一酸化ケイ素
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/16 08:16 UTC 版)
一酸化ケイ素 | |
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Silicon monoxide
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識別情報 | |
3D model (JSmol)
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ChEBI | |
ChemSpider | |
ECHA InfoCard | 100.030.198 |
EC番号 |
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Gmelin参照 | 382 |
MeSH | Silicon+monoxide |
PubChem CID
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UNII | |
CompTox Dashboard (EPA)
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特性 | |
化学式 | SiO |
モル質量 | 44.08 g/mol |
外観 | 黒褐色のガラス状固体 |
密度 | 2.13 g/cm3 |
融点 | 1702 °C, 1975 K, 3096 °F |
沸点 | 1880 °C, 2153 K, 3416 °F |
水への溶解度 | 溶けない |
危険性 | |
NFPA 704(ファイア・ダイアモンド) | |
引火点 | 不燃性 |
関連する物質 | |
その他の 陰イオン |
硫化ケイ素 |
その他の 陽イオン |
一酸化炭素 一酸化ゲルマニウム 酸化スズ(II) 一酸化鉛 |
関連するケイ素酸化物 | 二酸化ケイ素 |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
一酸化ケイ素(いっさんかケイそ、英: silicon monoxide)は、SiOの分子式を持つ化合物である。気体では、二原子分子として存在する[1]。星間分子として検出され[2]、酸化ケイ素として宇宙で最も多量に存在すると考えられている[3]。星間分子としての一酸化ケイ素は、分子雲同士の衝突などで発生した衝撃波が発生した場所で見つかる。気体の一酸化ケイ素が急速に冷却されると、茶色や黒のガラス様のアモルファス固体を形成する。これは使い捨てフィルム等に利用されている[1]。
分子
二酸化ケイ素をケイ素とともに加熱すると、気体の一酸化ケイ素が生成される[1]。
固有名詞の分類
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