / 木暮 美佳子(こぐれ みかこ) 演 - 佐野ひなこ K-13メンバーミラージュ始めとするK-13実働メンバーを、超人的なハッキングスキル活かし電子戦間接的に支援するサポートメンバー数々サイバー犯罪起こしたその筋では伝説的な女性ハッカー警察逮捕されたものの、卓越したスキルをただ刑務所腐らせるのは惜しい、と判断した人物第23話にて、御崎その人判明の手によって超法規的措置を受け、現在は警視庁特別室隔離され刑の執行引き換えにK-13メンバーとしての任務強制される身の上である。 情報操作・収集監視カメラハッキングなどが得意。ロビンでの対象追跡援護するためナビゲーション信号機操作同時に行うなど、腕前は優秀の一語。ただし、第10話登場したヘブンズ22」の施設のように、完全に電子機器排除された場所では、ハッキングしようがないためほとんど無力化されてしまう。そのため同話では、タイムラグのある人工衛星からの映像頼りサポート以外、全くと言っていいほど手出しができなかった。 外には出られない身だがそれ以外は特別待遇扱い受けており、好物スイーツ取り寄せてもらった毎回様々なコスチューム着替えて特別室バーチャル映像余暇を楽しむなど、彼女なりに監禁生活謳歌している。 任務に対して意欲は非常に低く御崎からの指令に対しては必ず不満を口にするなど、やる気のなさを隠そうともしない。しかし、抹殺対象となる悪人や、それに対して無力である警察に対して憤りをたびたび吐露するなど、ある程度正義感持っている模様また、ミラージュだけでなくK-13メンバーにもそれなりに仲間意識をもっており、第6話スモーク救出作戦への参加御崎指令しようとした際には、日ごろやる気見せない彼女が、既に情報収集着手しており、「スモークが体張ったもんね!」と彼を気遣う言葉を口にしながらいつになく熱心に任務取り組んでいた。第14話での彼の復帰の際も、笑顔祝福言葉を口にしている。 直接対面したことはないが、ミラージュ熱烈なファンロビンとは彼を巡ってライバル関係にあり、ゆえに、彼女が女性人格与えられ、かつミラージュとほぼ生死を共にしている仲である事を、羨ましがっている節も見える(第13話)。 ロビン分析によると、御崎に対しては、日頃態度とは裏腹に反感こそ抱いてはいても好感持っているらしい(第13話)。現在の境遇指して御崎助けてもらった」と述べていることから、彼に少なからぬ恩義感じているものと思われる第21話)。 過去周囲からいじめを受けており、本人の言によれば、これがサイバー犯罪になったそもそもの原因だったとのこと第21話)。そのため、同様の境遇にあった同話での処理対象・偽ボニー&クライド2人に対して終始同情寄せており、最終的に彼らが「処理」された際には少なからずショック受けていた。 第23話にて左文字の手から逃れるため、警察庁パソコンコンピューターウイルス流し込み、K-13の監視システム無効化ミラージュ襲撃焦った甲斐移送される最中誘導無視しその場に留まったため、移送諦めた甲斐銃撃され負傷するしばらくして駆けつけミラージュ発見され長年の夢であったミラージュハグされる」を叶え初め自分が『ドブネズミ』であると伝えた第23話ラストでは、演出的にほぼドブネズミ死亡したように思われた。 しかし負傷したドブネズミミラージュロビン乗せて必死にK-13から逃亡しており、ロビン最後の一言は『ドブネズミ、やっとハグしてもらえましたね』であり、ドブネズミ死亡を完全に確定させるものでもなかった。 よって、ミラージュが彼女をどこかに搬送したのか、もしくは遺体をどこかに埋葬したのかなど、それ以降消息詳しく描かれていないスモーク / 姫島 公平(ひめじま こうへい) 演 - 駿河太郎 K-13のリーダー公安特殊課員二足の草鞋活動している。公安での階級警視表裏双方で、階級違わぬ実績実力伴ったエリート基本ミラージュ始末した死体回収証拠隠滅行うチーム率いているが、突入先の敵の人数が多いなどでミラージュ単独では突入不可能な場合部下率いてサポートするミラージュ加入前は主に彼が中心となって任務遂行していた。拉致拷問された際に鯨岡にその点を突かれており、入院している現在もそれを思い出して煩悶している。 格闘技全般に長けており、特に柔道実力警察随一御崎でも敵わないほど。 5、6話で重傷負った影響入院中。苛酷な拷問受けた後、失血死覚悟していたがライバルであるミラージュに「救出された」ことで葛藤苦しむ。 鯨岡拉致された際に情報漏洩疑いかけられ査問委員会設置準備進められ、8話で日程決定、9話で取り調べ実施されたが、結果更迭見送られた。しかし、その後も完全には信用されず、24時間常に監視対象とされており、厳し立場に立たされている。 御崎自身は、個人的感情含め人間として信用値する先輩である、と同時に任務忠実プロ意識の高い彼を、頼りがいのある戦力として極めて高く評価しており、職務への完全復帰望んでいる。しかし本人は、拉致され拷問受けたこと自体を「自身失態」と認識しており、自身プロ意識から御崎期待とは逆に辞職望んでいた。しかし第14話にて疑惑晴れ、K-13に復帰を果たす。 前述した鯨岡とのこともあり、ミラージュとの間を詮索されることも多いが、鐘ヶ淵言わせれば、「あの二人はちゃんと通じ合っている」とのこと第13話)。ロビン同意見で、曰くミラージュとの相性が一番良いのは彼」と述べている(第14話)。実際必要最小限とは言えまがりなりにも彼とはミラージュまともな会話をしている。 第18話にて、職務復帰に際して名誉挽回機会、として、暗殺予告出され官房長官瀬崎警護任務に就くものの、鯨岡催眠操られ暴走瀬崎暗殺、に見せかけ左文字暗殺実行、彼を拳銃銃撃してしまう。御崎必死ガードによって、暗殺自体阻止されたものの、顔に泥を塗られた上に命まで狙われ激怒した左文字に、K-13の抹殺対象とされ、ミラージュ刺客差し向けられる。逃亡断念した彼はミラージュとの一対一での決闘希望。「特殊訓練受けた思い出の場所」である、とある廃ビル内での死闘展開するも、自分即席の武器として使用したガラス片で、逆に刺され死亡したサンダー / 武藤 遼介(むとう りょうすけ) 演 - 久保田悠来第7話 - ) 負傷したスモーク後任として部隊指揮するエージェント初めミラージュ対峙したときは自己紹介と共に握手求め、「今回派手に殺したな」などと声をかけている。 第22話ミラージュ拘束したただのテロ予告犯をテロ実行犯として処理。警察権拡大法案への世論操作したかった左文字命令忠実に果たした第23話にて、左文字がK-13の解散ミラージュ捕獲決定した後は、自らK-13の残存部隊を率いミラージュ捕獲作戦実行する第24話では左文字に「(ミラージュから左文字を)命を賭して守る」と誓う。しかしなぜ彼がそこまで左文字忠誠尽くしているのか、劇中では描かれずに終わった甲斐 和司(かい かずし) 演 - 鈴木拓 ドブネズミ担当監視役だが彼女に心酔している。ドブネズミネット取り寄せた食べ物届いた時に報告としてバーチャル映像越し現れるおこぼれに与ることも多い。 第23話にて、ドブネズミ救出しよう侵入して来たミラージュより先にドブネズミ移送しようとしていたが、ミラージュ気配感じその場に留まろうとする彼女を背後から撃ち抜き致命傷負わせる。しかし、まもなく駆けつけミラージュとの銃撃戦にて、あっけなく死亡鐘ヶ淵 豊(かねがふち ゆたか) 演 - 萩原聖人 ロビンならびにミラージュ携行する装備開発担当。元自衛隊隊員第13話でのロビン口述よる。詳細不明)。ミラージュにとっては兄貴分のようなポジションミラージュからは「豊さん」と呼ばれる非番の際のロビン鐘ヶ淵は主に「鐘ヶ淵整備工場」の奥に隠されガレージ内にいる。定食屋に行く以外には、ほとんど私生活がないミラージュガレージにいることが多い。 ミラージュ任務遂行ロビン壊したり、折角の高性能装備携行しないことがあるためその度口煩く叱っている。新型防弾スーツ実用実験のためにいきなりミラージュを銃で撃つなどやること過激AI分野では世界的な権威であり相当優秀な頭脳持った科学者だが、趣味趣向俗物そのものロビンからは度々ツッコミ受けている。 右足悪くしているのか右足全体補装具をつけている。これは過去に、第14話登場したイスラエル時代同僚チョウに、研究成果強奪された際に受けた拷問後遺症趣味発明好きなものはリンゴ病院嫌いの医者嫌い、注射はもっと嫌いで、半殺しにされてすら病院行きを嫌がり駄々をこねるほど(第14話)。 永井佳澄 演 - 柳生みゆ 警察庁公安特殊課課長補佐役。課の紅一点第24話では、元K-13メンバーとともに左文字襲撃してきたミラージュ果敢に対峙する

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