サガリ

実用日本語表現辞典

サガリ

牛肉の横隔膜（ハラミ）の部分から肋骨側にぶら下がっている、厚い部分を意味する語。英語では「ハンギングテンダー」とよばれている。

（2013年6月4日更新）

デジタル大辞泉

さがり【下がり】

読み方：さがり

１ 上から下へ垂れ下がること。「垂れ幕の—ぐあい」

２

㋐位置が低くなること。「南—の土地」

㋑程度や価値などが低くなること。「気温の上がり—」「値—」

３ その時刻を過ぎること。「昼—」「七つ—の日ざし」

４ （「おさがり」の形で）神仏の前から下げた供物。転じて、目上の人から譲り受けた使用済みの衣類や品物。「兄のお—のかばん」

「ほとけのもり物の—と見えて」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉

５ 奉公先から自宅へ帰ること。「宿(やど)—」

６ 力士のまわしの前に垂れた、ひも状の飾り。

７ 「おくみさがり」の略。

８ 囲碁で、盤端の第2線ないし第4線の位置にある石から、盤端に向かって同一線上に並べて打つ手。

９ 近世、和船の船首に付けた縄飾り。

10 未払い分の金額。未払い金。

「三万両の—が出来、川があいてもたたれぬ仕儀になり」〈黄・万石通〉

下がり(9)

歴史民俗用語辞典

鍑

読み方：サガリ（ｓａｇａｒｉ）

釣り下げて物を煮る口の大きい懸釜。

囲碁基本用語集

サガリ

自分の石から碁盤のはじの方に向かって伸びるような手。

例：下図では、黒C5コスミツケに対して、白B6サガリで受けてる。これをうたないと、C5とC8の黒が連絡してしまう。

隠語大辞典

サガリ

読み方：さがり

1. 袖ノコトヲ云フ。〔第四類　衣服之部・岡山県〕
2. 袖。〔第二類　人物風俗〕

分類 岡山県

サガリ

読み方：さがり

1. 労働下宿で前借すること。

分類 ルンペン／大阪

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地名辞典

下里

読み方：サガリ（ｓａｇａｒｉ）

所在 新潟県阿賀野市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

ウィキペディア

サガリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2019/12/18 18:31 UTC 版)

サガリ

• 食肉用語で牛の横隔膜の筋部、特に背側の腰椎に接する部分のことを指す。ハンギングテンダー Hanging tender steak。　→もつ#もつの分類
• 囲碁の用語　→サガリ (囲碁)

関連項目

• さがり

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サガリ

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「ゲゲゲの鬼太郎の登場キャラクター」の記事における「サガリ」の解説

山の樹の枝にぶら下がる馬の首のような妖怪。

サガリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/10/31 14:10 UTC 版)

「妖怪のお医者さん」の記事における「サガリ」の解説

黒郎を集団で襲った妖怪の一匹。