槌とは? わかりやすく解説

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つち【土/地】

読み方:つち

岩石分解して粗い粉末になったもの。土壌。「花壇の—を入れ替える

地球陸地表面地面大地。「故国の—を踏む」

「天」に対し地上のこと。

「空から—へひと息ポーン降り立つの脚」〈虹・の脚〉

鳥の子紙の一。紙の原料となる植物繊維泥土をまぜて製した下等な和紙

(「犯土」「槌」「」とも書く)陰陽道(おんようどう)で、土公神(どくじん)のいる方角犯して工事などをすることを忌むこと。また、その期間。暦の庚午から甲申までの15日間をいう。つちび。

人の容貌(ようぼう)の醜いことをたとえていう語。

御前なる人は、まことに—などの心地ぞするを」〈源・蜻蛉

地下(じげ)のこと。

「—の帯刀(たちはき)の、歳二十ばかり、長(たけ)は一寸ばかりなり」〈落窪・一〉

[下接語] 赤土・荒(あら)土・合わせ土・上(うわ)土・置き土・鹿沼(かぬま)土・壁土・黒土・肥え土・白(しら)土・底土・叩(たた)き土・作り土・床(とこ)土・苦(にが)土・粘(ねば)土・練り土・埴(はに)土・粘(へな)土・惚(ほ)け土・真(ま)土・盛り土・焼き土・焼け土・痩(や)せ土・用心土

[補説] 作品名別項。→土


つい【×槌】

読み方:つい

人名用漢字] [音]ツイ(漢) [訓]つち

[一]ツイ〉物をたたく工具。つち。「鉄槌

[二]〈つち(づち)〉「槌音相槌(あいづち)・金槌(かなづち)・木槌才槌


つち【×槌/×鎚/椎】

読み方:つち

物をたたく工具頭部はふつう円柱形で、柄が付いている。木づち金づちなどがある。

紋所の名。1かたどったもの。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/08 15:02 UTC 版)

(つち)とは、物を打ち付けたり、潰したりする工具の総称。英語からハンマー(hammer)とも。漢字では、打撃部分が製のハンマーを、打撃部分が金属製のハンマーをと書く。「かなづち」はもっぱら「鎚」の方を意味する[1]


  1. ^ 漢字の意味「鎚と槌」
  2. ^ a b CORPORATION, TOYOTA MOTOR. “特集|「日本のクルマづくりを支える職人たち」第4回 板金・溶接職人 吉野栄祐 |トヨタイムズ”. トヨタイムズ. 2021年8月3日閲覧。
  3. ^ ヴィトルト・リプチンスキ『ねじとねじ回し』春日井昌子訳、株式会社早川書房、2003年10月31日5版発行、17–19頁。Witold Rybczynski 『ONE GOOD TURN (A Natural History of the Screwdriver and the Screw)』
  4. ^ THOMAS DUTTON 『THE HAND TOOLS MANUAL』p133、2007年発行、TSTC Publishing ISBN 978-1-934302-36-1
  5. ^ ハンス・ビーダーマン『図説 世界シンボル事典』2015年、ISBN 978-4-89694-189-0
  6. ^ 用語集”. 技術支援センター. 茨城工業高等専門学校. 2009年7月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年4月22日閲覧。
  7. ^ デジタル大辞泉とんかち』 - コトバンク。2019年4月25日閲覧。
  8. ^ 語源由来辞典
  9. ^ a b c 『DIY工具選びと使い方』2008年11月1日発行。ナツメ社。『作業工具のツカイカタ』2002年8月25日13版発行。大河出版。『DIY道具の便利帳』2010年9月11日初版発行。大泉書店
  10. ^ ■法廷画家のお仕事 法廷雑学”. yoshitakaworks.com. 2020年12月8日閲覧。
  11. ^ 弁護士吉成安友のブログ2011-04-17 22:48:08
  12. ^ デジタル大辞泉横槌』 - コトバンク。2011年4月23日閲覧。


「槌」の続きの解説一覧

出典:『Wiktionary』 (2018/07/06 01:49 UTC 版)

発音(?)

熟語

  • 槌砕(ついさい)

名詞


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