皮膚とは? わかりやすく解説

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ひ‐ふ【皮膚】

読み方:ひふ

動物の体を覆い保護している組織脊椎動物では表皮真皮皮下組織からなり、毛・爪(つめ)・角(つの)・羽・うろこや汗腺皮脂腺乳腺などが付属呼吸知覚体温調節などの機能ももつ。無脊椎動物では表層およびそれを覆うクチクラからなる


皮膚

英訳・(英)同義/類義語:skin, Epidermis; Dermis

生物組織で、多細胞生物体表面を覆う1層あるいは多層細胞からなるもの。高等動物では皮膚ともいう。

表皮

同義/類義語:皮膚
英訳・(英)同義/類義語:epidermis, skin

生物組織で、多細胞生物体表面を覆う1層あるいは多層細胞からなるもの。高等動物では皮膚ともいう。, , 生物組織で表皮を構成する組織総称植物の組織3つの系に分けた一つ。すなわち、維管束系基本組織系表皮系高等植物では外面包み保護する組織である。
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個体の器官や組織など:  血液  血清  血管系  表皮  表皮系  視床  視床下部-下垂体前葉副腎皮質系

皮膚

作者不二牧駿

収載図書死の影の谷を歩めど、なお
出版社近代文芸社
刊行年月1992.4


皮膚

作者ロアルド・ダール

収載図書クイーン定員傑作短編で読むミステリー史 4
出版社光文社
刊行年月1992.5
シリーズ名光文社文庫


皮膚

作者松本楽志

収載図書地図異形コレクション
出版社光文社
刊行年月2005.4
シリーズ名光文社文庫


皮膚

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/11 21:54 UTC 版)

皮膚(ひふ)は、動物器官のひとつで、表面をおおっている層のこと[1]。体の内外を区切り、その境をなす構造である。皮膚と羽毛など、それに付随する構造(器官)[1]とをあわせて、外皮系という器官系としてまとめて扱う場合がある。また、動物種によっては、皮膚感覚を伝える感覚器の働きも持っている場合がある。ヒトの皮膚は(はだ)とも呼ばれる。


注釈

  1. ^ 東海村での放射線被曝事故では被害者は即死には至らなかったが、多臓器不全に加えほぼ全身の皮膚の産生機能喪失が長期にわたり患者を苦しめた[26]

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m 生化学辞典第2版、p.1068 【皮膚】
  2. ^ a b c 解剖学第2版、p.26-31、外皮構造(皮膚)
  3. ^ a b c d e f 傳田(2005)、p.6-8、にれ1.皮膚は最も大きな臓器「外臓」である 皮膚の階層構造
  4. ^ a b 傳田(2005)、p.5-6、1.皮膚は最も大きな臓器「外臓」である
  5. ^ a b 傳田(2005)、p.41-42、4.皮膚はセンサーである
  6. ^ a b c d 佐藤・佐伯(2009)、p172-173、第9章 皮膚と膜 1.皮膚の構造 (1)表皮
  7. ^ a b c 生化学辞典第2版、p.1075 【上皮】
  8. ^ a b c d 傳田(2005)、p.8-11、1.皮膚は最も大きな臓器「外臓」である 皮膚のバリアはプラスチック並み
  9. ^ 標準皮膚科学、8版、p5
  10. ^ a b c d e 編集長 水谷仁「【指紋】何の役に立つ?どのようにしてできる?」『ニュートン2012年6月号、雑誌07047-06』、ニュートンプレス、2012年、 116-117頁。
  11. ^ 生化学辞典第2版、p.677 【真皮】
  12. ^ a b c d 編集長 水谷仁「【しわ】なぜできる?予防法や改善法は?」『ニュートン2013年2月号、雑誌07047-02』、ニュートンプレス、2013年、 112-113頁。
  13. ^ a b c d e f 編集長 水谷仁「意外と知らない「汗」のこと」『ニュートン2012年8月号、雑誌07047-08』、ニュートンプレス、2012年、 102-107頁。
  14. ^ 佐藤・佐伯(2009)、p173、第9章 皮膚と膜 1.皮膚の構造 (3)皮下組織
  15. ^ a b c 傳田(2005)、p.42-44、4.皮膚はセンサーである 外部刺激のセンサーとしての皮膚
  16. ^ 傳田(2005)、p.48-52、4.皮膚はセンサーである もう一つの痛みセンサー
  17. ^ 傳田(2005)、p.33-34、3.情報伝達物質を生み出す皮膚
  18. ^ 傳田(2005)、p.34-37、3.情報伝達物質を生み出す皮膚 皮膚は免疫をつかさどる臓器である
  19. ^ a b c 傳田(2005)、p.38-40、3.情報伝達物質を生み出す皮膚 皮膚が内分泌系に及ぼす影響
  20. ^ a b c d e 傳田(2005)、p.11-14、1.皮膚は最も大きな臓器「外臓」である 常におのれを知っている皮膚
  21. ^ a b 傳田(2005)、p.15-19、2.電気仕掛けの皮膚機能 皮膚は電池になっている
  22. ^ a b 傳田(2005)、p.24-25、2.電気仕掛けの皮膚機能 外から皮膚に電気をかけるとどうなるか
  23. ^ a b 傳田(2005)、p.45-48、4.皮膚はセンサーである 神経より先に表皮が感じる
  24. ^ 傳田(2005)、p.52-53、4.皮膚はセンサーである 光を感じる皮膚
  25. ^ 乳幼児のくる病が増えた理由 摂取栄養の偏りや日光浴不足でビタミンDが欠乏 日経メディカルオンライン 記事:2012年1月12日
  26. ^ NHK「東海村臨界事故」取材班 『朽ちていった命 - 被曝治療83日間の記録』〈新潮文庫 え-16-1〉新潮社、2006年10月。ISBN 978-4-10-129551-0 
  27. ^ 理研ベンチャーが中小企業優秀新技術・新製品賞を受賞理化学研究所(2018年4月25日)2018年4月27日閲覧。
  28. ^ a b c d Romer, Alfred Sherwood; Parsons, Thomas S. (1977). The Vertebrate Body. Philadelphia, PA: Holt-Saunders International. pp. 129–145. ISBN 0-03-910284-X 


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皮膚

出典:『Wiktionary』 (2021/06/12 13:53 UTC 版)

名詞

(ひふ)

  1. 動物器官のひとつで、体の表面おおっている。体の内外区切り、そのをなす。

別表記

類義語

  • かわ
  • はだ

関連語

翻訳


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