マイコバクテリア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 02:24 UTC 版)
「病原体関連分子パターン」の記事における「マイコバクテリア」の解説
マイコバクテリアは、宿主のマクロファージの中で生存する細胞内細菌である。マイコバクテリアの細胞壁は脂質と多糖類で構成されており、ミコール酸も多量に含まれている。マイコバクテリアの精製細胞壁成分は、主にTLR2(英語版)とTLR4を活性化する。リポマンナンとリポアラビノマンナンは強力な免疫調節作用を持つリポグリカンである。TLR2はTLR1(英語版)と結合して結核菌の細胞壁リポタンパク質抗原を認識し、マクロファージによるサイトカイン産生を誘導する。TLR9は、マイコバクテリアDNAによって活性化される。
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「マイコバクテリア」の例文・使い方・用例・文例
- マイコバクテリアによる皮膚感染症
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