器官
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生命の階層 | |
生態系 | ecosystem |
生物群集 | community |
個体群 | population |
個体 | individual |
器官 | organ |
組織 | tissue |
細胞 | cell |
細胞小器官 | organelle |
分子 | molecule |
その他 | |
群体 | colony |
定数群体 | coenobium |
器官(きかん、英: organ)とは、生物のうち動物や植物などの多細胞生物の体を構成する単位で、協同して一定の機能を営んでいる組織の集合体[1]。生体内の構造の単位としては、多数の細胞のうち形態と機能を同じくする細胞が集まって組織を構成し、複数の組織が集まって器官を構成している[1]。
植物の器官
植物の器官には、下記のようなものがある。
動物の器官
動物の器官は、臓器(ぞうき)とも呼ばれる。内臓はより狭い概念で、体の内部に位置するものだけを指した呼び方。
器官系
それぞれの器官は一定の機能を果たすために協力して作業を営む一連の器官群があり器官系として配列される[1]。ただし、一つの器官が複数の働きを持っているときには、複数の器官系に属することもある。器官系には、
などがある。
動物の器官一覧
- 下記は器官の一覧である。【 】内は、関連する器官系。
- ただし、各記事は、動物種の記載が特にない場合には、ヒトの器官についての解説になっている。ヒトにない器官には、その器官を有する主な動物種を記載してある。
- 器官系ごとの一覧は、各器官系の記事内にある。
- 実質性器官と中空性器官に大別される。前者は内部が組織で満たされている器官のことをいう。膵臓や肝臓、唾液腺が該当する。
あ行
- アキレス腱(あきれすけん)【運動器】
- 胃(い)【消化器】
- 陰核(いんかく)【生殖器】
- 陰核亀頭(いんかくきとう)【生殖器】
- 陰茎(いんけい)【泌尿器】【生殖器】
- 陰唇(いんしん)【生殖器】
- 陰茎亀頭(いんけいきとう)【泌尿器】【生殖器】
- 咽頭(いんとう)【消化器】【呼吸器】【発声器官】
- 咽頭扁桃(いんとうへんとう)【循環器】→扁桃(へんとう)
- 陰嚢(いんのう)【生殖器】
- 陰門(いんもん)【生殖器】 ⇒ 陰裂
- 陰裂(いんれつ)【生殖器】
- S状結腸(えすじょうけっちょう)【消化器】→大腸(だいちょう)
- 横隔膜(おうかくまく)【運動器】
- 横行結腸(おうこうけっちょう)【消化器】→大腸(だいちょう)
か行
- 回腸(かいちょう)【消化器】→小腸(しょうちょう)
- 下行結腸(かこうけっちょう)【消化器】→大腸(だいちょう)
- 下垂体(かすいたい)【内分泌器】
- 顎下腺(がっかせん)【消化器】→唾液腺(だえきせん)
- 眼球(がんきゅう)【感覚器】→目(め)
- 肝臓(かんぞう)【消化器】
- 気管(きかん)【呼吸器】
- 亀頭(きとう)【泌尿器】【生殖器】→陰茎亀頭(いんけいきとう)
- 橋(きょう)【神経系】
- 胸腺(きょうせん)【循環器】
- 筋肉(きんにく)【運動器】
- 空腸(くうちょう)【消化器】→小腸(しょうちょう)
- 口(くち)【消化器】【発声器官】
- クリトリス(くりとりす)【生殖器】→陰核(いんかく)
- クリトリス亀頭(くりとりすきとう)【生殖器】→陰核亀頭(いんかくきとう)
- 血管(けっかん)【循環器】
- 結腸(けっちょう)【消化器】→大腸(だいちょう)
- 口蓋扁桃(こうがいへんとう)【循環器】→扁桃(へんとう)
- 口腔(こうくう、こうこう)【消化器】【発声器官】→口(くち)
- 甲状腺(こうじょうせん)【内分泌器】
- 喉頭(こうとう)【呼吸器】【発声器官】
- 後頭骨(こうとうこつ)【運動器】【骨】
- 睾丸(こうがん)【生殖器】【内分泌器】→精巣(せいそう)
- 口唇(こうしん)
- 肛門(こうもん)【消化器】
- 骨(こつ、ほね)【運動器】
- 骨髄(こつずい)【循環器】
さ行
- 耳下腺(じかせん)【消化器】→唾液腺(だえきせん)
- 子宮(しきゅう)【生殖器】
- 舌(した、ぜつ)【消化器】【感覚器】【発声器官】
- 十二指腸(じゅうにしちょう)【消化器】→小腸(しょうちょう)
- 小陰唇(しょういんしん)【生殖器】
- 松果体(しょうかたい)【内分泌器】
- 上行結腸(じょうこうけっちょう)【消化器】→大腸(だいちょう)
- 小腸(しょうちょう)【消化器】
- 小脳(しょうのう)【神経系】
- 上皮小体(じょうひしょうたい)【内分泌器】
- 上腕二頭筋(じょうわんにとうきん)【運動器】
- 食道(しょくどう)【消化器】
- 神経(しんけい)【神経系】
- 神経線維束(しんけいせんいそく)【神経系】→神経(しんけい)
- 腎上体(じんじょうたい)【内分泌器】→副腎(ふくじん)
- 心臓(しんぞう)【循環器】
- 腎臓(じんぞう)【泌尿器】
- 膵臓(すいぞう)【消化器】【内分泌器】
- 精管(せいかん)【生殖器】
- 精索(せいさく)【生殖器】→精巣(せいそう)
- 精巣(せいそう)【生殖器】【内分泌器】
- 精巣上体(せいそうじょうたい)【生殖器】→精巣(せいそう)
- 精嚢(せいのう)【生殖器】
- 脊髄(せきずい)【神経系】
- 脊髄神経(せきずいしんけい)【神経系】
- 舌(ぜつ、した)【消化器】 【感覚器】 【発声器官】
- 舌下腺(ぜっかせん)【消化器】→唾液腺(だえきせん)
- 舌扁桃(ぜつへんとう)【循環器】→扁桃(へんとう)
- 前立腺(ぜんりつせん)【生殖器】
た行
- 大陰唇(だいいんしん)【生殖器】
- 大腿筋(だいたいきん)【運動器】
- 大腸(だいちょう)【消化器】
- 唾液腺(だえきせん)【消化器】
- 胆嚢(たんのう)【消化器】
- 膣(ちつ)【生殖器】
- 腸間膜(ちょうかんまく)【不明】[2]
- 乳房(ちぶさ、にゅうぼう)【外皮系】
- 虫垂(ちゅうすい)【消化器】【循環器】
- 直腸(ちょくちょう)【消化器】→大腸(だいちょう)
な行
- 乳房(にゅうぼう、ちぶさ)【外皮系】
- 尿管(にょうかん)【泌尿器】
- 尿道(にょうどう)【泌尿器】【生殖器】
- 脳(のう)【神経系】
- 脳神経(のうしんけい)【神経系】
- 脳下垂体(のうかすいたい)【内分泌器】→下垂体(かすいたい)
は行
- 歯(は)【消化器】
- 肺(はい)【呼吸器】
- 鼻(はな)【呼吸器】【感覚器】
- 副睾丸(ふくこうがん)【生殖器】→精巣(せいそう)
- 副甲状腺(ふくこうじょうせん)【内分泌器】→上皮小体(じょうひしょうたい)
- 副腎(ふくじん)【内分泌器】
- 脾臓(ひぞう)【循環器】
- 皮膚(ひふ)【外皮系】【感覚器】
- ペニス(ぺにす)【泌尿器】【生殖器】→陰茎(いんけい)
- 扁桃(へんとう)【循環器】
- 膀胱(ぼうこう)【泌尿器】
- 骨(ほね、こつ)【運動器】
ま行
ら行
出典
- ^ a b c 河野邦雄、伊藤隆造ほか『解剖学第2版』医歯薬出版、2006年、2頁。
- ^ “「腸間膜」は「臓器」だった!解剖学の定説を塗り替える新発見!しかし、その役割や働きは?”. 健康・医療情報でQOLを高める~ヘルスプレス/HEALTH PRESS. 2019年5月31日閲覧。
内臓
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/06 09:13 UTC 版)
肝臓や心臓などの内臓の一部は、レバーやハツなどの食品としてそのまま、または加工されて出荷されている。もつ料理、ソーセージなど。屑肉も食品・非食品の両方の用途で加工され利用される。
※この「内臓」の解説は、「食品廃材」の解説の一部です。
「内臓」を含む「食品廃材」の記事については、「食品廃材」の概要を参照ください。
内臓
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 18:46 UTC 版)
「もつ」も参照 シキン(食道) 筋繊維でできていて、歯ごたえがある。ノドスジ、ネクタイなどとも呼ばれる。 ウルテ(気管の軟骨) フエガラミとも呼ばれる。味はほとんどなく、食感を楽しむ部位。 ハツ(心臓) ココロ、シンゾウ、ハート、ヘルツなどとも呼ばれる。新鮮なものは刺身として食べることができるが一般には焼いて食べる。語源は心臓の英語である heart から。 ハツの縁の部分をハツミミ、そこから出ている血管をハツモトやコリコリと呼んで区別することがある。 フワ(肺) 肺胞の微細な空洞のため、マシュマロのようなフワフワとした食感がある。:焼き肉 マメ(腎臓) 形が空豆に似ていることからマメと呼ばれる。 レバー(肝臓) やわらかくビタミンA、B群、鉄分を多く含む。 ハラミ(横隔膜) やわらかい。1頭の牛から5kgほどしか取れない。狭義では横隔膜の背中側を指し、肋骨側はサガリと呼ばれる。 ミノ(第1胃) 硬く脂肪は少ない。白肉とも呼ばれる。ミノの中でも肉厚な部分を上ミノやミノサンドと呼んで区別することもある。 ハチノス(第2胃) 四つの胃の中で一番美味と言われる。蜂の巣のような形をしていることからハチノスと呼ばれる。イタリア語で「トリッパ trippa (本来この単語は内臓全体を指す)」。焼肉や刺身、トマト煮など。 ヤン(第2胃の一部) 第2胃と第3胃を繋ぐ肉厚の部位。瘤状になっていることからハチコブ・ハチカブとも呼ばれる。 センマイ(第3胃) 脂肪が少ない。比較的淡白な味。白い色をしている。ひだひだが重なったような姿をしているため「千枚」=「センマイ」と呼ばれる。刺身などでも食べられる。 ギアラ(第4胃) 脂肪が多い。赤センマイとも呼ばれる。 シビレ(胸腺と膵臓) 胸腺と膵臓の部位、語源は英語の sweetbread が日本語風に訛ったと言われている。特に区別する場合、シビレは胸腺のみを指し、膵臓はグレンスと呼ぶことが多い。 牛の胸腺は成熟すると脂肪に変化するため、シビレが獲れるのはおおむね生後1年以内の仔牛に限られる。 マルチョウ(小腸) 脂肪が多いほかコラーゲンを豊富に含む。小腸を筒のまま内側と外側を裏返しにしたうえで切り分けた形が丸いことから「丸腸」。シロコロ、コプチャン、ヒモ、ホソ、コテッチャンとも呼ばれる。 シマチョウ(大腸) 脂が縞状に入ることから「縞腸」。ホルモン、テッチャンとも呼ばれる。 テッポウ(直腸) 開いた形が鉄砲の銃床に似ていることからこの名がある。筋肉が発達した部位なのでマルチョウ・シマチョウより脂肪が少ない。 脳みそ BSE騒動以来食用には敬遠気味だが、伝統フランス料理やアラブ料理(英語版)には欠かすことのできない食材。このわたのような独特の食感と風味がある。特に子牛のものが好まれる。牛以外には羊やウサギの脳もよく用いられる。フランス語ではヒトの脳をセルヴォー cerveau と男性形で呼ぶのに対し、牛を含む家畜類の脳はセルヴェル cervelle と女性形で呼び、単語の使い分けにより食材としての印象がより強くなっている。
※この「内臓」の解説は、「牛肉」の解説の一部です。
「内臓」を含む「牛肉」の記事については、「牛肉」の概要を参照ください。
内臓(パーツの中にパーツを入れる)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 05:28 UTC 版)
「ラクガキ王国」の記事における「内臓(パーツの中にパーツを入れる)」の解説
パーツの正面にマークして、横からりんかくの内側をなぞるように描く。 また、このシステムを応用して、羽を見えなくしてラクガキを浮遊させることもできる。パーツの正面にマークした後、上からみて、内側から描き始める。
※この「内臓(パーツの中にパーツを入れる)」の解説は、「ラクガキ王国」の解説の一部です。
「内臓(パーツの中にパーツを入れる)」を含む「ラクガキ王国」の記事については、「ラクガキ王国」の概要を参照ください。
内臓
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/09 03:19 UTC 版)
内臓に含まれる栄養分をほぼそのまま摂取できる利点がある一方、生物濃縮された重金属を体内に取り込む可能性もある。
※この「内臓」の解説は、「丸干し」の解説の一部です。
「内臓」を含む「丸干し」の記事については、「丸干し」の概要を参照ください。
内臓
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/23 15:08 UTC 版)
装着数は3つまで Environmental Resistance(20) 環境抵抗。発動中、持続的な毒攻撃(敵の吐く毒やトランキライザーの矢による筋弛緩剤の攻撃)や放射能、毒ガスやハザードガスにおけるダメージを軽減する。レベルを上げることによってその効果は増大し、レベル4であれば90%ものダメージを軽減する。ある敵が強力な放射能を身に纏っているので、それによるダメージを防げるので便利。またレベル4の場合、弱性の放射能におけるダメージが一切入らないようになる。 Aqualung(10) アクアラング。発動中、水中での酸素消費量が減少する。レベルを上げることにより、その効果は増大し、レベル4ではほぼ酸素の量を気にしなくて良い程までになる。ただし、長い間水中に潜るシチュエーションは、どのような分岐を辿ってもあまり多くは無い。 Regeneration(120) 回復。発動中、1秒単位でライフを回復させる。レベルにより単位回復量は5、15、25、40と上がる。全回復すると自動的に切れるので、持続的に敵の攻撃を受けている場合、致命傷にもなりかねない場合もある。 Energy Shield(40) エネルギー抵抗。発動中、電撃・電磁パルスによるダメージ・プラズマ弾・火炎・爆発・蒸気におけるダメージを軽減する。レベルを上げることによりその効果は増大し、レベル4では最大90%ものダメージを防ぎ、火炎放射器やプラズマ弾はほぼ効果が無い。ただし、これらのダメージは高めなものの、それを受けるような場所や仕掛けてくる敵は滅多にいない。火炎放射器による持続的な攻撃を防げるのは便利。 Power Recirculator(10) 動力再循環装置。発動中、他のオーグメンテーションにおけるBio Energyの消費量を軽減する。レベルを上げることにより、その軽減率が飛躍的に上昇する。 Synthetic Heart(100) 人工心臓。発動中、他のオーグメンテーションのレベルを1上昇させる(最大でレベル4であり、レベル5にすることは出来ない)。このオーグメンテーションはレベル1で固定。
※この「内臓」の解説は、「Deus Ex」の解説の一部です。
「内臓」を含む「Deus Ex」の記事については、「Deus Ex」の概要を参照ください。
内臓
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 00:58 UTC 版)
消化器官や歯の構造はクマやアザラシ等、他の肉食動物と大変似ている。犬歯は大きく、奥歯も大きく平らな臼歯で人間のおよそ7倍の大きさである。腸や盲腸は草食性としては短い構造がデメリットとなり、セルロースを多く含む竹などの食物を食べた場合、栄養摂取の効率が低く、それを量で補うため、ジャイアントパンダは一日の大半を竹を食べることに費やしている。また、陝西省仏坪県の自然保護業務関係者は、三官廟一帯で秦嶺の野生のパンダが牛の足の骨をかじった跡を確認している。
※この「内臓」の解説は、「ジャイアントパンダ」の解説の一部です。
「内臓」を含む「ジャイアントパンダ」の記事については、「ジャイアントパンダ」の概要を参照ください。
内臓
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