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じゅず 2 0 【《数珠》】

数多くの玉を糸で貫いて輪形にした仏具仏事法要の際、手や首にかけて、あるいは、もみ、また念仏回数数えるのに玉をつまぐって用いる。称名念仏流行につれて普及。玉の数は煩悩の数によるとされる一〇八個を基本とするが、五四・二七・三六・一八など宗派により数・形式ともに一定しない。念珠じゅじゅ。ずず。

ずず 2珠】

「じゅず(数珠)」に同じ。



難読語辞典

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数珠

読み方:ズズ(zuzu)

数多くの玉を糸で貫いて輪形にした仏具



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数珠

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/11/07 07:31 UTC 版)

数珠
左・女性用片手数珠
右・男性用片手数珠

数珠(じゅず、ずず)は穴が貫通した多くの珠に糸の束を通し輪にした法具。仏をずる時に用いるとの意味から「念珠」(ねんじゅ)とも呼ばれる。字の前後を入れ替えて「珠数」と書く場合もある。

梵名はアクシャ・マーラー(sa:अक्षमाला [ KH-aa:akSamaalaa])といい、『陀羅尼集経』巻四に用例が見られる。またヒンドゥー教文献ではアクシャ(akSa)、アクシャ・スートラ(akSasuutra)、ジャパ・マーラー(japamaalaa)、アクシャ・ヴァラヤ(akSavalaya)などと呼ばれる。あるいは単にマーラー(maalaa)やスートラ(suutra)とも略称される。[1]

アクシャとは物をまっすぐ貫くものの意味で、梵語では車軸や心棒などもこう呼ぶ。ジャパとは祈りの言葉を囁いたり呟いたりする事の意味で、これが神仏の名や真言陀羅尼を唱える時に使う道具である事を示す。マーラーとは物を糸で繋いで連ねたものを指す言葉でネックレスなどもこう呼ばれる[2]。またアクシャとは梵語の字母表の最初の文字aと最後の文字kSaを合わせた単語でもあって、言葉のすべてを象徴し、ヒンドゥー教では50珠を連ねた数珠が通例である[3]

念仏の際に音を立てて揉んだり、真言・念仏の回数をえるのにを爪繰(つまぐ)る目的などで用いる。ただし念仏の回数を問題にしない浄土真宗の場合は仏前での崇敬の念の表れとして用い、爪繰ったり、擦り合わせて音を出す事はしない。

起源は諸説あるが、古代インドのバラモン教で用いられていた道具を原型とするとされる。それが、釈尊により用いられ、後に中国に伝わる。そして仏教伝来とともに飛鳥時代には日本に伝わったとされる。鎌倉時代に入り、浄土教が流行し称名念仏が盛んになるとともに一般にも普及する。

最近では腕輪念珠(腕珠)と呼ばれる、数珠を小型化し中糸をゴムなどにして腕に着けられるようにしたブレスレット的な数珠がある。ただし腕輪念珠は、数珠本来の用途に用いるには大きさに無理がある。


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  1. ^ 清水乞 『仏具辞典』 東京堂出版 1996年 126頁 ISBN 4-490-10112-0
  2. ^ Vaman Shivram Apte THE STUDENTS' SANSKRIT ENGLISH DICTIONARY MOTILAL BANARSIDASS PUBLISHERS 1970 p.2, p.216, p.437 ISBN 81-208-0044-3
  3. ^ 清水乞 『仏具辞典』 東京堂出版 1996年 126頁 ISBN 4-490-10112-0
  4. ^ 珠の数え方には、「○○珠」以外にも「○○玉」や「○○顆」と呼ぶ事がある。本文では、「珠」で統一する事にする。
  5. ^ 佐和隆研・編 『密教辞典』 法蔵館、 1975年。 ISBN 4-8318-7050-1
  6. ^ 七宝は、経典によりことなるため7種類ではない。
  7. ^ 珊瑚…本珊瑚・白珊瑚・赤珊瑚・黒珊瑚など。
  8. ^ 本翡翠・ビルマ翡翠…類似した石と区別するため、本翡翠・ビルマ翡翠の別名がある。
  9. ^ アベンチュリン…「インド翡翠」の名で販売されているが、翡翠ではなく翡翠に似た鉱石である。安価なわりに美しい緑色をしている上、モース硬度も7と丈夫であるため、日常に用いるのに適している素材である。
  10. ^ 縞の無い物を「真黒」(まぐろ)、縞がある物を「縞黒檀」と呼称する。
  11. ^ 天竺菩提樹…数珠に用いられる菩提樹の中で最高級品。
  12. ^ 金剛菩提樹は、小さい珠の方が高価である。
  13. ^ a b 浄土真宗の「門徒」と「僧侶」…浄土真宗の「僧侶」は、得度式を受けた者をいう。浄土真宗の「僧侶」は、在家であり、門徒である。便宜上、「僧侶」と「門徒」と一般に区別する。
  14. ^ a b c 「○○房」が好ましいとされる…目安であり、厳密な決まりではない。
  15. ^ 喪服…ここでいう「喪服」は、僧侶の装束のことで鈍色の五条袈裟・裳附・差袴・中啓を依用することをいう。


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