共有結合結晶とは? わかりやすく解説

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きょうゆうけつごう‐けっしょう〔キヨウイウケツガフケツシヤウ〕【共有結合結晶】

読み方:きょうゆうけつごうけっしょう

原子間の共有結合によって形成される結晶極めて硬く融点高く化学的に安定性質をもつ。ダイヤモンド炭化珪素知られる共有結晶


共有結合結晶

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/27 01:11 UTC 版)

共有結合結晶(きょうゆうけつごうけっしょう、: covalent crystal)は、共有結合によって形成される結晶。一つの結晶粒で一つの分子(巨大分子)を形成しているため、化学式で表す際は形成される元素とその比率により表される。慣用的に「共有結晶(きょうゆうけっしょう)」とも[1][2]


  1. ^ 学術用語集』(物理学編・分光学編)。
  2. ^ 高等学校化学で用いる用語に関する提案(1)(日本化学会、2015年3月17日更新版)。
    高等学校化学で用いる用語に関する提案(1)への反応(日本化学会、2018年1月25日更新版)。


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共有結合結晶

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/19 23:54 UTC 版)

窒化物」の記事における「共有結合結晶」の解説

三次元構造 窒化臭素窒化リン窒化ケイ素含まれるダイヤモンド型窒化物 アルミニウムガリウムインジウムダイヤモンド型窒化物は、四面体構造ウルツ型をとる。例えば、窒化アルミニウムアルミニウム原子窒素原子互いに四面体の4頂点隣り合った構造をしている。この構造すべての炭素原子四面体構造をとった六方ダイヤロンズデーライト)に類似している。しかし、ウルツ型は閃亜鉛鉱ダイヤモンドとは相対的な配向異なる。これには窒化タリウム(I)該当する窒化タリウム(III)は知られていない分子状 これにはジシアン二硫化二窒素四硫化四窒素含まれるまた、硫黄は他に重合した窒化物形成する。これは金属導体であり、一次元金属呼ばれる

※この「共有結合結晶」の解説は、「窒化物」の解説の一部です。
「共有結合結晶」を含む「窒化物」の記事については、「窒化物」の概要を参照ください。

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