五硫化二リン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/14 07:48 UTC 版)
五硫化二リン | |
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別名 | 硫化リン(V) |
組成式 | P2S5 |
式量 | 444.555 g/mol |
形状 | 淡黄色固体 |
CAS登録番号 | [1314-80-3] |
密度と相 | 2.09 g/cm3, 固体 |
水への溶解度 | (加水分解) g/100 mL ( ℃) |
融点 | 288 ℃ |
沸点 | 514 ℃ |
五硫化二リン(ごりゅうかにリン、phosphorus pentasulfide)は、分子式 P4S10 で表される、リンと硫黄からなる無機化合物である。淡黄色固体の粉末で、硫化剤などとして工業的に重要である。二硫化炭素やベンゼンには溶けるが、アルコールやアミンとは反応を起こす。分子構造はアダマンタンと類似しており、五酸化二リンとほぼ同じである[1]。
合成
五硫化二リンは液体の白リンを300°Cで硫黄と反応させることで得られる。また、硫黄もしくは黄鉄鉱(硫化鉄(II) FeS からなる鉱物)とリン化鉄(Fe2P、燐灰石から白リンを作るときの副生成物)との反応でも得られる。
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