ビッグスクーターブーム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 17:09 UTC 版)
「スクーター」の記事における「ビッグスクーターブーム」の解説
ホンダ・スペイシー250フリーウェイは250ccのエンジンを採用し、さらにホンダ・フリーウェイでヘルメットを2個収納可能なメットインタイプとなった。また、1986年発売のホンダ・フュージョンはロングホイールベースを初めて採用したが、当時はそれほど注目されなかった。これらのクラスはホンダの独壇場であったが、1995年にヤマハがマジェスティを発売し、そのデザインと共に利便性・快適性を求めたコンセプトがヒットしシェアは8.6%となった。ホンダ・フォーサイトの発売と大ヒットによりシェアも13.1%となって、その後ビッグスクーターのラインナップは拡大し、国内4メーカーのうち、カワサキを除く3社が幅広い商品ラインを展開している。これらブームも続き、ピークとなる2005年にはシェアはほぼ半分、6月にはオートマチック限定免許も新設された。 原動機付自転車と異なり、二段階右折・30km/hの法定速度など制限を受けず、快適性が高く、また通常のオートバイよりも二人乗用が快適など利便性と簡便性において優位性を持っていることがブームとなった理由と見られている。 日本で「ビッグ・スクーター(Big Scooter)」と呼ぶスクーターは、ヨーロッパで「マキシ・スクーター(Maxi Scooter)」と呼ぶ。
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