廃止された主な事業など
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「東急グループ」の記事における「廃止された主な事業など」の解説
伸縮型のメニューとして掲載。右にある[表示]をクリックすると一覧表示される。 以下に、かつて(過去)のグループ会社、過去に資本関係があった企業、および事業を列挙する。 東京高速鉄道 - 1941年(昭和16年)7月、当時の陸上交通事業調整法に基づき、東京地下鉄道と、未成に終わりペーパー会社となっていた京浜地下鉄道とともに、帝都高速度交通営団(現・東京地下鉄)として統合された。現在の東京メトロ銀座線の前身の一つ。 戦時体制で「大東急」を形成した企業。1948年(昭和23年)6月1日に分離。京王電鉄(旧社名:京王電気軌道) - 戦後、過度経済力集中排除法は免れたが、旧小田急従業員を中心とする独立運動が高まり社内が分裂し、また公職追放された五島慶太の判断もあり会社分割が決定。東急の第2会社となる。東急が京王帝都電鉄と命名し分離。事業譲渡価格は5,115万2800円。1998年(平成10年)に現社名に変更。 小田急電鉄 - 戦後、過度経済力集中排除法は免れたが、東急の第3会社となる。東急が小田急電鉄と命名し分離。事業譲渡価格は6,635万1000円。神奈川中央交通 - 小田急電鉄分離時に譲渡。 箱根登山鉄道(旧社名:小田原電気鉄道) - 小田急電鉄分離時に譲渡。 京浜急行電鉄(旧社名:京浜電気鉄道) - 戦後、過度経済力集中排除法は免れたが、東急の第4会社となる。東急が京浜急行電鉄と命名し分離。事業譲渡価格は1億45万3,100円。 相模鉄道(登記上の現社名:相鉄ホールディングス) - 1947年(昭和22年)6月に分離。なお、東急への運営委託時の厚木飛行場の設立を機に、路線の一部を国有化(現在のJR相模線)。神中鉄道 - 現在の相鉄本線,厚木線。1939年(昭和14年)9月に傘下入り。1943年(昭和18年)4月に経営合理化の一環として相模鉄道(当時)に買収され消滅。 江ノ島電鉄 (旧社名:江ノ島電気鉄道)- 1947年(昭和22年)3月15日に離脱。のち前述の小田急系に帰属。 静岡鉄道 - 1947年(昭和22年)に離脱。なお、現在でも筆頭株主は東急である。 おんたけ交通 - 1964年(昭和39年)に離脱。名鉄グループに移ったが、のちに地元自治体出資の第三セクターに。 越後交通 - 1966年(昭和41年)2月4日に離脱。のちに創業家である長岡田中家が主導権を掌握。NST新潟総合テレビの設立・開局に関与。 北紋バス - 2001年(平成13年)に離脱。 群馬バス株式会社 - 2001年(平成13年)10月1日に、従業員出資の株式会社群馬バス(旧社名:高崎バス株式会社)にバス事業を移管後、上毛施設株式会社に社名変更。2005年(平成17年)1月11日に解散。 美鉄バス - 2002年(平成14年)3月31日営業終了、4月1日に解散後、美唄市民バスへ。 函館バス - 2003年(平成15年)に函館市からの資本受入により離脱。函館市企業局交通部(旧:函館市交通局)の各項も参照。 あつまバス - 2005年(平成17年)に離脱。 千曲バス - 現在はグリーンキャブ傘下。 現:国際興業バスの前身鳩ヶ谷自動車 赤羽乗合自動車商会/中仙道乗合自動車/東都乗合自動車 石神井成増間自動車商会 池袋乗合自動車 関東乗合自動車 - 現:関東バス 大正自動車/幡ヶ谷自動車 - 現:京王バス東 芝浦乗合自動車 代々木乗合自動車 - 現:京王バス東 ヱビス乗合自動車/日本興業 日東乗合自動車 - 現:小田急シティバス 世田谷乗合自動車 - 現:小田急バス 城西乗合自動車商会 - 現:京王バス東 府中乗合自動車商会 - 現:京王バス中央 東海道乗合自動車 - 戦時統合によりいくつかのバス会社を合併し神奈川中央乗合自動車と改名、現:神奈川中央交通 日本交通 神奈川都市交通 - 1947年(昭和22年)3月25日に離脱。ただし、TOKYUポイント・東急駅での構内営業など、営業上の関係は継続している。 東名急行バス - 1975年(昭和50年)3月31日に営業終了、10月1日に解散。 東急鯱タクシー - 2003年(平成15年)に第一交通産業に売却。現:鯱第一交通。 網走交通バス - 2009年(平成21年)10月1日に離脱。 宗谷バス - 2009年(平成21年)10月1日に離脱。 北海道北見バス - 2009年(平成21年)10月1日に離脱。 斜里バス - 2009年(平成21年)10月1日に離脱。 東急鯱バス - 2009年(平成21年)10月1日に離脱。現:鯱バス 上電バス - 2009年(平成21年)10月1日に離脱。現:上田バス 上田電鉄タクシー - 2009年(平成21年)10月1日に離脱。 草軽交通 - 2009年(平成21年)10月1日に離脱。 草軽観光バス - 2009年(平成21年)10月1日に離脱。 日本エアシステム - 日本航空ジャパン→日本航空インターナショナルへ吸収。本体は日本航空(3代目)として存続。 河口湖汽船 - 1970年(昭和45年)3月に全株式を富士急行へ売却。 ティーエルサービス(旧:相鉄配送) - 2003年(平成15年)に離脱。現:SBS傘下。 東急エアカーゴ - 2004年(平成16年)12月のみずほ陣営主導によるMBOにより離脱。 日本貨物急送 - 2005年(平成17年)離脱。現:SBS傘下。 ティーエルロジコム(旧:相鉄運輸・東急ロジスティック) - 2005年(平成17年)6月に離脱。現:SBS傘下(上記も参照)。 横浜東部運送 - 現・東部ネットワーク。 王子運送 - 現・福山通運(近鉄グループ)傘下。 東急車輛製造大阪製造所(旧帝国車両工業) - 2003年(平成15年)8月に撤退、跡地には2008年(平成20年)3月にアリオ鳳(7&i系)開業。 箱根ターンパイク - 2004年(平成16年)3月に離脱。 東急観光 - 2004年(平成16年)3月に離脱、2006年(平成18年)1月にトップツアーへ社名変更。2013年(平成25年)8月に東武鉄道が子会社化し、2015年(平成27年)4月に東武トラベルと合併して、東武トップツアーズとなる。 札幌東急ストア - 現:東光ストア。2009年(平成21年)10月末に離脱。アークスグループが、同社の全株式を東急および関係会社(東急ストア)から取得して子会社化。 東急フーズベーカリー事業部 - 1994年(平成6年)に分社化され、株式会社サンジェルマンとなり、2002年(平成14年)より日本たばこ産業 (JT) 傘下。 レストラン事業部 - 分社化され、株式会社レストラン・モンテローザとなり、2003年(平成15年)より現:シダックスレストランマネジメント。 ミート事業部 - 現:セントラルフーズ。※現在はセントラルフーズのみ東急系。 東映 - 旧:東横映画。1964年(昭和39年)に分離独立。東急は現在も同社の第5位株主であり、関係は維持している。 東急ベースボール倶楽部 - プロ野球球団・東急フライヤーズ→急映フライヤーズ→東急フライヤーズ→東映フライヤーズの運営会社(1954年以降は、東映子会社の東映興業に移管した)。1973年(昭和48年)2月に日拓ホームへ売却されたが、同年日本ハムに譲渡・現:北海道日本ハムファイターズ。 東急くろがね工業 - 1970年(昭和45年)、日産自動車ほかに売却、東急グループを離脱。現:日産工機。 東急工建(1985年に東急プレハブより商号変更) - 東急建設の子会社としてプレキャストコンクリート工法専業では大成プレハブに次ぐ第二位であり、住宅・都市整備公団やデベロッパー物件を多く建築したが、受注低迷、一時発行した外債等の有利子負債増加により、東急グループ方針の関係上2000年(平成12年)に清算・解散。 東急設備(旧 東急環境プラント) - 受注低迷により、2000年(平成12年)に清算・解散。 ファンハウス(現、ソニー・ミュージックレーベルズ・アリオラジャパン) - BMG JAPAN→ソニー・ミュージックエンタテインメントに買収・合併。元東芝EMI専属関係者だった新田和長や加山雄三らが設立に関与。 イースト・コミュニケーションズ - 2000年(平成12年)に離脱。 スーパー銭湯「ざぶん」 - 東急不動産が2009年(平成21年)2月、相鉄不動産販売に売却。 国民銀行 - 1974年(昭和49年)に離脱、国際興業グループ入り。その後1998年(平成10年)に経営破綻、八千代銀行に営業譲渡。買収当時、東急グループのOB会社に該当する国際興業は交通のほか地銀・建設・ホテル等、多角展開を推し進めていた。 レールファン東急 - 音楽館(元カシオペアのキーボード奏者・向谷実により設立した個人事務所) ゴールドパック - 食品・清涼飲料水の製造・販売。2011年2月より丸紅傘下となる。 シロキ工業 - 自動車部品の製造・販売。2011年4月より筆頭株主がトヨタ自動車となる。2016年4月にアイシンの完全子会社化。九州シロキ - 自動車部品の製造・販売 シロキ・ブローゼ - 自動車部品の開発・製造販売 シロキ精機 - 金型類・工作機械等の製造・販売 シロキ商事 - 鋼材・合成樹脂材・工作機械の販売 シロキ ノースアメリカ - 自動車部品の製造・販売 シロキ GA LLC - 自動車部品の製造・販売 広州白木汽車零部件有限公司 - 自動車部品の製造・販売 シロキタイランド - 自動車部品の製造・販売 シロキ GT LLC - 自動車部品の製造・販売 サンサークル - 鉄道車輌シートの製造・販売 シロキクリエイトサービス - 人材派遣、警備 シロキU.S.A. - 人材派遣 東急車輛製造 - 近年の需要減少と競争の激化により抜本的な対策が必要になったとして、2012年4月1日付で以下の3事業に会社分割を行い、同年4月2日にそれぞれ東日本旅客鉄道(JR東日本)と新明和工業に株式譲渡された。2014年に横浜金沢プロパティーズに社名変更、2016年に東京急行電鉄に吸収合併。鉄道車両事業 - JR東日本に株式譲渡され、総合車両製作所へ社名を変更。 立体駐車装置事業 - 新明和工業に株式譲渡され、東京エンジニアリングシステムズへ社名を変更。2018年4月1日、新明和パークテックへ再度社名を変更。 特装自動車事業 - 新明和工業に株式譲渡され、東邦車両サービスへ社名を変更。 東急パーキングシステムズ - 2012年4月2日、新明和工業に株式譲渡され東急グループを離脱。同日に東京パーキングシステムズへ社名を変更。2014年4月1日、東京エンジニアリングシステムズに吸収合併され消滅。 東急車輛特装 - 2012年4月2日、新明和工業に株式譲渡され東急グループを離脱。同日に東邦車両へ社名を変更。 東急車輛サービス - 2012年4月2日、新明和工業に株式譲渡され東急グループを離脱。同日に東邦車両サービスへ社名を変更。 東急車輛エンジニアリング - 2012年4月2日、総合車両製作所の子会社となり東急グループを離脱。同日にJ-TREC デザインサービスに社名を変更。 京浜鋼板工業 - 2012年4月2日、総合車両製作所の関連会社となり東急グループを離脱。2013年3月に解散。 白馬観光開発 - 白馬八方尾根スキー場等。2012年11月1日、日本スキー場開発に株式譲渡され東急グループを離脱。コミュニティー白馬 - 白馬岩岳スキー場の運営、人材派遣等 栂池ゴンドラリフト 岩岳リゾート 信越索道メンテナンス 日東タイヤ(旧) - 旧昭和ゴム(当時社名:昭和護謨、現昭和HD)よりタイヤ事業を含む一部事業を分離、当時の東急により設立。のちに1961年10月に株式上場(東証2部)を果たすも、業績不振が続き、当時の三菱化成工業(現・三菱ケミカル)に株式譲渡され、東急グループを離脱。その後はタイヤ以外の事業(建材・景観材・車両部品・産資他)に経営資源を集中。祖業のタイヤ事業は提携先の東洋ゴム(旧菱東タイヤを合弁で設立→同社へ吸収合併)に事業譲渡、販売・営業部門を「ニットータイヤ(新)」へ移管。 東京トヨタディーゼル - 1980年解散 トヨタカローラ東急(旧・神奈川トヨタディーゼル→横浜トヨタディーゼル) - 1972年、トヨタカローラ横浜に吸収合併 東急コンビニエンスシステム - コンビニエンスストアam/pmをフランチャイズ運営していたが、am/pmがファミリーマートに吸収合併され、ブランド統一されたのに合わせて、ティーアール・フーズに吸収された。 パン・パシフィック・ホテル・アンド・リゾーツ - 東急ホテルズが経営する「パン パシフィック 横浜ベイホテル東急」(現、横浜ベイホテル東急)を除いて、2007年(平成19年)3月に売却され、「パン パシフィック 横浜ベイホテル東急」も2013年(平成15年)3月末をもってパン・パシフィック・ホテル・アンド・リゾーツとの契約が満了した。 東急ステーションリテールサービス - 東急各線の駅構内売店「toks」などを運営していたが、2022年(令和4年)3月に東急ストアに吸収合併。 東急ハンズ - 都市型ホームセンター(東急ハンズ、ハンズ・ビー)、専門店(アウトパーツ)、アウトレットショップ(ボックスアウトレット)の運営および地方都市の既存商業施設等の中に期間限定で出店(トラックマーケット)。2022年3月31日にカインズに売却し、東急グループを離脱。
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