ホンダ・フリーウェイとは? わかりやすく解説

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ホンダ・フリーウェイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/05 18:50 UTC 版)

フリーウェイ
Freeway
基本情報
排気量クラス 普通自動二輪車
車体型式 MF03
エンジン MF03E型 244 cm3 4ストローク
水冷水冷4ストローク。2バルブSOHC単気筒
内径×行程 / 圧縮比 72.0 mm × 60.0 mm / 10.0:1
最高出力 20PS/7,000rpm
最大トルク 2.2kg-m/5,500rpm
車両重量 145 kg
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フリーウェイ(FREEWAY)は、本田技研工業が製造販売したスクータータイプのオートバイ(普通自動二輪車)である。

概要

1989年6月8日に発売。型式名MF03。ヘルメットを2個収納可能なメットインスペースを史上初めてシート下へ配置した普通自動二輪車(250ccクラス)のスクーター[1]である。

全長184cmという小さな車体のシート下に容積32Lのメットインスペースを確保するために車体が新たに設計され、燃料タンクは足元下に設置し、エンジンは前傾とした新開発MF03E型を搭載、またダンパとゴムブッシュを使用したダブルリンク式ハンガーリンクとアシストダンパ(テンションロッド)を組み合わせて、エンジンマウントの防振リンクを小型化すると共に、前後とも10インチの扁平チューブレスタイヤを採用した。燃料タンクはキャブレタよりの位置より低いために、負圧式フューエルポンプを採用している。

パーキングブレーキ、オートキャンセル式ウィンカを装備している。 オプションとして、大型フロントスクリーン、グリップヒーター、大型リアキャリア等が設定されている。

Fから始まる車名であり、Freewayに続きFusionやForesight、Forza、Fazeと続く。後に湧き上がる250ccビッグスクーターブームの先駆。型式名は250クラスのMに続くFシリーズの03であり先駆。

数回のマイナーチェンジを実施し、約10年後の1999年10月に生産終了となった。

遍歴

  • 1989年6月8日 - 発売。車体番号MF03-1000001- (CH250K CH250K-2)
  • 1993年1月12日 - マイナーチェンジを実施。車体番号MF03-1100001- (CH250P)。
  • 1994年2月23日 - マイナーチェンジを実施。車体番号MF03-1200001- (CH250R CH250R-2)。
  • 1997年2月 - マイナーチェンジを実施。車体番号MF03-1300001- (CH250V CH250V-2)。

脚注

外部リンク

  • ホンダ製品アーカイブ・フリーウェイ archive
  • 1993年01月11日ニュースリリース 大容量のセンタートランクを内蔵し高速道路も走れる軽二輪スクーター「ホンダ フリーウェイ」のカラーリングを一新し発売 Honda Motor Co., Ltd
  • 1994年02月18日ニュースリリース 大容量のセンタートランクを内蔵し高速道路も走れる軽二輪スクーター「ホンダ フリーウェイ」のカラーリングを変更し発売 Honda Motor Co., Ltd




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