脊髄とは? わかりやすく解説

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せき‐ずい【脊髄】

読み方:せきずい

脊椎動物中枢神経系の一。延髄続き脊椎管内を縦走する。内側神経細胞細胞体主体とする灰白質(かいはくしつ)があり、それを神経線維主体とする白質が覆う。分節的脊髄神経出て感覚運動の刺激伝達し反射機能つかさどる


脊髄

英訳・(英)同義/類義語:spinal cord, medulla spinalis

脊椎動物神経系形成する組織で、脊椎骨内部頭部尾部方向多数神経走っている。
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脊髄

Spine

【概要】 脳の下にぶらさがった根っこのような神経細胞神経線維の束。腰の上までの長さで、背骨の中ののような存在椎骨(=背骨)で囲まれている。脳の一部なので脳と脊髄を合わせて中枢神経という。髄膜包まれ脳脊髄液表面潅流している。

《参照》 脳脊髄液


脊髄

【仮名】せきずい
原文spinal cord

頭蓋底から腰まで通る柱状神経組織3層保護膜に包まれ、さらに脊椎背骨内部納まっている。脊髄と脳が中枢神経系構成し、脳から体へ送られる情報のほとんどは脊髄神経伝達する

脊髄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/20 03:59 UTC 版)

脊髄(せきずい、: spinal cord)とは、脊椎動物脊椎の内側にある脊椎管の中に持つ、髄膜の内側に存在するニューロン神経線維の集合体である。と脊髄とを併せて、中枢神経系と称する。脊髄は脊椎管の中から脊髄神経の枝を何本も出し、末梢と脳との橋渡しをする。ただし、脳と末梢とを繋ぐ神経は脊髄だけではなく、脳神経と呼ばれる脳から直接出ている神経も存在する。なお、脊髄は反射の一部も担っている。


  1. ^ Rexed B. The cytoarchitectonic organization of the spinal cord in the cat. J Comp Neurol 1952;96:415-495.
  2. ^ Rexed B. A cytoarchitectonic atlas of the spinal cord inth cat. J Comp Neurol 1954;100:297-379.
  3. ^ Rexed B. Some aspects of the cytoarchitectonics and synaptology of the spinal cord. In: Eccles JC, Shadé JP, eds. Progress in brain research. Vol. II. Organization of the spinal cord. Amsterdam: Elsevier, 1964:58-92.
  4. ^ Coulder JD, Ewing L, Carter C. Origin of primary sensorimotor cortical projection to lumbar spinal cord of cat and monkey. Brain Res 1976;103:366-372
  5. ^ Jones EG, Wise SP. Size, laminar and columnar distribution of efferent cells in the sensory-motor cortex of monkeys. J Comp Neurol 1977;175:391-438
  6. ^ Dum RP, Strick PL. The origin of corticospinal projections from the premotor areas in the frontal lobe. J Neurosci 1991;11:667-689
  7. ^ Cooper S, Sherrington CS. Gower's tract and spinal border cells. Brain 1940;63:123-134.



脊髄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/04 15:57 UTC 版)

脳幹」の記事における「脊髄」の解説

脊髄の第三頸椎レベルでの頚髄前後径は正常で8.3±0.8mmとされている。

※この「脊髄」の解説は、「脳幹」の解説の一部です。
「脊髄」を含む「脳幹」の記事については、「脳幹」の概要を参照ください。


脊髄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/03 03:59 UTC 版)

神経系」の記事における「脊髄」の解説

脊髄は、椎骨連なり中にある脊柱管中におさまった長さ約40cm、太さ1cm円柱器官であり、下部では錐のように細くなる断面H型灰白質周囲白質覆っており、中心には穴がある。前方前角)は骨格筋制御する遠心性運動神経集まり後ろ逆に求心性感覚神経細胞情報延髄伝える。 脊髄からは左右31対の脊髄神経伸ばす神経束(根)があり、それぞれの神経全身に伝わる。根は椎間孔に応じて分類され、顎神経C8対)、胸神経T12対)、腰神経L5対)、仙骨神経(S5対)、尾骨神経(1対)がある。

※この「脊髄」の解説は、「神経系」の解説の一部です。
「脊髄」を含む「神経系」の記事については、「神経系」の概要を参照ください。

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脊髄

出典:『Wiktionary』 (2021/08/07 00:30 UTC 版)

名詞

 せきずい

  1. (解剖学) 脊椎動物中枢神経一つ脊椎の中を通っ延髄続く

発音(?)

せ↗き↘ずい

翻訳


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