じょ‐の‐くち【序の口】
序ノ口
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/17 23:17 UTC 版)
序ノ口(じょのくち)は、大相撲で用いられる番付の名称の1つ。
注釈
- ^ 序ノ口力士の四股名が載せられる番付表の最下段には、年寄の名も十両以上の力士と同様に太字で載せられるため、序ノ口力士に割り当てられるスペースは極めて小さい。
- ^ 初日から12日までは2日ごとに1番組まれ、最後の3日間の間に7番目が組まれる。
- ^ この経緯には前場所で東序二段100枚目に在位していた輝の里(田子ノ浦)が新型コロナウイルス感染者もしくは濃厚接触者となって休場し、翌場所の番付を据え置きにする為に序二段以下の人数に関わらず「東序二段100枚目」を地位として残す必要があったことにあると見られる。
- ^ ただし、1990年代など人数が多い場所では幕下の枚数である60枚を超えることも珍しくなかった。
- ^ 2016年7月場所13日目・周志大和(木瀬部屋)対福倭毅(春日山部屋)の例から2018年7月場所13日目・津志田亜睦(時津風部屋)対浪満力(立浪部屋)の例まで、2年間にわたり6戦全勝同士の序ノ口決戦は発生しなかった。
- ^ 当場所の序ノ口の枚数は東西17枚と少なく、さらに、休場力士も8名と多く、必然的に初戦から6連勝する力士が不在となり得る状況であった。事実、6番相撲を終えた時点で5勝1敗が2名しかおらず、両者の対戦はすでに組まれていたため、相星決戦を行うことができず、両者がそれぞれ別力士と対戦し、いずれも敗れたため、5勝2敗の優勝決定戦(6名)となった。優勝は中村山。
- ^ 鳴戸部屋の3人による決定戦となり、元林の優勝となった。
- ^ 力士数が大幅に増えた1990年代半ばには、序ノ口下位で4勝しても翌場所据え置かれる例が多数あった。
- ^ 番付外・新序・新弟子といった番付表に載らない者を除く。
出典
- ^ 「出世力士37人を発表 大相撲春場所」『時事ドットコム』、2021年3月23日。2021年3月24日閲覧。
- ^ 夏場所初日に新序出世披露 春場所検査合格の新弟子(サンスポコム)
- ^ 「勝南桜が100連敗 それでも「昇格」の事情とは」『朝日新聞』、2021年7月10日。2021年8月1日閲覧。
- ^ 「藤青雲、同部屋対決制し序ノ口優勝「3年で関取に。師匠みたいな相撲を」」『日刊スポーツ』、2021年5月23日。2021年8月1日閲覧。
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