二酸化珪素

デジタル大辞泉

にさんか‐けいそ〔ニサンクワ‐〕【二酸化^×珪素】

読み方：にさんかけいそ

珪素の酸化物。天然には水晶・石英・瑪瑙(めのう)・オパールなどとして産出。純粋なものは無色の結晶。弗化(ふっか)水素・融解アルカリ以外に対しては安定。ガラス・水晶発振器・研磨剤などに利用。化学式SiO₂　シリカ。無水珪酸。

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二酸化ケイ素

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/09/12 08:11 UTC 版)

二酸化ケイ素（にさんかけいそ、英：Silicon dioxide）は、化学式SiO₂で表されるケイ素の酸化物で、地殻を形成する物質の一つとして重要である。シリカ（英: silica）、無水ケイ酸、ケイ酸、酸化シリコンとも呼ばれる。純粋な二酸化ケイ素は無色透明であるが、自然界には不純物を含む有色のものも存在する。代表的なシリカ鉱物は石英（英: quartz、水晶）であるが、それ以外にも圧力、温度の条件等の違いにより多様な結晶相（結晶多形）が生成され、自然界では長石類に次いで産出量が多い。マグマの粘性を左右する物質でもある。鉱物以外では植物 (イネ・スギナ・サトウキビなど) にも含有され、生体内にも微量ながら含まれている。

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二酸化珪素

出典:『Wiktionary』 (2021/06/26 14:23 UTC 版)

この単語の漢字
二	酸	化	珪	素
に 第一学年	さん 第五学年	か 第三学年	けい 表外漢字	そ 第五学年
音読み	音読み	音読み	音読み	音読み

発音

に↗さんかけ↘ーそ

名詞

二酸化 珪素（にさんかけいそ）

1. 酸素と珪素からなる化合物の一つ。分子式SO₂。純粋なものは無職の結晶。地殻を構成する物質の一つで石英・水晶・瑪瑙などとして産出する。シリカ。

翻訳

• イタリア語: diossido del silicone ^(it)
• 英語: silicon dioxide ^(en), silica ^(en)
• エスペラント: silico ^(eo), siliko ^(eo), silicia dioksido ^(eo)
• オランダ語: silicium dioxyde ^(nl)
• カタルーニャ語: diòxid de silici ^(ca) 男性, sílice ^(ca) 女性
• ギリシア語: διοξείδιο πυριτίου ^(el)
• スウェーデン語: kiseldioxid ^(sv)
• スペイン語: dióxido del silicio ^(es), sílice ^(es) 女性
• チェコ語: oxid křemičitý ^(cs) 男性
• 中国語: (大陸) 二氧化硅 ^(cmn) (èryǎng huàguī), (台湾、香港) 二氧化矽 ^(cmn) (èryǎng huàxī)
• 朝鮮語: 이산화 실리콘 ^(ko), 이산화규소 ^(ko)
• ドイツ語: Siliciumdioxid ^(de) 中性, Siliziumdioxid ^(de) 中性
• ハンガリー語: szilícium-dioxid ^(hu)
• フィンランド語: piidioksidi ^(fi), piidioksidi ^(fi), silika ^(fi)
• フランス語: bioxyde de silicium ^(fr), silice ^(fr) 女性
• ポルトガル語: dióxido do silicone ^(pt)
• マオリ語: takawai hāorarua ^(mi)
• マレー語: silikon dioksida ^(ms)
• ラテン語: dioxeidium silicii ^(la)
• ロシア語: двуокись кремния ^(ru)

Weblio日本語例文用例辞書

「二酸化珪素」の例文・使い方・用例・文例

• 二酸化珪素により飽和した細胞壁を持つ微小単細胞海洋性もしくは淡水性群体藻
• 二酸化珪素に関連するか、含んでいるか、または類似しているさま
• 二酸化珪素という化合物