さいゆうき〔サイイウキ〕【西遊記】
読み方:さいゆうき
中国、明代の長編小説。四大奇書の一。100回。呉承恩(ごしょうおん)の作といわれる。唐の玄奘(げんじょう)三蔵が、孫悟空・猪八戒(ちょはっかい)・沙悟浄(さごじょう)を供に、さまざまの苦難にあいながら天竺(てんじく)(インド)へ行って、仏典を得て帰る話。
中国、宋末から元初の紀行文。2巻。元の李志常(りしじょう)撰。チンギス=ハンに招かれ、師の長春真人と西遊したときの記録。長春真人西遊記。
江戸後期の紀行・随筆。正編・続編各5巻。橘南谿(たちばななんけい)著。寛政7〜10年(1795〜1798)刊。「東遊記」の姉妹編。天明2年(1782)から山陽・西海・南海の諸道を旅行して得た奇談を収める。
邱永漢によるの現代日本語訳版。「中央公論」誌に昭和33年(1958)から昭和38年(1963)まで連載。単行本は昭和34年(1959)から昭和38年(1963)にかけて、全8巻を刊行。
西遊記
西遊記
西遊記
西遊記
西遊記
西遊記
西遊記
西遊記
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『西遊記』(さいゆうき、繁体字: 西遊記; 簡体字: 西游记; 拼音: Xī Yóu Jì; ウェード式: Hsi-yu chi; 粤拼: sai¹ jau⁴ gei³、タイ語: ไซอิ๋ว、ベトナム語: Tây du ký)は、中国で16世紀の明の時代に大成した白話小説で、唐僧・三蔵法師が白馬・玉龍に乗って三神仙(神通力を持った仙人)、孫悟空、猪八戒、沙悟浄を供に従え、幾多の苦難を乗り越え天竺へ取経を目指す物語、全100回。中国四大奇書に数えられる。 著者は、『淮安府志』(明、天啓年間成立)に、呉承恩(1504年頃 - 1582年頃、江南省出身)の著書として「西遊記」という書名が記述されていることから、彼が作者であると20世紀の中国では定説化していたが、批判的な説が存在し、明確な結論は出ていない。詳しくは後述(#原作者の謎)。
- 1 西遊記とは
- 2 西遊記の概要
西遊記
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/07 16:57 UTC 版)
西遊記にて、名馬の名前の内に挙げられる場面がある。 乃是:驊騮騏驥,騄駬繊離;龍媒紫燕,挟翼驌驦;駃騠銀騔,騕褭飛黄;騊駼翻羽,赤兔超光;踰輝弥景,騰霧勝黄;追風絶地,飛翮奔霄;逸飄赤電,銅爵浮雲;驄瓏虎𩤲,絶塵紫驎;四極大宛,八駿九逸,千里絶群。此等良馬,一个个嘶風逐電精神壮,踏霧登雲気力長。
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西遊記
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「神話・伝説の乗り物の一覧」の記事における「西遊記」の解説
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西遊記
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『西遊記』では「高天上聖大慈仁者玉皇大天尊玄穹高上帝」の名で登場し、霊霄殿に出御し朝政を行っているとする。
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西遊記
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西遊記では、第一夫人は翠雲山の羅刹女(鉄扇公主)、積雪山の玉面公主(万年狐王の娘)が第二夫人。主人公の孫悟空(美猴王 / 斉天大聖)とかつては義兄弟の仲で、長兄として天界に歯向かったが、のちに三蔵法師の弟子となった孫悟空に息子の紅孩児を観音菩薩の弟子にされ、猪八戒に玉面公主を殺され、芭蕉扇を巡って孫悟空と哪吒太子をはじめとする天界の将と戦った。孫悟空と義兄弟時、平天大聖と自称していた。本相(正体)は体長1,000丈(3,330m)、体高800丈(2,666m)の白牛。 彼の弟である如意真仙という妖仙が西梁女国にいる。 武器は混鉄棍、外出時には避水金晶獣に乗る。
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西遊記
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西遊記の雑劇である元曲の『雜劇·楊景賢·西遊記·第三本』第十二折鬼母皈依、『鬼子母掲鉢記』、『西天取経』(呉昌齢)第12齣の鬼母帰依などでは愛奴児が三蔵法師を捕まえており、そこに登場した釈迦如来に帰依する。雜劇·楊景賢·西遊記·第三本では愛奴児の別称が紅孩児となっている。明以降の西遊記では紅孩児の回で観音菩薩のところで一箇所取次ぎに顔をだすのみになった。
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西遊記
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烏鶏国を出発した三蔵一行を見つけた紅孩児は、木に自らを吊るし彼らに助けを呼び、自分は賊に一家を襲われここに置き去りにされたと泣きながら訴える。一目で妖怪だと見抜いた孫悟空は無視して通り過ぎようと言うが、妖術を見抜けぬ三蔵は一緒に連れて行くよう命じる。悟空は隙を見て妖怪を殺そうとするが、先手を取った紅孩児は三蔵をさらい飛び去ってしまった。 土地神たちから妖怪の正体を聞いた悟空は「相手が自分の義理の甥(父・牛魔王は「美猴王」と名乗っていた頃の兄貴分)なら話は早い」と、猪八戒とともに火雲洞に向かう。だがそんな事情にも聞く耳を持たない紅孩児は、五行をなぞらえた5台の火車を率いて現れ、三昧真火で二人を追い払ってしまう。火なら水に弱いだろうと、悟空は竜王たちに頼み天から水を降らせるが、まったく効果は無く、そればかりか火から逃げて水に飛び込んだところ急激な温度差で仮死状態となってしまう。八戒の按摩禅法で息を吹き返した彼は、今度は牛魔王に化けて堂々と乗り込みに行くが、怪しんだ紅孩児の質問責めにあい彼の生年月日を答えることができずに再び逃げ帰るはめになった。 悟空が観世音菩薩に力を借りに行くと、わざと負けて自分のところにおびき寄せるように言われる。またしても戦いを挑まれた紅孩児は、逃げる悟空を追って補陀落山まで来るが、観音まで逃げ去ってしまったので、得意になって目の前にある蓮台に戯れに座った。すると蓮台は刀で作られた台に変わり、その刃は紅孩児の両腿に食い込んだ。これはあらかじめ観音が36の天罡刀(てんごうとう)を使って作った罠であった。まったく身動きできなくなった彼は頭、両手、両足に金箍をはめられ取り押さえられ、ついには改心し仏門に入った。だが、このことは後に牛魔王との争いに発展する。
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西遊記
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「この歌が終わったら -When this song is over-」の記事における「西遊記」の解説
綾篠で車中泊をしてまでやってきた、アイドルの追っかけ3人組。彼らの目に留まったアイドルは必ず売れることから、業界関係者から注目されている存在。
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西遊記
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明代に集大成された西遊記では善財童子は紅孩児が観音菩薩に帰依した後の名とされる。
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西遊記 (1960年の映画)
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「ぼくのそんごくう」の記事における「西遊記 (1960年の映画)」の解説
最初のアニメ化は、連載終了からまもない1960年に東映動画が制作した劇場アニメ『西遊記』である。キャラクターデザインやストーリーは大幅に改変され、オリジナルに近い作品に仕上がっている。 詳細は「西遊記 (1960年の映画)」を参照 この作品には手塚もスタッフとして加わり、自らストーリーボードを描くなどしている。ただし、途中からは多忙で顔出しできなくなり、自分の代わりに石ノ森章太郎とアシスタントだった月岡貞夫を助手として現場に派遣した。手塚にとっては原作者という側面と、アニメ制作の勉強という目的もあっての参加であったが、制作の進め方を巡って東映動画側のスタッフと齟齬が生じた面もあった。この経験が自ら虫プロダクションを創設するきっかけにもなった。
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西遊記
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小説『西遊記』では、托塔李天王の第三太子で、天帝が魔王鎮圧のために李天王が李靖として俗界に遣わされた時の妻・素知夫人の胎内に宿らせた子である。前世は天帝側近の大羅仙であった。三面六臂の術を使い、斬妖剣(ざんようけん)・.mw-parser-output .jis2004font{font-family:"源ノ角ゴシック JP Normal","源ノ角ゴシック JP","Source Han Sans Normal","Source Han Sans","NotoSansJP-DemiLight","Noto Sans CJK JP DemiLight","ヒラギノ角ゴ ProN W3","ヒラギノ角ゴ ProN","Hiragino Kaku Gothic ProN","メイリオ",Meiryo,"新ゴ Pr6N R","A-OTF 新ゴ Pr6N R","小塚ゴシック Pr6N M","IPAexゴシック","Takaoゴシック","XANO明朝U32","XANO明朝","和田研中丸ゴシック2004絵文字","和田研中丸ゴシック2004ARIB","和田研中丸ゴシック2004P4","和田研細丸ゴシック2004絵文字","和田研細丸ゴシック2004ARIB","和田研細丸ゴシック2004P4","和田研細丸ゴシックProN",YOzFont04,"IPA Pゴシック","Yu Gothic UI","Meiryo UI","MS Pゴシック";font-feature-settings:"jp04"1}砍妖刀(かんようとう)・縛妖索(ばくようさく)・降妖杵(こうようしょ)・綉毬(しゅうきゅう)・火輪(かりん)の六種の得物で戦う。 兄弟は、長兄が釈迦如来の弟子の前部護法(俗名:金吒)、次兄が観音菩薩の弟子の恵岸行者(俗名:木叉)、妹が貞英。また、命をつけてもらった地湧夫人(義妹・妖怪)は托塔李天王を父、哪吒を兄としてあがめていた。 地湧夫人の回(第83回)には、左手に哪、右手に吒の字が浮かんだ姿で生まれ、それを名前としたと、誕生の詳細が説明される。哪吒は、生後三日目に湯浴みの途中で、裸のまま海中に飛び込んで竜王の水晶宮に行き、蛟龍の背筋を引きぬき、縧子(しごき)にしようとした。父・李天王は後難を恐れて幼いうちに殺そうとしたため、激怒した哪吒は自ら体を切って、肉を母に骨を父に返上して死んでしまった。父の精と母の血を捨てたその霊魂は、西方極楽浄土に向かい、釈迦如来に訴え、助けを求めた。如来は蓮の葉や根で肉体を造って、起死回生の真言を唱えて彼を蘇生させた。 生まれ変わった哪吒は、神力・法力で九十六洞の妖魔を退治するという武勲を立てるが、かつて骨をえぐられた恨みを忘れず、父に復讐しようとしたので、李天王は如来に助けを求め、如来のとりなしでひとまず和解した。李天王は如来より如意黄金宝塔なる舎利塔を預かっていて、この法力で哪吒の復讐心を抑えている。李天王を「托塔李天王」と言うのはこのことを指すと物語では説明される。 後に孫悟空が弼馬温の役職に不満を持って天界で暴れた時には、父やその部下の巨霊神とともに討伐に出るが敗退し、顕聖二郎真君を召喚することになる。悟空が三蔵法師に従うようになってからは、天帝の部下として天から取経の旅を見守り、何度かその困難を救うこととなる。特に獨角兕大王(どっかくじだいおう)との戦いでは、父・托塔天王とともに天界軍を率いて悟空に助勢した。もっとも、大王が「金剛琢」を持っていたので、さすがに敵わず武装解除されてしまう。物語の中では哪吒太子は敬虔で忠実な息子としての姿しか見せないが、父は息子の復讐を常に恐れており、黄金宝塔を握りしめる描写がある(と言うと黄金宝塔は小さいお守りのように聞こえるが、実は仏舎利塔つまり置物でかなりの高さがある。小さい物でも22センチメートル)。 「西遊記の成立史」も参照
※この「西遊記」の解説は、「哪吒」の解説の一部です。
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西遊記
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/19 07:47 UTC 版)
詳細は「西遊記」を参照 元代に成立した小説『西遊記』は、『大唐西域記』や 『大慈恩寺三蔵法師伝』を踏まえたうえで書かれており、玄奘は三蔵の名で登場している。 詳細は「三蔵法師」を参照 なお、三蔵法師とは経、律、論の三つに精通している僧侶に対して皇帝から与えられる敬称であり、本来は玄奘に限ったものではない。例えば鳩摩羅什、真諦、不空金剛、霊仙なども「三蔵法師」の敬称を得ている。だが今日では、特筆すべき功績を残した僧侶として「三蔵法師」といえば、玄奘のことを指すことが多くなった。
※この「西遊記」の解説は、「玄奘」の解説の一部です。
「西遊記」を含む「玄奘」の記事については、「玄奘」の概要を参照ください。
西遊記(パート1)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 15:37 UTC 版)
「西遊記の登場人物」の記事における「西遊記(パート1)」の解説
【登場回:第1話】 混世魔王(こんせいまおう)- 松崎真 悟空が水簾洞を留守にしている間、手下の小魔軍を連れて水簾洞を占拠しようとした。長刀で襲いかかってくるが、身外身の術に敗れた。この戦いの後、悟空は仙術道術だけでなく武芸を磨く必要を感じて、自分に相応しい武器を探す。 【登場回:第2話】 黒風大王 - 大前均 黒風山黒風洞に棲む妖怪。黒熊の化身。原作ではもともとはお堂の火事をみて善意から消しにきたのだが、老院主と同様に袈裟を見て悪心を起こして持ち去った。真っ黒な外見で、追いすがる悟空を振り切り、洞の門を閉めて隠れるが、仙薬に化けた悟空を飲み込んでしまい、内から責められて降参する。 【登場回:第3話】 黄風大王 - 柳谷寛 黄風嶺黄風洞の老妖で、大王を名乗る。白虎の化身。三蔵の誘拐には反対したが、三蔵の弟子達の殴り込みにあって、三昧(神)風という技をもって、悟空を失明させたが、盲目の悟空に打ち破られた。人間に狩られて数を減らした虎族のために、人間に復讐していたと知った三蔵によって情けをかけられる。 虎先兵(こせんへい)- 平泉征 黄風大王の手下で親衛隊長。豪放磊落な虎の化け物で、酒の肴として三蔵を捕らえたが、大王には不評だった。分身機影の術を操る。沙悟浄に敗れた。(原作での名前は虎先鋒で、金蝉脱殻の法を使う) 【登場回:第4話】 金角 - 内田良平 平頂山蓮華洞に棲む魔物。長寿を続けるため功徳を積んだ坊主を狙っては食べている。おかっぱ髪に髭もじゃで、頭に大きな一本角があった。悟浄にも敵わないほど弱く、妻の神通力と知恵に頼りっきりである。銀角が、金のひょうたんに悟空を吸い込んだが、金角が封を開けてしまったことで逃げられ、孫悟空の弟「ぐうごそん」を名乗る悟空の反撃をうけて、偽物と思いこんだ金ひょうたんに吸い込まれ、溶けて消滅した。 銀角 - 三条泰子/第4話 金角の妻。若い女に化けて八戒を色仕掛けで捕らえ、老女に化けて悟空を騙しておんぶさせ、山の下敷きにした。武勇、知略に優れ、悟空が投げた幌金縄(こうごんじょう)を、鬆縄呪(そうじょうじゅ)を唱えて縄をほどき、逆に緊縄呪(きんじょうじゅ)の呪文で悟空を縛るのに使った。悟空と互角に戦う。縄から抜け出した悟空も、金のひょうたんで吸い込み、危機一髪だった。夫を失って魔力を失った。 精細鬼(せいさいき)- 新山ひでや 伶俐虫(れいりちゅう)- 新山えつや 二人組の妖魔。二人して金のひょうたんをもって悟空を吸い込みにいくが、逆に道士に化けた悟空に騙されて赤葫蘆と取り替えてしまって、取られてしまう。帰って袋だたきにあった。腹に「鬼」「虫」と書かれてある。 巴山虎(はざんこ)- 多宮健二 倚海竜(いかいりゅう)- 山口譲 二人組の妖魔。腹に「虎」「龍」と書いてある。巴山虎は片目。悟空に欺されて圧竜洞の場所を吐かされて簡単にのされてしまう。 老奶奶(おばば)- 天本英世/第4話 圧竜山圧竜洞に棲む老妖怪。幌金縄(こうごんじょう)という縄となる宝杖を持っている。悟空に叩き殺された。ドラマでは銀角の老母、金角の姑。俳優の天本英世が女役をしており、口紅をつけていることで辛うじて女性の役であることがわかる。 【登場回:第5話】 牛魔王 - 山本昌平 悟空が化けた偽者。牛角の帽子をかぶり、鷹匠のような格好をしている。聖嬰大王を騙して三蔵を解放させようとしたが、術が解けて露見した。第24話に登場する牛魔王とは配役や容姿が異なる。 【登場回:第6話】 赤袍怪(せきほうかい)- 片桐竜次 若い娘になって三蔵を瞞そうとしたが、悟空に見破られ、死体を残して去る。このキャラはドラマの創作で三妖怪の一人目。二刀流で戦う。青袍怪とともに、黄袍怪の妻子を誘拐して、三蔵との交換を要求したが、悟空に打ち殺された。 青袍怪(せいほうかい)- 根岸一正 赤袍怪が化けた若い娘の老母になって現れるが、再び悟空に見破られ、死体を残して去る。このキャラはドラマの創作で三妖怪の二人目。青竜刀を使う。悟浄と八戒に斬り殺された。 黄袍怪(こうほうかい) - 高橋長英 白虎山波月洞に棲む妖怪。このドラマでは三妖怪の三人目。ドラマではもともとは人間で妖怪に師事して身をやつしたという設定。前述二人の娘と老母の連れ合いの老父に化けるが、三度悟空に見破られ、死体を残して去る。弓や青竜刀を使う。赤袍怪と青袍怪に斬られて死亡。 【登場回:第7話】 日照り妖怪 - 桑山正一 五百五十二年前に村人に一人息子を連れ去られた復讐に、一帯に日照りを起こし、赤紙を貼って男の子を生贄に要求していた。戦うときは白い面に赤い髪、黄色い蓑、緑の手という風貌。銛を武器にする。沙悟浄を息子といい、名前をショウチンであるといった。「ペーケームコーサーサーラー…」というカッパ語の子守歌を歌う。 【登場回:第8話】 鱗青魔王 - 中尾彬/第8話 臥龍山(がりょうざん)に棲む青大将の化身。人間の山賊の姿で未亡人を誘拐しようとしたが、悟空に阻止されて左目をやられる。その復讐に三蔵と悟浄を拉致した。本性をだすと緑の肌になり、テレパシーのようなもので話すらしく、口を動かさずに会話する。長刀を武器として戦うが、最後は青い壺の中で爆死する。 【登場回:第9話】 地湧夫人(ちようふじん) - 堀井永子/第9話 元来は托塔李天王の血のつながらない義理の娘で、金鼻白鼠の化身だが、このドラマではそのくだりはなく、雌山犬の化身という独自の設定になっている。李天英の後妻。陥空山(えんくうざん)を活動場所とするが、ほかに村に宿屋も持っていた。英貞のほかに、五匹の山犬の息子達がいる。投針を武器にする。悟空に五匹の息子達を殺されて、自身も敗れるが、英貞の命乞いによって見逃された。 英貞(えいてい)- 沢井桃子/第9話 元来は托塔李天王の末娘であるが、このドラマでは、人間(李天英)と妖怪(地湧夫人)の間に生まれた娘という独自の設定。 【登場回:第10話】 道士 - 中庸介 烏鶏国にやってきた雨乞い道士。オオトカゲの化身で肌が氷のように冷たい。王妃に色欲を抱き、国王を井戸に突き落として殺してその姿に変身して成りすました。変化(へんげ)を得意とする。戦うときは鬼面に緑の髪という風貌になる。悟空に退治された。 【登場回:第11話】 唯晩怪(ゆうばんかい)- 町田祥子 「男と女どっちが惚れるものか?」というくだらない諍いで、夫婦別れして昼と夜の境に壁を作った。唯昼怪の妻で吸血コウモリの化身。夜を支配する。夜だけの町の人々は多くが眠り続けさせられていた。空中戦を得意とするが、悟空には敵わなかった。八戒に見込まれたので迷惑半分に利用するが、余りに役に立たないので愛想を尽かす。夫とは復縁したい様子で意地を張っていただけであった。 唯昼怪(ゆうちゅうかい)- 高杉玄 「男と女どっちが惚れるものか?」というくだらない諍いで、夫婦別れして昼と夜の境に壁を作った。唯晩怪の夫でハゲワシの化身。昼を支配する。昼だけの町の人々は休み無く働かされていた。夜は鳥目でよく見えないという大きな弱点がある。悟空が唯晩怪を叩き殺そうとしたときに、身を挺してかばい命乞いをしたことで、夫婦は和解した。 【登場回:第12話】 虎力大仙(こりきたいせん)- 曽根晴美 ドラマでは御三家大仙の一人で勇ましい虎の精。酒をゴクゴク飲んで妖力を発揮する。車遅国の住民に手枷足枷をはめて洞窟の石牢で酒造させている。三匹ともサディストで、人間の苦しみや喘ぎ声、悲鳴が何よりの酒の肴だとうそぶいていた。御三家のリーダー格。腕輪をはめており、三人の組み手で熱線を発する術を使う。退治された後、三匹とも三蔵により助命された。 鹿力大仙(ろくりきたいせん)- 潮建志 ドラマでは御三家大仙の一人で水色のアイシャドーの鹿の精。宝石(主に真珠の首飾り)をバリバリ食べて妖力を発揮する。拷問した村人の悲鳴を聞いて宝石の味がよくなったといい、さらに拷問を続けさせた。 羊力大仙(ようりきたいせん)- 五木暁 ドラマでは御三家大仙の一人でオネエ言葉を話す羊の精。紙をムシャムシャ食べて妖力を発揮する。車遅国の住民に手枷足枷をはめて洞窟の石牢で紙をすくわせている。乱戦のなかで羊力大仙が悟空にすり替わられたことで組み手が使えなくなった。 【登場回:第13話】 なめくじ妖怪 - 沼田爆 雨降山のヌルヌル妖怪。人間の娘を拐かして重婚生活を送っているが、最近は雑巾のように扱き使われ、辟易していた。退治に来た人間は目玉をくり抜いたり、首の骨を折ったりして撃退したようで、暴力的な一面もある。蚕の糸のようなものを吹きかけて雁字搦めにする術を使う。同種族の妻、三人の子がいる。塩が弱点で、なめくじに塩は「原爆以上の恐怖」とのこと。溶けかかったところを悟空に救われる。 【登場回:第14話】 鯰震魔王(ねんしんまおう)- 天津敏 摩風湖の湖底に住む大なまずで地震妖怪。八戒、悟浄、悟空を次々と飲み込んだ。善智上人と結託して10人以上の旅の僧をすでに喰らっていた。強欲で百面怪と争うが、腕力では圧倒的だった。悟空に退治される。落ち武者のように頭頂部をそり上げて、なまずらしく髭をながく伸ばす。 百面怪 - ? 顔のない、変幻自在の妖怪。のっぺらぼう。ヒキガエルの化身。次々と変化(へんげ)して悟空たちを混乱させ、疑心の念を抱かせて仲違いさせた。ずる賢く、すばしっこいが腕力に劣る。顔のない状態では、奇声や笑い声しかだせないようである。悟空に退治された。正体がわかった後の偽八戒は帽子の飾りの色が水色と異なるシーンがあるが、他の場面では違いはない。 【登場回:第15話】 道順 - 花沢徳衛 大秘境の岩山の洞窟でトンネルを掘っている。二十年前にここで亡くした妻と子供の菩提を弔うため、旅人を救うために掘っているのだと言って、三蔵を感動させるが、その実は強欲な鬼で、財宝を狙っていた。カラスの群れを操り、三蔵らを鳥葬にしようとしたが、破門された悟空が戻って退治された。 【登場回:第16話】 独角大王 - 長門勇 金兜山金兜洞(きんとうざんきんとうどう)の妖怪。三千年前に妻を亡くして男やもめだったが、妖怪の身で人間の春嬌に本気の恋をしてしまった。一本の大きな角を頭に生やし、尖った耳、赤鼻。金剛琢(こんごうたく)という白い輪を持つが、これは何でも引きつけてしまう。彼本来の真心によって救われた。 李彪 - 三角八郎 独角大王の部下。人間のような名前だが、大王と同じく一本角で、尖った耳、ちょび髭を生やしている。新しいおもちゃに困る大王に、如意棒を奪うように進言した。農民に化けたが見破られて悟空に打ち殺される。 【登場回:第18話】 バッタ女王 - 緑魔子 ロプノールという幻の湖を追いかけ続けるバッタの大群を指揮する女王。手下に七人のバッタ妖怪を従えている。他のバッタは普通のバッタだが、噛みつかれたものは豚になる呪いがかかっている。このバッタの大群をつかって幻の湖が出現した場所を占領し、邪魔な人間は豚に変え、悟浄も豚に変えた。しかし本当は安住の地を求めていて、手下に裏切られたが、三蔵の和解案を受諾した。 【登場回:第19話】 欽法国の侍従長 - 大下哲矢 道教派の親玉で吸血鬼。吸血妖怪の正体は三蔵であると讒言したが、その実は宴席で三蔵に毒を盛って吸血鬼にしたのであった。悟空に退治される。 欽法国の王妃 - 黒沢のり子 道教の信者で吸血鬼。国内に道教が広まった暁には、国王を殺して自ら女王として即位することを計画していた。悟浄と八戒に斬られ、退治される。 【登場回:第21話】 賽太歳(さいたいさい)- 田中浩 このドラマでは黒豚の妖怪という設定で、朱紫国の王に成り代わっただけでは飽きたらず、豚教なる新興宗教を興し、願をかけて通過した一万匹目の豚である八戒に、王女の生き血を捧げて豚教の偶像にし、絶対的な支配を確立しようとしていた。シュウキュウ竹という神器を持つが、これは高麗の比丘尼菩薩に李成周が貰ったもので、一吹きすると何でも石に変え、反対に吹くとも戻すという力がある。八戒を巨大石像とし、悟浄の右手を石としたが、悟空と戦い、如意棒に押しつぶされて退治された。 【登場回:第22話】 道士・広良 - 蟹江敬三 八百年前に天帝に滅ぼされたが成仏することもならず、僧侶の血肉を糧にこの世をさまよう魔物。盤糸洞に棲む四人兄妹で、僧侶の生き血を手に入れなければ実体を失い、幽鬼と彷徨うという宿命にある。三蔵を捕らえ、悟空を降伏させたが、美宝に刺されて滅んだ。兄妹は結局は三蔵のお経によって成仏したようである。 美麗 - 泉晶子 広良の妹。お斎をもらいにきた三蔵に、蛭や蚊の目玉、人間の脳みそ、人の爪の炒り揚げたもの、犬の血、猫のはらわたをやろうとした。戦闘では美爛と共同で戦い、口から毒針を飛ばして、神出鬼没。悟空も撃退した。 美爛(びらん)- 日向亜希 広良の妹。笛を嗜む。自堕落な生活を推奨する快楽道(けらくどう)を諭し、爬虫類の精をしぼりだした毒酒で八戒をたらし込んで堕落させ、その妻となった。戦闘では美麗と共同で戦い、口から毒針を飛ばして、神出鬼没。 美宝 - 島本須美 広良の妹。兄妹のなかで唯一、良心を残しており、毒酒を飲ませて悟浄を堕落させることに疑念を持った。悟浄の妻となり、兄たちが悟浄も食べる気であることを知って逃がそうとしたが、酒に迷った悟浄は聞かなかったので、兄を殺し、兄妹ともに滅ぶことを選んだ。 【登場回:第23話】 如意真仙(にょいしんせん)- 北城寿太郎 このドラマでは女人国を支配する妖怪。緑のカツラで、スパンコールの入った赤と紫の胴衣という、悟空曰く「カーニバルでもやってるの?」というド派手な出で立ちをしている。子母河(しぼかわ)の源泉、解陽山の破児洞に棲んで、流域23地区に河守をおいて支配していた。如意鉤(にょいかぎ)という武器を持つ。秀英に退治された。 【登場回:第24話】 牛魔王 - 小島三児 悟空とは義兄弟の契りを交わした間柄で兄貴分。ドラマでは二度目の登場だが、第5話とは配役・容姿が異なる。原作では息子の紅孩児(こうがいじ)の処遇に恨みを持っていたが、ドラマではそのくだりは登場せず。筋斗雲とほぼ同じサイズの黒雲で空中を移動する。玉面公主の色香に迷い、妻とは別居中だった。竜王からの誘いという悟空の偽計にひっかかって留守にした間に芭蕉扇を奪われたと知り、悟浄に化けて悟空を欺き芭蕉扇を奪い返した。後を追ってきた悟空と対決するが勝負がつかず芭蕉洞へ撤退。玉面公主の浮気に懲りて、妻の元に返った。 羅刹女(らせつじょ)- 児島美ゆき/第24話 翠雲山(すいうんざん)芭蕉洞に棲む妖怪。別名、鉄扇公主。牛魔王の妻で、ひと掃きで八万四千里を吹き飛ばす風力を持つ霊宝・芭蕉扇を持つ。芭蕉扇を借りに芭蕉洞にやってきた悟空に立ち向かうが、実力では敵わぬと悟り芭蕉扇を渡す。だがそれは偽者であり、牛魔王に化けた悟空が再び訪れて芭蕉扇を奪われると、瞞されたと気付いて三蔵を誘拐したが、牛魔王が妻の元に戻ったので芭蕉扇を快く貸すことにした。 【登場回:第25話】 妖怪大王 - 大久保鷹 赤い毛の鬣(たてがみ)に、第三の目、右の鼻の穴に骨をつっこんでいるという奇相の大王。髑髏を持つ。人間の生き血をすすり、闘技用に人間の剣闘士も飼っていた。傲慢で無知。三蔵の詭弁に恐れおののいて退治された。原作のモデルは獅駝国(しだこく)の大王。 関門長官 - 市村昌治 関門を通った三蔵を、通過する4242(しにしに)人目の妖怪であると宣言して、試験を免除させ、国賓待遇で迎えた。頭に手を模した冠をかぶる。悟空の刑罰は目玉くりぬきの上で火あぶり、八戒と悟浄は耳と鼻削ぎの上で火あぶりと発表する。 将軍 - 大前均 黒い鎧に白いスカーフを身につける大男。三蔵の偽装がばれると、これを捕らえてむち打った。さらに大勢の部下を連れて悟空を捕らえに行ったが、取り逃がした。持っている杖は火を噴く。 隊長 - 沖田駿一 金の鎧を身につける。関門での警護と、悟空の逮捕に出動する。八戒を捕縛し、大木槌で悟空と戦った。悟空には一旦やられたふりをしてうつしみの術で三蔵の姿を見せて、背後からの一撃で悟空を倒した。原作のモデルは獅駝国(しだこく)の三大王。 三級妖怪相手の女 - 梅津栄 八戒も悶絶するほどのおかちめんこで、八戒を「私のトンちゃん」と呼んで熱烈に襲いかかった。梅津栄が女役で体当たり演技を敢行している。このドラマで最高の醜女。 【登場回:第26話】 鉄砂大王 - 南利明 妖怪会議によって派遣された最強の刺客。一瞬にして三蔵を砂に埋めてカチカチに固めて足止めした。それが失敗すると、鉄の輪を三蔵の首にはめて殺そうとしたが、それも失敗すると、今度は負けたふりをして偽天竺の罠を仕掛ける。妹を殺されて激怒した八戒によって退治された。 玲瓏(れいろう)/ 豚々(とんとん) - 渡辺やよい 猪八戒の妹。豚の妖怪。自分の醜さを嘆き、鉄砂大王に魂を売り、その妻となって人間の美しい姿になっているが、水に姿を写すと豚の本性が写る。悟浄を誘惑して三蔵から引き離し、瞞して滴水娘々(てきすいにゃんにゃん)から水を奪った。しかし兄八戒のために偽天竺を暴き、三蔵一行を救おうとして鉄砂大王に殺された。 滴水娘々(てきすいにゃんにゃん)- 丘ゆり子 地の底の鍾乳洞に棲む河童の娘。鉄砂大王の砂や鉄の輪を溶かす力のある仙水壺を持つ。悟浄にベタぼれの許嫁だが、醜女という設定。冷たく邪険にされ、やや可哀相。 冥府太閤 - 牧よし子 地獄を支配する老婆。三蔵一行の天竺行きを阻止するために直々に出陣し、偽天竺で瞞そうとした。
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西遊記(パート2)
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「西遊記の登場人物」の記事における「西遊記(パート2)」の解説
【登場回:第1話】 熱子竜(ねっしりゅう) ネッシーと龍のあいの子のような奇妙な怪獣。島ほどの大きさがあって、熱線を吐く。足は6本あり、尾が長い。ほぼ二足歩行し、最前部の前肢は特に短い。白い髭と光る鶏冠のようなものがある。熱線以外にも、蒸気や電流を発する。三蔵をくわえて食べようとしたが、悟空に右目をやられて放し、悟空を飲み込んだが逆に内臓をやられてはき出した。最後は原油をかけられて焼死。 【登場回:第2話】 凌雲 / ネズミ妖怪 - 砂塚秀夫 丹塊山莫蓮洞に棲む妖怪達の一人で、かつて婆羅木(ばらき)山の黒竜寺で悟空に退治された大鼠の化身。孫悟空を倒すため、村中に伝染病ペストを流行らせ、その特効薬が猿の脳味噌だとする作戦を立てた。人間の医者に化けて介護するふりをするが、何をやっても悟空の頭がわれず、計略は失敗した。巨大化して戦うが、同じく巨大化した如意棒に貫かれて死亡。 片眼妖怪 - ポール牧 丹塊山莫蓮洞の妖怪の一人であるが、仙人に化けて猿の脳味噌がペストに効くと処方箋をだして悟空を瞞した。このときは四人(残りは、片腕妖怪・松葉杖妖怪・火傷妖怪)で麻雀をしている。左目に眼帯。お礼参りにきた悟空に他の妖怪と一緒にまとめて退治された。 片腕妖怪 - 関武志 丹塊山莫蓮洞の妖怪の一人。頭に一角で、左手に包帯をはめている。悟空にまとめて退治された。 【登場回:第3話】 小天鬼(しょうてんき)- うえだ峻 賭博妖怪。三年前に村に現れ、一攫洞(いっかくどう)にカジノを作って男衆をギャンブル中毒にした。イカサマ賭で家財を巻き上げ、賭に負けて自殺するものが多くて村々は荒廃。八戒に三蔵を賭けることを持ちかけて、玉竜ともども巻き上げ、黒風鬼に三蔵を献上して妖術を授かった。 黒風鬼 - 高杉玄 小天鬼を使って人心を荒廃させ、村々に不和をおこして争いを起こそうとしていた。思いがけず小天鬼から三蔵を献上され、その生き肝を喰らおうとしたが、悟浄に阻止され、悟空に退治された。賽子の化身。 【登場回:第4話】 分数妖怪 - 佐藤オリエ 教育ママ妖怪。分数のできる子供を探して誘拐し、その生き肝を息子に食べさせて分数ができるようにしようとしていた。剣、ヌンチャクを武器にする。八戒を撃退するが、悟浄に敗れて捕まった。処刑されることになったが、夜明け前に戻る約束で三蔵を身代わりにして子供に会いに行った。最後は改心して殺した子供達を生き返らせた。 興清(こうしん) - 清水康晴 分数妖怪の一人息子。妖怪学校の落第生。漢文や化け学は得意だが、分数ができない。蝙蝠谷に叔母がいる。 【登場回:第5話】 混世魔王 - 山本昌平 配役は変更したが同一人物で、二度目の登場。紅風山紅風洞に棲み着いたハゲタカの妖怪。悟空に敗れた後に大日如来に救われたが、五百年前に飼い主より太陽の鏡を盗んで逃げ、二つ目の太陽を登場させて夜のない世界を支配していた。村人は生贄の娘を出して、一年に一晩だけの夜を許されている。縛妖索(ばくようさく)に撃たれて太陽の鏡に激突、太陽の鏡もろとも木端微塵に砕け散った。 紅風洞の女 - 早川絵美 混世魔王が生贄になった娘達の優れたところを集めてつくった人形。陽の光をあびると水となって消えてしまう。二郎真君 が一目惚れしたので、高貴な人間の魂を入れると人間として生まれ変われると言って、混世魔王は三蔵の魂を二郎真君に奪わせるように仕向けたが、悟空が誤って彼女を打ったことで分解して滅び、生贄となった娘達は蘇った。 【登場回:第6話】 羊頭魔王 もとは天竺大雷音寺に籍を置く高僧だったが、釈迦如来に反逆して仏門を去った妖怪。悟空にやられた腹いせに陳尚文を殺そうとしたが、小英に阻まれ、悟空の身外身の術に敗れた。 【登場回:第7話】 幽鬼将軍 - 八名信夫 三蔵の夢の中に毎晩毎晩でて、夢の中で三蔵を何度も責め殺して苦しめ、天竺行きを諦めさせようとした。さらに夢遊病にして崖から飛び降りせて殺そうともする。夢の中では無敵であるため悟空も敵わなかったが、悟浄と八戒、玉竜の働きで、(偶然)夢の外に引きずり出されて滅んだ。 【登場回:第10話】 王女・楊翠玉 - 山口美也子 沙陥国(さかんこく)という、河童の国の王女。三年前に水浴びにきて九霊大仙に誘拐された。隙を見て逃げ出し儸儸(ローロー) と回回(ホイホイ)に手紙を託した。助けに来た同族の沙悟浄の勇気に初めて恋をする。設定では十八歳である。 儸儸(ローロー) と回回(ホイホイ) 王女に仕える二匹の小河童。王女の手紙を沙陥国に持ち帰る途中で、三蔵一行から食べ物を盗んで捕まり、訳を話して助けてもらう。原作では、ともに河童とは関係ない、民族の名前として登場。 沙陥国の国王 - 入江正徳 沙陥国の王妃 - 小笠原まり子 翠玉の父母。人間の姿をしているが河童である。沙悟浄に翠玉の婿になって河童の国の王になるようにもとめるが、仲間とともに天竺をいくのが務めとして断られた。 九霊大仙 - 峰岸徹 水古洞に棲む魔物。崑(コン)という大海のひと口に飲み干す大魚の化身。もともとは西海竜王の下足番だった。翠玉に懸想し、誘拐して妻にしようとしていたが、にべもなくふられ続けていた。3年間も口説き続けるなど相当しつこい。自由自在に水を操る力をもつ。悟浄を倒して定魂椿という鎖で縛り付けたが、逆に翠玉が悟浄に恋をするなど裏目に出た。結局は諦めて、翠玉を食うことにしたが、悟空に弱点の耳の鱗を突かれて退治された。 【登場回:第12話】 蛋子和尚(たんしおしょう)- 鈴木瑞穂 二年前に那羅国にやってきた自称・高僧。蛋子とは卵から生まれたの意味である。さまざまな妖術・幻術に通じるが、実は天上界から古術彩鸞(こじゅつさいらん)を盗んだ蛇の化身であった。地上を征服するという野望を持つ。無我無心を知りたいという悟空を瞞して術をかけ、透明にしたが、これは二日経てば死ぬというものだった。三蔵一行の那羅国への到来を一年前に予告しており、三蔵を偽者と主張して座禅競べをする。座禅は雲梯顕聖(うんたいけんしょう)という神通力がなければ上れないものであったが悟空の妨害で敗れ、次は隔板猜枚(かくばんさいばい)の術で法力を競ったが、これも悟空の妨害に敗れる。本性を現した後は、三蔵を掠って黒雲で逃げたが、悟空に撃墜された。 【登場回:第13話】 迅雷(じんらい)- 根岸一成 莫蓮(ばくれん)- 木内みどり 寂雲洞に棲む人食い妖怪の夫婦。その涙で若返りの泉の効力を無効にできる。二人で頭を合わせると神通力を発する。大人は不味いので人間の赤ん坊を盗み食べるが、市場で赤ん坊を売っていると聞いて、喜び勇んで赤ん坊の悟空を買って帰ってきた。しかし三蔵が、自分が赤ん坊になって喰われるから悟空を助けてくれと言うと、感動した莫蓮が涙を落とし、悟空が元の姿に戻って、退治された。悟空は夫婦ともに子供にして小突き、食べた赤ん坊は生き返らせる条件で許した。 【登場回:第14話】 鬼女妖怪 - 福田公子 もとは千手観音に破門された妖術使い・訶梨帝母般闍(カリテイモハンジャ)が正体。自分の息子夫婦が家を出た腹いせに、二年ほど前に村に現れて、結婚式の花嫁を掠っていき、邪魔する花婿は岩に変えていた。誘拐された花嫁は干からびるまで生き血を吸われる。河童は不味いということで悟浄を出汁にして八戒を煮て喰うつもりだった。千手観音が引導を渡す寸前で、息子夫婦に助命嘆願され、救われた。 嬪郎(びんろう) - 工藤堅太郎 妖怪の息子であるが、人間の娘に惚れて結婚した。二年前、妖怪の暮らしを嫌って母と喧嘩し、妻と家を出た。三蔵が戻るように説得したが聞き入れなかった。しかし土壇場で二人して千手観音の慈悲にすがり、母を改心させるために万寿山チンゲンタイセンの人参花を取りに行くことになった。 【登場回:第15話】 黄金妖怪・大王 - 高木均 黄金の里の妖怪大王。人間に採掘させた金を喰らって生きているが、気付かぬうちに毒をもられて力を失っていた。人間だった亡き妻に似た自分の娘に人間の婿をとろうとしていたが、なかなか良い婿がいないので困っている。三蔵を婿にと見込んで執拗に頼むが、断られて監禁する。呂銀に裏切られて捕らわれるが、悟空に解放されて以後は改心。金を喰らうのを止めて、開墾して村人に罪滅ぼしをした。 美嬌(びきょう)- 竹井みどり 黄金妖怪が人間の女に恋して生まれた愛娘で、半妖怪だが妖怪術は一つも使えない。ジョウゲンと恋仲だが、家柄が悪いと父に反対されている。三蔵と結婚するように説得されるが断ったので、二人で牢屋に入れられた。 小銀妖(こぎんよう)・呂銀 - 平泉征 妖怪大王の部下で、銀を喰らう妖怪。妖怪の孤児で黄金妖怪に育てられた。妖怪道を守るため、大王の跡継ぎに人間がなるようなことはあってはならないと思って、大王に毒(砂と赤い薬品)を盛っている。この妖怪たちは喰らう金属で妖術が違うらしく、大王にとってかわると金を喰いだす。美嬌を無理矢理に妻にしようとしたが、悟空に阻止され、飛ばされた。 小銅妖(こどうよう)- 吉原正皓 妖怪大王の部下で、銅を喰らう妖怪。小銀妖と結託して大王に逆らい、銀を喰らう妖怪に昇進。呂銀とともに悟空に飛ばされた。 【登場回:第16話】 胡黜児(こちゅうじ)- 鈴木ヤスシ 白雲洞に棲む兄弟妖怪の兄。弟想いの兄。これまでは妖怪だが悪さ一つせずに真面目に暮らしていた。ペダル式の雲に乗る。 左黜児(さちゅうじ)- うえずみのる 白雲洞に棲む兄弟妖怪の弟。580歳。人間の女・愛蓮に恋をしてしまうが、相手は妻帯者で、悩んで寝込んでいた。兄の計略で李国方に化けて愛蓮の臥所に潜り込むつもりが、変な仏法に一晩中付き合わされた。ペダル式の雲に乗る。 【登場回:第17話】 怒羅鬼(どらき)- 中丸信 吸血蝙蝠の精。トランシルヴァニアの山中に住むというドラキュラとは義兄弟という設定。吸血妖怪。三蔵の血を吸おうとしたが、玉竜が騒いだために失敗。血球攻撃で悟空を苦しめたが、ニンニクの臭いに敗れ、朱俊英に杭を打たれて倒された。字が読めない。賞金は黄金十枚。 不亂劔(ふらんけん)- 松本敏男 電光妖怪。墓場に棲む。怪力と電撃、サーベルが武器。頭頂部にハゲ。八戒に倒される。賞金は黄金十枚。 黄宗敬(おうそうけい)- 加藤和夫 妖怪の首に賞金を賭けている代官。黄金五十枚で朱俊英に三蔵の暗殺を依頼する。しかしその実はガマガエルの化身で、代官を殺してすり替わった妖怪であった。八人の妖怪組織に属し、賞金稼ぎにそれに敵対する妖怪14人を殺させた。悟空と術競べをして退治された。妖怪としての名前は不明。 【登場回:第18話】 卜吉(ぼくきち)- せんだみつお 昔人間に可愛がられていた優しい犬の妖怪。しかし村の人々から恐れられ、友達もなく淋しく暮していた。妖怪連盟に入らず、悪さは一切していない。普段は弱いが、巨大化すると強くなる。 【登場回:第19話】 偽三蔵 - 南利明 岩石妖怪。グループの年長で窓際族。三蔵の姿で偽悟浄と一緒に騎乗して村を荒らした。ミニ軍団全員で縄に絡め取られて大河に捨てられた。 偽悟空 - 森川正太 独角妖怪。グループのリーダー格。悟空らに負けた腹いせに、悟空の姿で村の市場で暴れた。秘伝蟻地獄という技を使う。地中ではアリクイのような動物に乗って移動する。ミニ悟空軍団によって八つ裂きにされて爆死。 偽八戒 - 三角八郎 風船ピエロ妖怪。八戒らに負けた腹いせに、八戒の姿で町の娘達を老婆に変えた。ミニ八戒軍団によって石の下敷きになって圧死。 偽悟浄 - 大友龍三郎 半漁人妖怪。悟浄らに負けた腹いせに、悟浄の姿で村の井戸を埋めた。ミニ悟浄軍団により丸太で尻を突かれ、目玉を飛び出して悶絶死。 【登場回:第21話】 鬼子母(きしぼ)- 和田アキ子 数百年も生きているのに、掠ってきた人間の子供を毎日一人ずつ食べて、二十代の若さと美貌を保つ鬼女。黄餓洞に棲む。空飛ぶ馬車に乗り、鞭を武器とし、武勇にとても優れている。釈迦如来によって愛奴を殺され、娘を生き返らせるために自分の命を差し出した。釈迦に諭されて改心。今度、子供を食べたくなったらざくろの実を食べれば、その欲求を抑えられると教えられた。後には子供の守護者・鬼子母神となったとされる。 愛奴(あいど) 鬼子母の千人いると子供のなかで一番末の子供で、特にお気に入りの娘。3〜4歳ぐらいの女の子である。鬼子母を諭すために釈迦如来によって隠され、三蔵に渡される。悟空によって殺されたが、蘇った。 【登場回:第22話】 精細鬼(せいさいき)- 松崎真 石に花の咲く石儡山(せきぐつざん)の破月洞に棲む妖怪。同名の妖怪は二度目の登場だが、金角・銀角の手下の時より遥かに強いので、別人の役か。相手を石に変える七光の陽炎という妖術を使う。ついでに三蔵を誘拐して喰らおうとした。悟浄、八戒と立て続けに石に変えたが、もともと石猿の悟空は石に変わらず、退治された。 【登場回:第23話】 妖怪の子供・小三風 - 上野郁己 落ちこぼれの少年妖怪。悟空に石に変える呪文を教わって有頂天になったが、実は悟空の手助けがあったからできたことで、妖怪の先生のまえではできずに、父には勘当された。首をつろうとするが、白馬(玉竜)に導かれて石となった悟空に巡り会えた。悟空が虫歯を退治したことで術が使えるようになる。 妖怪の父親・熊山君(ゆうざんくん)- 山田吾一 小三風の父。小三風がウソをついたと思ってその場で勘当したが、すぐに後悔して、息子を捜して行脚をしていた。 妖怪の先生・眼鏡 - 頭師孝雄 妖怪の先生・赤服 - 三夏伸 嫌みな先生達で、石像が農夫2人に盗まれてなかったので、小三風を嘘つきよばわりして落第にした。 【登場回:第24話】 青狼魔王 - 小林稔侍 青狼山に棲む妖怪の頭で、青い毛の人食い狼の化身。動物を人間に変える先祖伝来の秘薬を持つ。人間が捕まらないときには、山野で捕まえた動物をわざわざこの秘薬で人間に変えてから食べる。青狼魔王は、喜怒哀楽の変化が激しく挙動も奇抜でエキセントリック。黒雲で逃走するも、悟空に退治されて爆発した。なお、雌豚を秘薬で人間に変えたシーンは、このドラマに唯一あるヌードシーンだった。 三日月 - 野口貴史 狼の化身。満月の弟分。三蔵一行の野営を発見して報告。襲撃の指揮を命令されるが失敗。処刑されそうになったが、満月によって救われた。 新月 - 伊東平山 狼の化身。襲撃に失敗した三日月の処刑を実行しようとしたが、満月によって矢をたたき落とされて阻止された。しかし三日月の失敗で昇進したようである。 半月 - 兼松隆 狼の化身。新月とともに雌豚を捕らえてきたが、魔王の不興をかって蹴り倒された。三日月の失敗後に三蔵一行を偵察しているのもこの半月。 李史進 / 満月 - 西岡徳美 表向きは青狼山の谷間を開墾する百姓だが、実は狼の化身。剣の達人で元は青狼魔王の片腕だったが、七年前に自ら捕らえた人間の女に惚れて妻にして、妖怪の暮らしを捨てる決心をした。息子を完全な人間に変えるため秘薬が必要で、三蔵の命を狙うが悟空らに敗れた。 李小燕 - 小林憲一 李史進(満月)と麗花の息子。半妖怪で月を見ると狼の妖怪に変化(へんげ)する。 【登場回:第25話】 虎竜魔王 - 大前均 時折、嵐のように村々を襲撃する妖怪。手裏剣と鉞のそれぞれの武器を使う二人の手下がいる。魔王は額に「王」の文字。
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西遊記
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 08:45 UTC 版)
「ハイスクールD×Dの登場人物」の記事における「西遊記」の解説
旃檀功徳仏(せんだんくどくぶつ) / 玄奘三蔵法師(げんじょうさんぞうほうし) 「西遊記」に記された高名な法師。天竺から経典を持ち帰った後、さまざまな功績を成して仏となった伝説の存在。現在は通常の世界と妖怪仙人が住む隠れ里の狭間に住んでいる。 闘戦勝仏(とうせんしょうぶつ)/ 孫悟空(そんごくう) 「西遊記」チームの「王」。 詳細は「#闘戦勝仏」を参照 浄壇使者(じょうだんししゃ)/ 猪八戒(ちょはっかい) 玄奘三蔵の弟子の1人である初代猪八戒。でっぷりしつつも筋肉質な、老いた豚の獣人。口から濃密な妖力がこもった莫大な炎を吐くことができる。引退気味だったが、最終章では戦線に復帰し「D×D」のメンバーになる。 金身羅漢(こんしんらかん)/ 沙悟浄(さごじょう) 玄奘三蔵の弟子の1人である初代沙悟浄。髑髏の数珠を首に掛けた老人。種族はあくまで妖怪仙人であり、日本で「カッパ」扱いされていることを嫌う。水を自在に操る妖術を使う。引退気味だったが、最終章では戦線に復帰し「D×D」のメンバーになる。 「西海龍童(ミスチバス・ドラゴン)」玉龍(ウーロン) 「#玉龍」を参照 金角大王(きんかくだいおう)と銀角大王(ぎんかくだいおう) 「西遊記」に登場する兄弟の人型妖怪。古代中国の武将の甲冑を身につけている。頭部には角が生えており、爪は鋭く伸び、ぎょろっとした双眸と牙がむき出しの大きな口を持つ。言動は剽軽だが、太上老君から盗んだ5つの宝具を使いこなす実力者。 哪吒太子(なたたいし) 「#哪吒太子」を参照 牛魔王(ぎゅうまおう) かつて三蔵法師一行と死闘を演じた中国妖怪の王。
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