三省堂 大辞林 |
さまよ・う さまよふ 【▽吟ふ/〈呻吟〉ふ】
さまよ・う ―まよふ 3 【〈彷徨〉う】
〔「吟(さまよ)ふ」と同源か〕
(1)当てもなく、あるいは目指す所が見つからずにあちこち歩き回る。迷い歩く。さすらう。
「肉親を求めて焼け野原を―・う」「修羅の街(ちまた)に―・ふ/高橋阿伝夜叉譚(魯文)」
(2)一定の場所にとどまらず、行きつ戻りつする。
「生死の境を―・う」「道子は声も―・ふやふに/婦系図(鏡花)」
(3)心や考えが決まらず迷う。思い迷う。落ち着かない。
「色めかしう、―・ふ心さへそひて/源氏(真木柱)」
漢字辞典 |
出典:漢字辞典 |
仿
佪
俍
婓
婓 |
|
彷
徉
徊
徘
徜
徨
逍
「さまよう」の用例一覧
Jude (電網聖書)
もなく自らを養う羊飼い,風に吹きまわされる水のない雲,実を結ばずに二度死んで根こそぎにされた秋の木, 1:13 自分の恥を泡立たせる海の荒波,さまよう星であって,彼らのためには闇の暗黒がいつまでも用意されています。 1:14...
www.cozoh.org/denmo/Jude.htm
種田山頭火 故郷〔扉の言葉〕 (青空文庫)
性のいたましい発露がある。錦衣還郷が人情ならば、襤褸をさげて故園の山河をさまようのもまた人情である。 近代人は故郷を失いつつある。故郷を持たない人間がふえてゆく。彼等の故郷は機械の間かも知れない。或は...
www.aozora.gr.jp/cards/000146/files/48258_31573.html
坂口安吾 あとがき〔『いづこへ』〕 (青空文庫)
てゐない。 そして、それならば、書きすてゝきたものゝ中に私が在るかと云へば、さういふ確たる自負は、全く、私には、ない。私はたゞ、いつも探しもとめ、探しあぐつて、さまようてゐるだけのジグザグの足跡だけ。私は...
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