胸腔とは? わかりやすく解説

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きょう‐くう【胸×腔】

読み方:きょうくう

きょうこう(胸腔)」の慣用読み医学でいう。


きょう‐こう〔‐カウ〕【胸×腔】

読み方:きょうこう

胸膜覆われた、胸郭内部。肺・心臓などを収める

[補説] 医学では慣用的に「きょうくう」という。


胸腔

英訳・(英)同義/類義語:thoracic cavity

ヒトや動物の体のうち、横隔膜区切られ腹腔よりも上の部分。肺、気管などが存在する
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胸腔

読み方きょうくう
【英】:Cavitas thoracis,Thoracic cavity

 胸郭包まれ円錐形内腔全体が胸腔である。胸腔と腹腔をしきるのは横隔膜である。胸腔内には左右胸膜腔縦隔が入る。胸膜腔は人つながり壁側胸膜臓側胸膜によって囲まれた腔である。壁側胸膜胸壁内部をおおい、臓側胸膜は肺を包む。縦隔内には心膜腔があり、これは心臓包んでいる。胸腔と胸膜腔を混同しないように注意しよう。胸腔というのは、胸郭囲まれる空間である。その下口横隔膜によって遮らえているが、上口開放性頚部開いている。胸膜腔とは、壁側胸膜とその続きである肺胸膜によって囲まれる閉じた空間であってその内部に存在するのは少量の液(漿液serous fluid)だけである。肺は胸腔の中にあるけれども、胸膜腔の外にある。胸腔の中には心臓によって囲まれる心膜腔という閉じた袋もあり、これらに介在して胸部内臓大血管などが胸腔内に詰まっているわけである。

胸膜腔、胸腔


胸腔

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/04 10:05 UTC 版)

胸腔(きょうくう・きょうこう、: thoracic cavity, chest cavity)は、胸壁肋骨胸椎胸骨横隔膜によって囲まれた、人体(など、横隔膜をもつ脊椎動物の体)の空間。横隔膜により腹腔と区分される。胸腔上部の境界は正面は胸骨柄、側面は第一肋骨、背面は脊柱である。心臓大動脈食道などを含む縦隔で左右に分離されている。呼吸器外科では、縦隔を含まない狭義の、胸膜で覆われた中にが収容されている空間のことをさす[1]

画像

脚注


胸腔

出典:『Wiktionary』 (2021/04/23 13:46 UTC 版)

名詞

きょうこう 慣用:きょうくう

  1. ヒトを含む)哺乳類胸郭内に存在する体腔

発音(?)

きょ↗うこう
本来の読み漢音
IPA: /kʲoːkoː/
X-SAMPA/k_jo:ko:/
きょ↗うくう
医学分野における慣用読み
IPA: /kʲoːkɯː/
X-SAMPA/k_jo:kM:/

語源

関連語

翻訳


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