四塩化二リン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/16 07:10 UTC 版)
四塩化二リン | |
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識別情報 | |
CAS登録番号 | 13497-91-1 ![]() |
PubChem | 139480 |
ChemSpider | 123003 |
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特性 | |
化学式 | Cl4P2 |
モル質量 | 203.76 g mol−1 |
外観 | 無色液体 |
融点 | -28 °C, 245 K, -19 °F |
沸点 | 180 °C, 453 K, 356 °F |
関連する物質 | |
その他の陰イオン | 四フッ化二リン 四ヨウ化二リン |
関連物質 | 四フッ化二リン 四ヨウ化二リン |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
四塩化二リン(Diphosphorus tetrachloride)は、化学式P2I4の無機化合物である。無色の液体で、室温近くの空気中で発火する[1]。
合成
1910年に以下の反応によって、Gauthierが最初に合成した。
- 2 PCl3 + H2 → P2Cl4 + 2 HCl
より改良された合成法には、以下のような三塩化リンと銅の共蒸発がある[1]。
- 2 PCl3 + 2 Cu → P2Cl4 + 2 CuCl
反応
室温付近で、三塩化リンと不明瞭な一塩化リンに分解される。
- P2Cl4 → PCl3 + 1/n [PCl]n
シクロヘキセンに付加し、trans-C6H10-1,2-(PCl2)2を与える[1]。
出典
- ^ a b c Driess, M.; Haiber, G. (1993). “Eine neue Synthese von Tetrachlordiphosphan sowie Untersuchungen zur 1,2-Addition an Cycloalkene”. Zeitschrift für Anorganische und Allgemeine Chemie 619: 215–219. doi:10.1002/zaac.19936190135.
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