細胞小器官

デジタル大辞泉

さいぼう‐しょうきかん〔サイバウセウキクワン〕【細胞小器官】

読み方：さいぼうしょうきかん

細胞内にある、原形質の一部が特殊に分化した構造物の総称。核・ミトコンドリア・小胞体・ゴルジ体など。オルガネラ。細胞内小器官。

生物学用語辞典

オルガネラ

同義/類義語：細胞器官, 細胞小器官
英訳・(英)同義/類義語：organelle

細胞の内部に存在する機能を持つ構造体。核、ミトコンドリアや葉緑体のようにそれ自身でゲノムDNAを持つものや、ゴルジ体、小胞体、リゾソーム、ペルオキシゾーム、液胞のように膜構造を持つもの、リボソームのような複合体として存在するものなどがあり、それぞれ細胞内で重要な機能を果たしている。起源として細胞内共生の可能性が考えられているものもある（ミトコンドリアと葉緑体）。

細胞内小器官

同義/類義語：オルガネラ, 細胞小器官
英訳・(英)同義/類義語：organelle

細胞内に存在する、小胞体、ゴルジ体、ミトコンドリアなど一定の構造と機能を持つ複合体。由来は複雑で、ミトコンドリアや葉緑体の様にゲノムDNAを持ち、細胞内共生に由来すると考えられるものや、リボソームのように細胞成立以前から存在していた可能性のあるものまで多様である。

「生物学用語辞典」の他の用語

細胞名や細胞内の構造オルガネラに関連する用語：

細胞体  細胞傷害性T細胞  細胞内区画  細胞内小器官  細胞分化  細胞分裂  細胞口

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細胞小器官

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/12/11 20:30 UTC 版)

細胞小器官（さいぼうしょうきかん、英: organelle）とは、細胞の内部で特に分化した形態や機能を持つ構造の総称である。細胞内器官、あるいはラテン語名であるオルガネラとも呼ばれる。細胞小器官が高度に発達していることが、真核細胞を原核細胞から区別している特徴の一つである。

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細胞小器官

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/02/18 19:28 UTC 版)

「細胞質」の記事における「細胞小器官」の解説

詳細は「細胞小器官」を参照 細胞小器官は生体膜で包まれた、細胞中で固有の機能を持つ部分である。主要な細胞小器官としてはミトコンドリア、小胞体、ゴルジ体、リソソームなどがある。植物細胞では他に葉緑体、液胞などがある。

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「細胞小器官」の例文・使い方・用例・文例

• 4つの膜状の繊毛細胞小器官のある原虫
• 大部分の細胞の細胞質で見つかる細胞小器官（特に白血球と肝臓と腎臓細胞で）
• エネルギー生産に関係する酵素を含む細胞小器官
• 特定される最初の細胞小器官は、核だった
• 動物セルの核の近くの1ペアの小さな円筒状の細胞小器官のうちの1つ
• 生きている細胞の細胞質の細胞小器官
• ミトコンドリアという,真核細胞の細胞小器官
• リボゾームという,細胞に普遍的に存在する微粒子状の細胞小器官