脂肪組織とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 生物 > 生物学 > 組織 > 脂肪組織の意味・解説 

しぼう‐そしき〔シバウ‐〕【脂肪組織】

読み方:しぼうそしき

主として脂肪細胞多く集まっている結合組織。主に脊椎動物にみられ、臓器周囲皮下などにあって外部衝撃からの保護栄養貯蔵保温などの働きをする。

「脂肪組織」に似た言葉

脂肪組織

英訳・(英)同義/類義語:adipose tissue

動物体内で、脂肪貯蔵を行う組織総称脂肪細胞集まっている。
「生物学用語辞典」の他の用語
個体の器官や組織など:  胸部  胸骨  脂肪体  脂肪組織  脊索  脊髄  脚鬢

脂肪組織

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/07 09:36 UTC 版)

脂肪組織(しぼうそしき)は、脂肪細胞で構成された疎性結合組織解剖学的用語である。 主な役割は脂肪としてエネルギーを蓄えることであるが、外界からの物理的衝撃を吸収することで重要な器官を保護したり、外界の温度変化から断熱して体温を保ったりする機能も持つ。近年はホルモンを作り出す重要な内分泌器官としても注目されており、TNF-αレプチン、最近発見されたレジスチンやアディポネクチンなどの産生に関与する。




「脂肪組織」の続きの解説一覧

脂肪組織

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/16 15:23 UTC 版)

GLUT4」の記事における「脂肪組織」の解説

脂肪組織は、代謝の恒常性維持するためのエネルギー貯蔵庫である。グルコースの形で取り込まれエネルギーは、一部消費され残りグリコーゲンとして主に肝臓筋細胞脂肪貯蔵されるグルコース摂取多くエネルギー消費少ないという不均衡は、脂肪細胞肥大過形成引き起こし肥満につながることが示されている。それに加えて脂肪細胞でのGLUT4変異によって発現増加しグルコース取り込み増加してより多く脂肪貯蔵されることがある。GUT4が過剰発現すると、栄養分分配変化し、より多くグルコースが脂肪組織へ送られ、脂肪組織の重量増加する

※この「脂肪組織」の解説は、「GLUT4」の解説の一部です。
「脂肪組織」を含む「GLUT4」の記事については、「GLUT4」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「脂肪組織」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「脂肪組織」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



脂肪組織と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「脂肪組織」の関連用語

1
白色脂肪細胞 デジタル大辞泉
100% |||||

2
褐色脂肪細胞 デジタル大辞泉
100% |||||

3
単胞性脂肪細胞 デジタル大辞泉
100% |||||

4
多胞性脂肪細胞 デジタル大辞泉
100% |||||

5
脂肪細胞 デジタル大辞泉
100% |||||

6
イリシン デジタル大辞泉
96% |||||





脂肪組織のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



脂肪組織のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
JabionJabion
Copyright (C) 2024 NII,NIG,TUS. All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの脂肪組織 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、WikipediaのGLUT4 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS