ホンダ・カブ
スーパーカブ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/21 07:41 UTC 版)
1958年(昭和33年)のC100に始まるシリーズで、世界最多量産のオートバイならびに動力付き輸送用機器である。 高性能・高耐久性により、それ以前の日本市場に存在していた同クラス小型オートバイのみならず、簡易な補助エンジン自転車と上位クラスのスクーターとの双方を一挙に圧倒する大成功を収めた。搭載される空冷4ストロークエンジンの動弁機構をOHVからSOHCへ、燃料供給をキャブレターから燃料噴射装置への変更など機構改良は多岐にわたるが、2010年代に至るまで基本設計の多くが継承され、日本国内および国外で生産される。2011年(平成23年)には同社が小型二輪車の生産拠点海外移管を計画したことから、2012年(平成24年)のモデルチェンジで一度は日本国内での生産終了を発表。しかしアベノミクス効果による円安を受けて方針転換し、2017年(平成29年)には再び日本国内仕様の中国製造を止め熊本県菊池郡大津町平川に所在する同社熊本製作所での製造となった。
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