顆粒層とは? わかりやすく解説

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かりゅう‐そう〔クワリフ‐〕【×顆粒層】

読み方:かりゅうそう

小型細胞密集した層。皮膚の表皮などの上皮、卵胞小脳皮質などにみられる

[補説] 表皮の顆粒層は角質層の下にあり、SG1〜3の3層から成るこのうちSG2細胞の層はタイトジャンクション有し角質層とともに皮膚のバリア機能を担う。


顆粒層

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/09 10:04 UTC 版)

顆粒層(: stratum granulosum, granular layer)とは角質層(あるいは透明層)と有棘層の間に認められる表皮の層[1]。この層において、karatinocyteは現在では顆粒細胞と呼ばれ、ケラトヒアリンとラメラ顆粒を含む[2]


  1. ^ James, William; Berger, Timothy; Elston, Dirk (2005) Andrews' Diseases of the Skin: Clinical Dermatology (10th ed.). Saunders. Page 2. ISBN 0721629210.
  2. ^ Marks, James G; Miller, Jeffery (2006). Lookingbill and Marks' Principles of Dermatology (4th ed.). Elsevier Inc. Page 7. ISBN 1-4160-3185-5.


「顆粒層」の続きの解説一覧

顆粒層 (granular layer)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 15:03 UTC 版)

小脳」の記事における「顆粒層 (granular layer)」の解説

最深部の顆粒層は入力層で膨大な数(約1000億)の顆粒細胞がある。顆粒細胞染色切片標本では小さく密に並ぶ濃染されるとしてみられる。顆粒層には少数大きなゴルジ細胞 (Golgi cell) もあり、一部小脳領域には、少数のルガロ細胞 (Lugaro cell) 、単極性刷毛細胞 (unipolar brush cell) 、シャンデリア細胞 (chandelier cell) などのニューロンもある。小脳への2つ主要な求心性入力のうちの1つである苔状線維は、顆粒層に終止する。球形シナプス終末をもつ苔状線維小脳糸球体 (cerebellar glomerulus) というシナプス複合体において顆粒細胞ゴルジ細胞興奮させるゴルジ細胞は反回性ループをつくり顆粒細胞抑制するヒト小脳には600800億個もの顆粒細胞存在し、これは脳と脊髄にある全神経細胞の、実に7割を占めている。

※この「顆粒層 (granular layer)」の解説は、「小脳」の解説の一部です。
「顆粒層 (granular layer)」を含む「小脳」の記事については、「小脳」の概要を参照ください。

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