生産終了後の人気
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/13 14:11 UTC 版)
「ホンダ・モトコンポ」の記事における「生産終了後の人気」の解説
そのユニークな特徴から、漫画やアニメなどに登場することが多く、生産終了後に人気が高まり、マニア層からは息の長い人気が続いた。特に漫画『逮捕しちゃうぞ』は、モトコンポの生産終了後の作品(1985年が最終年式であるのに対し1986年開始の作品)であるにもかかわらず、強い印象を与えた。 ネットオークションなどでは当時の販売価格以上の値がつくことも多々あり、特に改造された高性能な車両は高価で取引されている。エンジンの非力さに起因する加速や最高速度の不満を解消すべく、購入後に大幅な改造を試みる者も多く、ロードパルSの2段変速機への部品交換(アニメ『逮捕しちゃうぞ』に登場するモトコンポにおいても同様の演出が見られる。第4話「on the road AGAIN」では、作中で実際に変速音が聞こえている)や、乗せ変えやすさからカレンのエンジンに換装することが多い。 また、高性能エンジンへの載せ換えは、ホンダDioシリーズや、ヤマハJOGシリーズのエンジンを使用したものが数多く見られる。中には、ホンダフリーウェイの250ccエンジンを搭載した車両がネットに紹介されたこともある。Dioのエンジンを載せてチューニングを施したマシンにおいては、サーキット走行で90km/h程度の最高速度を記録した記事が月刊オートバイに掲載された。 同様のコンセプトの電動アシスト自転車としては、同社から2001年に発売されたステップコンポシリーズがある。
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