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石ノ森章太郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/01/28 12:02 UTC 版)

石ノ森 章太郎(いしのもり しょうたろう、1938年昭和13年)1月25日 - 1998年平成10年)1月28日)は、日本漫画家特撮作品原作者。1984年までは石森 章太郎の表記を用いた。本名、小野寺章太郎(おのでら しょうたろう)。血液型はAB型。

代表作は『サイボーグ009』、『佐武と市捕物控』、『マンガ日本経済入門』、『HOTEL』など。仮面ライダーシリーズを始め特撮作品の原作者としても活躍。SF漫画から学習漫画まで幅広い分野で作品を量産し「漫画の王様」、「漫画の帝王」と評された。

1989年、漫画には「面白い、おかしい」だけではない多数の表現が可能になったとして、漫画の新しい呼び名「萬画」を提唱し「萬画宣言」を発表。以降は自らの職業を「漫画家」ではなく「萬画家」と称した。没後の2007年末には、500巻770作品におよぶ個人全集『石ノ森章太郎萬画大全集』(角川書店)が、一人の著者による最も多い漫画の出版の記録としてギネス・ワールド・レコーズに認定されている。

SF好きとしても知られており、SFから作品のヒントを得ていたことも指摘されている[1]

息子に俳優小野寺丈長男)と石森プロ社長の小野寺章(次男)がいる。小説家今野敏は親戚である。


注釈

  1. ^ 松本零士と同じ生年月日である。
  2. ^ 同校出身の漫画家に大友克洋がいる。
  3. ^ 初期の『少女クラブ』に掲載された作品には、赤塚不二夫との共同ペンネーム「いずみあすか」名義、赤塚不二夫および水野英子との共同ペンネーム「U.マイア」名義のもの等がある。
  4. ^ 藤子の『オバケのQ太郎』の主人公「大原正太」は石ノ森の名前を元にしている。また「藤子不二雄」の共同ペンネームをやめて藤子不二雄Fとなった藤本弘に藤子・F・不二雄にするよう助言をしたのも石ノ森である。
  5. ^ この出来事は藤子不二雄Aの著作『愛…しりそめし頃に…―満賀道雄の青春』に描かれている。
  6. ^ 石森章太郎 『トキワ荘の青春 ぼくの漫画修行時代』ISBN 978-4-06-183752-2 講談社〈講談社文庫〉、1986年、208頁によれば、死因は「モルヒネの打ちすぎによる心臓発作」。石ノ森は、「姉が倒れて救急車を呼び、入院して注射を打ったところ、容態が安定した」ように見えた為、一旦トキワ荘に帰り、その後、赤塚、水野英子と共に外出。帰ったところに「病院に来る」よう、電報が届いた、と記述している。
  7. ^ 『トキワ荘の青春 ぼくの漫画修行時代』、96頁によれば、「漫画(自分の仕事)と東映動画との両立が厳しい事が判ったから」、となっている。
  8. ^ 『トキワ荘の青春 ぼくの漫画修行時代』、184-213頁によると、この前に世界旅行に出かけている。海外旅行自由化される前であり、「個人の観光」では許可は下りなかった。その為、集英社に依頼し、臨時に「記者」の肩書きを入手している(シアトルで開かれるSF大会の取材、という名目)。貯金が無かった為、旅費も各出版社から前借りした。SF大会では、矢野徹の紹介状を持ち、フォレスト・J・アッカーマン(雑誌「MONSTER」の編集長)、ロバート・A・ハインラインポール・アンダースンと会っている。この時に訪問した国・都市・名所は、アメリカに3週間(ロサンゼルスサンフランシスコニューヨークラスベガスディズニーランドグランド・キャニオン、シアトル)の他、イギリスロンドン)、フランスパリ)、オーストリアウィーン)、ドイツ東ベルリン西ベルリン)、オランダスペインマドリード)、イタリアローマミラノ)、ギリシャパルテノン神殿)、エジプトカイロピラミッドスフィンクス)、香港マカオなど(太字はサイボーグ戦士(002、003、004、005、007)の出身国。また、ギリシャはミュートスサイボーグのモチーフとなっている。後年にはピラミッドも登場した)。なお、この旅行は「雑誌(『少女クラブ』他)の廃刊が続いた事や、姉の死にショックを受けた逃避行」、という面も持っていた。
  9. ^ 「ノ」の字の表記については、石ノ森が存命時、出版物や映像原作表示の際には、他の字に比して縦横2/3から1/2のサイズに表記する(「半角文字ではない」と言われる)ことが求められた。
  10. ^ このときに撮影されたスナップ写真は、石ノ森の生家の玄関付近に飾られており誰でも見ることができる

出典

  1. ^ a b c d すがやみつる 「感涙の最終回は新『009』への序章」『この最終回がすごい!』 メディアファクトリー、2003年2月11日、初版第1刷、72から80ページ。ISBN 4-8401-0703-3
  2. ^ 山内ジョージ『トキワ荘最後の住人の記録』p.222(東京書籍、2011年)
  3. ^ WEBアニメスタイル 白川大作インタビュー(2)。一方、月岡はその才能を評価されてそのまま東映動画に入社し、「天才アニメーター」と呼ばれた。
  4. ^ asahi.com:仮面ライダーの故石ノ森さん、最多コミックでギネスに - 文化・芸能
  5. ^ ぼくはマンガ家
  6. ^ 岩上安身「現代の肖像24 石ノ森章太郎」『AERA』、朝日新聞社、1990年。web掲載
  7. ^ プロフィール タレント業等、ステージに上がる際は、石ノ森先生に命名して頂いた“ショッカーO野”で活動している。


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