一酸化二塩素

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酸化塩素

分子式：	Cl2O
その他の名称：	一酸化二塩素、酸化二塩素、Chloroxydul、Dichlorine monooxide、Chlorine suboxide、クロロキシズル、亜酸化塩素、酸化塩素、Dichlorine oxide、Chlorine oxide、Chlorine monoxide、Oxydichlorine、Oxygen dichloride、Chlorous oxide
体系名：	オキシ二塩素、酸素ジクロリド

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一酸化二塩素

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/10/07 02:04 UTC 版)

一酸化二塩素

物質名
IUPAC名 Oxygen dichloride
組織名 Dichloridooxygen Dichlorooxidane
別名 Dichlorine (mon)oxide Chlorine(I) oxide Hypochlorous oxide Hypochlorous anhydride Chloro hypochlorite
識別情報
CAS登録番号	7791-21-1
3D model (JSmol)	Interactive image
ChEBI	CHEBI:30198
ChemSpider	23048
ECHA InfoCard	100.029.312
PubChem CID	24646
UNII	0EQ5I4TK19
CompTox Dashboard (EPA)	DTXSID50893909
InChI InChI=1S/Cl2O/c1-3-2  Key: RCJVRSBWZCNNQT-UHFFFAOYSA-N  InChI=1/Cl2O/c1-3-2 Key: RCJVRSBWZCNNQT-UHFFFAOYAA
SMILES ClOCl
性質
化学式	Cl2O
モル質量	86.9054 g/mol
外観	黄褐色の気体
融点	−120.6 °C (−185.1 °F; 152.6 K)
沸点	2.0 °C (35.6 °F; 275.1 K)
水への溶解度	非常に溶けやすい
その他溶媒への溶解度	CCl4
構造
双極子モーメント	0.78 ± 0.08 D
熱化学
標準モルエントロピー So	265.9 J K−1 mol−1
標準生成熱 ΔfHo	+80.3 kJ mol−1
危険性
GHS表示:
絵表示
重要な用語	Danger
危険性報告	H290, H314, H400, H411
予防報告	P234, P260, P264, P273, P280, P301+P330+P331, P303+P361+P353, P304+P340, P305+P351+P338, P310, P311, P321, P363, P390, P391, P405, P406, P501
NFPA 704（ファイア・ダイアモンド）	3 4 3 OX
安全データシート (SDS)
関連する物質
その他の 陽イオン	水 酸化臭素(I) 一酸化二ヨウ素
関連する化合物	二フッ化酸素 亜酸化窒素 二酸化塩素
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。  verify (what is  N ?)

一酸化二塩素（いっさんかにえんそ）は、分子式 Cl₂O で表される塩素の酸化物の一種である。Clの酸化数は＋1。かつては亜酸化塩素とも呼ばれたが、この語は現在は非推奨名称である。

酸素原子 (O) 上に2個の塩素原子が結びついた構造を持つ。

反応

次亜塩素酸 (HClO) の酸無水物に相当し、水と反応させると次亜塩素酸に変わる。このことから、この化合物は無水次亜塩素酸とも呼ばれる。

${\ce {Cl2O\ + H2O -> 2HClO}}$ カテゴリ