四塩化ケイ素

デジタル大辞泉

しえんか‐けいそ〔シエンクワ‐〕【四塩化^×珪素】

読み方：しえんかけいそ

炭化珪素または二酸化珪素と炭素の混合物を塩素気流中で熱して得られる無色の液体。空気中の湿気で発煙する。有機珪素化合物・シリコーン樹脂の原料。化学式SiCl₄

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塩化ケイ素

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/05/25 08:31 UTC 版)

塩化ケイ素（えんかケイそ、silicon chloride）は、塩素とケイ素からなる無機化合物である。様々な組成のものが見つかっている。水と反応し塩化水素を発生する。四塩化ケイ素と六塩化二ケイ素は有機ケイ素化合物の製造に非常に重要である。

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四塩化ケイ素

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2017/04/11 06:27 UTC 版)

「塩化ケイ素」の記事における「四塩化ケイ素」の解説

四塩化ケイ素（しえんかケイそ、Silicon tetrachloride）は SiCl4と表される無色の刺激臭のある液体である。 融点は-70℃、沸点は57.6℃で、ケイ素と塩素または塩化水素を加熱するか、ケイ化カルシウムなどを塩素化することによって製造される。高純度の金属ケイ素の製造にも使われる。製造時に廃棄物として出ることがあり、環境問題となっている。