か・える〔かへる〕【変える】
読み方:かえる
1 物事を以前と違った状態・内容にする。変化させる。変更する。「姿を—・える」「顔色を—・える」「考えを—・える」「話題を—・える」「戦術を—・える」
かえ・る〔かへる〕【×孵る】
かえ・る〔かへる〕【帰る/▽還る】
読み方:かえる
1 自分の家や、もといた場所に戻る。「郷里へ—・る」「まもなく—・ってくる」
3 野球で、走者が本塁を踏んで得点になる。「ヒットでランナーが—・る」
→戻(もど)る[用法]
[可能] かえれる
か・える〔かへる〕【換える/替える/代える】
読み方:かえる
1 (換える・替える)相手に与える代わりに、相手のものを自分のものとする。等しいもの、同種のものを他とやりとりする。交換する。「円をドルに—・える」「現金に—・える」「小銭に—・える」
2 (代える)あるものに他のものと同じ役割をさせる。「書面をもって挨拶に—・えさせていただきます」
3 (換える・替える)今まで使っていたものを別のものにする。古くなったものを新しいものにする。「畳の表を—・える」「かみそりの刃を—・える」
4 (代える)飲食物のおかわりをする。「御飯を—・えてください」
5 (「…に替える」の形で)…を犠牲にする。…と引きかえにする。「命に—・えて子供を守る」
6 (動詞の連用形に付いて)今までしていたのをやめて、新たに同じことを行う。「乗り—・える」「着—・える」「張り—・える」
[補説] 室町時代以降はヤ行にも活用した。→換ゆ
表記は、次の観点で使い分けることが多い。
換える…物と物をとりかえる。「小切手を現金に換える」
替える…新しいものにする。「かみそりの刃を替える」
代える…別のものに同じ役割をさせる。「書面をもって挨拶に代える」
変える…以前と違ったものにする。「話題を変える」
かえる〔かへる〕【×蛙/×蝦/×蛤】
読み方:かえる
無尾目の両生類の総称。体は太短く、首のくびれがなく、目は上方に出て、口が大きい。前足に4本、後ろ足に5本の指と水かきをもつ。昆虫やミミズなどを舌で捕らえて食べる。声帯や鳴嚢(めいのう)をもち、鳴くものが多く、水田・沼などにすみ、樹上や地中にすむものもある。幼生はおたまじゃくし。アマガエル・トノサマガエル・ヒキガエル・ウシガエルなど種類が多い。かわず。《季 春》「痩—まけるな一茶是(これ)にあり/一茶」
かえ・る〔かへる〕【返る/▽反る】
読み方:かえる
[動ラ五(四)]
1 表であったものが裏になったり、上であったものが下になったりして、ものの向き・位置が反対になる。裏がえる。ひるがえる。ひっくりかえる。「裾が—・る」「軍配が—・る」「漢文を下から—・って読む」
2 (返る)一度変化したものが、前やもとの状態になる。「童心に—・る」「正気に—・る」
3 (返る)一度手を離れた物が手元に戻る。もとの所有者に戻る。「忘れ物が—・る」「投資した金が倍になって—・ってくる」
4 (返る)こちらからの働きかけに対して、相手が反応する。「返事が—・ってくる」
「その年も—・りぬ」〈更級〉
6 染めた色がさめる。色があせる。
「はな(=ハナダ色)も—・り濡れなどしたる薄色の宿直物(とのゐもの)を着て」〈枕・二〇〇〉
㋐すっかり…する、ひどく…する意を表す。「静まり—・る」「あきれ—・る」「むせ—・る」
㋑繰り返し…する意を表す。
「ぬばたまの夜を長みかもわが背子が夢(いめ)に夢にし見え—・るらむ」〈万・二八九〇〉
[可能] かえれる
カエル
カエル
カエル
カエル
カエル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/20 16:55 UTC 版)
カエル(蛙、英語: Frog)は、両生綱無尾目(むびもく、Anura)に分類される構成種の総称。古称としてかわず(旧かな表記では「かはづ」)などがある。英名は一般にはfrogであるが、ヒキガエルのような外観のものをtoadと呼ぶことが多い。
注釈
出典
- ^ a b c d e f g h 日本爬虫両棲類学会 (2020) 日本産爬虫両生類標準和名リスト(2020年11月16日版). http://herpetology.jp/wamei/ (2020年12月17日閲覧)
- ^ a b c d e f g h i j Anthony Arak 「カエル類」松井正文訳『動物大百科 12 両生・爬虫類』深田祝監修 T.R.ハリディ、K.アドラー編、平凡社、1986年、42 - 63頁。
- ^ Skulls gone wild: How and why some frogs evolved extreme heads https://www.floridamuseum.ufl.edu/science/how-frogs-evolved-extreme-skulls/
- ^ “Amphibiaweb”. 2014年12月12日閲覧。[出典無効]
- ^ a b フジテレビトリビア普及委員会『トリビアの泉〜へぇの本〜 2』講談社、2003年。
- ^ Grant, Rachel A.; Chadwick, Elizabeth A.; Halliday, Tim (2009-08-01). “The lunar cycle: a cue for amphibian reproductive phenology?” (英語). Animal Behaviour 78 (2): 349–357. doi:10.1016/j.anbehav.2009.05.007. ISSN 0003-3472 .
- ^ a b c 倉本満 「すべてのオタマジャクシ期を経るわけではなく、繁殖様式は変化に富み多様である。」『動物たちの地球 両生類・爬虫類 3 トノサマガエル・モリアオガエルほか』第5巻 99号、朝日新聞社、1993年、66-67頁
- ^ 21世紀研究会 (2004, p. 235)
- ^ a b 嶋内博愛、松枝到(編)「カエルをめぐる象徴性:グリム童話集を起点に」『象徴図像研究:動物と象徴』 言叢社 2006 ISBN 4862090079 pp.147-168.
- ^ 齋藤 & 阿久根 (1997)
- ^ “歌舞伎用語案内 照明と音響”. 松竹、国立国会図書館、歌舞伎. 2020年1月2日閲覧。
- ^ “身近な音具たち かえる”. 京都教育大学. 2020年1月2日閲覧。
- ^ 『母を讃える』、1949年7月5日発行、高知県教員組合、P34
- ^ 『図解アイヌ』 角田陽一 新紀元社 2018年 p92
- ^ JICA (2011, p. 16f)
- ^ 「「隣家の池のカエル、鳴き声耐えられない」と訴え…東京地裁「自然音」と請求棄却」【読売新聞】2021年4月24日付
- ^ “<カエル・ツボカビ症>国内で初確認 両生類絶滅の危険性も”. 毎日jp (毎日新聞). (2007年1月12日). オリジナルの2007年1月15日時点におけるアーカイブ。 2013年1月10日閲覧。
- ^ 東 (2002)
- ^ 200 million years of anuran body size evolution in relation to geography, ecology, and life history
カエル(カエル/♂)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 01:02 UTC 版)
「100日後に死ぬワニ」の記事における「カエル(カエル/♂)」の解説
映画オリジナルキャラクター。みどりが亡くなってからネズミたちのいる街に越してくる。性格はチャラ男気質なお調子者タイプ。
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カエル (Kaeru / Frog)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 06:05 UTC 版)
「クロノ・トリガー」の記事における「カエル (Kaeru / Frog)」の解説
中世ガルディア王国の騎士。ガルディア王国前騎士団長であった親友サイラスの遺志を継ぎ、新たなる「勇者」として伝説の剣グランドリオンを手に戦うことになる。元はグレン (Glenn) という名の人間だったが、魔王の呪いによりカエルの姿となってしまい、それ以来正体を隠してリーネ王妃を影から守っていた。古代で魔王が死んだ場合にはエンディングで人間の姿に戻る。また、PS版のエンディングムービーでは魔王が倒されたか否かに関係なく人間の姿で登場する。元の姿に戻った後に中世の王女と結婚するパターンもある。仲間や敵、同等の存在に対しては砕けた喋り方をするが、目上の存在に対しては相応の態度をとり、クロノの母に対しても敬語で話している。
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「カエル」の例文・使い方・用例・文例
- あのすごく大きいカエルをごらんよ!
- お姫さまがカエルにキスをするとのろいが解けた
- そのカエルは車にひかれてぺちゃんこになった
- カエルがケロケロと鳴いている
- そのときカエルは王子様になりました
- こともあろうに,それはカエルを調理したものだった
- カエルが岩の下から飛び出てきた
- カエルの生態圏
- アマガエル科のカエルの合唱が聞こえた。
- 変身譚は「カエルの王子様」や「6羽の白鳥」など、童話によくある。
- 私はカエルが怖いのです。
- 彼の嫌いな生き物はカエルです。
- そこにはカエルがたくさんいるかもしれない。
- そのカエルは、どれくらいの大きさですか。
- 私はカエルが大嫌いです。
- 私の妹もカエルが好きではない
- 私たちは内臓器官を調べるためにカエルを解剖した。
- 王子様はカエルに変えられてしまった。
- 王子は魔法でカエルに変えられた。
- その少年はカエルめがけて石ころを投げた。
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