ホンダ・VRXロードスターとは? わかりやすく解説

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ホンダ・VRXロードスター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/15 16:38 UTC 版)

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ホンダ・VRX Roadster
基本情報
排気量クラス 普通自動二輪車
メーカー 本田技研工業
車体型式 NC33
エンジン NC25E型 398cm3 4ストローク
内径x行程 / 圧縮比 64.0mm x 62.0mm / 9.8:1
最高出力 33PS/7,500rpm
最大トルク 3.5kgf・m/6,000rpm
車両重量 205kg
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VRX Roadster(ブイアールエックス・ロードスター)は、かつて本田技研工業が製造販売していたネイキッドタイプのオートバイである。

車両解説

1995年7月21日発表、同年8月5日発売[1]Vツインエンジンをダブルクレードルフレームに収めたデザインは、トラディショナルなネイキッドバイクにもクルーザーバイクのようにも見える独特のものである。販促用ビデオでは「ロードスポーツ・ルネッサンス」と銘打たれ、「乗って心地良く」「操って楽しく」「見て美しく」というモーターサイクルの原点に立ち返り、長く付き合える定番モデルとして開発された。当初の国内向け年間販売計画台数は8,000台である[2]。合計販売台数は公開されていない。

搭載されるエンジンはスティードの水冷3バルブ52度Vツインエンジンを元に、より鼓動感を追求するためクランクウェブ・バランスを変更したものである。また高速域での快適性のため、高回転域では振動が軽減するよう設計されている。吸排気系統を見直し、スティード400の30馬力から33馬力へと出力を向上させている。テーパー形状の右側二本出しマフラーは内部で連結されており、容量の増加などによってスティードよりも高回転域での伸びを実現している。

ハンドルバーはクルーザーに多く見られるインチバーが採用されている。マフラーとエキゾーストパイプ、砲弾型メーターケース、アルミリムなど、クロームメッキやバフ掛けを多用し高級感を高める演出がされている。 シート下には5Lのユーティリティーボックスを備える。サイドスタンドのみであり、センタースタンドは装備されない。

カラーは「ブラック」、「パールグレートブルー」、「キャンディトランスパレントレッド」の3色をラインナップした。

1996年6月には、タンクのエンブレムを金色に変更し、エアクリーナーケースやフロントフォークなどの一部のパーツを除いて全て黒仕上げとした「スペシャルブラック」を発売。

1999年、生産終了。

脚注

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注釈

出典

関連項目

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