三省堂 大辞林 |
はらわた 3 04 【▽腸】
「美酒が―にしみ通る」「杵屋の冴々(さえざえ)した撥音(ばちおと)が…―に徹(こた)ゆるやうに/社会百面相(魯庵)」
(2)動物の内臓。臓腑。わた。
「魚の―をとり出す」
(3)こころ。性根(しようね)。根性。精神。
(4)ウリなどの内部の、種子とやわらかな果肉とが混じっている部分。
(5)物の内部に詰め込まれているもの。
「―の出た座布団」
» (成句)腸が腐る
» (成句)腸がちぎれる
» (成句)腸が煮えくり返る
» (成句)腸を断つ
漢字辞典 |
出典:漢字辞典 |
胕
胕 |
|
腑
腸
膓
臓
臟
鯝
「はらわた」の用例一覧
生きている腸 (青空文庫)
なる液体のなかに蠢くこの奇妙な人体の一部を凝視している。 ぐにゃ、、ぐにゃ、ぐにゃ。 ぷるっ、ぷるっ、ぷるっ。[#底本では「ぶるっ、ぶるっ、ぶるっ。」] 見ていると腸(はらわた)は、人間の顔などでは到底表わせないような複雑な表情でもって、全面...
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北大路魯山人 弦斎の鮎 (青空文庫)
たく心細い次第だ。 例えば、あゆについていうなら、『食道楽』の著者村井弦斎などのあゆ話にはこんなミスがある。「東京人はきれい好きで贅沢だから、好んであゆのはらわたを除き去ったものを食う」ここが問題なのだ。東京人がきれい好きだからわた...
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北大路魯山人 鮎の名所 (青空文庫)
ところここ以上のを食ったことがない。和知川ものを生かして京阪に運び、その日のうちに食えばうまいが、二、三日 経 ( た ) っては脂が抜けてしまう。生きていても、焼いてみるとはらわたなしで、トンネル風に空洞を作っている。はらわた...
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