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大友克洋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/01/07 13:16 UTC 版)

大友 克洋(おおとも かつひろ、本名同じ[1]1954年4月14日[1] - )は、日本漫画家映画監督宮城県登米郡迫町(現在の登米市迫町)出身[2]宮城県佐沼高等学校[1]。血液型はA型[1]1973年漫画アクション』にてデビュー。代表作に『童夢』『AKIRA』など。ペンタッチに頼らない均一な線による緻密な描き込み、複雑なパースを持つ画面構成などそれまでの日本の漫画にはなかった作風で、80年代以降の漫画界に大きな影響を与えた。

1988年、自作を元に自ら制作したアニメーション映画『AKIRA』は日本国外でも高い評価を得、「ジャパニメーション」と呼ばれる、日本国外における日本アニメムーブメントのさきがけとなった[3]。近年は主に映画監督として活動している。


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  1. ^ a b c d e f まんがseek・日外アソシエーツ共著『漫画家人名事典』日外アソシエーツ、2003年2月25日初版発行、ISBN 4-8169-1760-8、76頁
  2. ^ 「ニューウェーブ・キイワード事典」『フリースタイル9』株式会社フリースタイル、2009年8月20日、ISBN 978-4-939138-47-8、33頁
  3. ^ 『BSマンガ夜話 ニューウェーブセレクション』カンゼン、2004年、9頁
  4. ^ 真崎守「インタビュー 大友克洋」『ぱふ』1979年7月号、雑草社、20頁
  5. ^ 米澤嘉博「マンガからのエクソダス ―大友克洋についての覚書15項」『ユリイカ』1988年8月臨時増刊号、青土社、153頁
  6. ^ a b c 村上知彦、高取英、米澤嘉博『マンガ伝 ―「巨人の星」から「美味しんぼ」まで』平凡社、1987年、80頁-81頁
  7. ^ a b 前掲 米澤嘉博「マンガからのエクソダス」『ユリイカ』1988年8月臨時増刊号、150頁-151頁
  8. ^ 夏目房之介『手塚治虫の冒険 戦後マンガの神々』筑摩書房、239頁-240頁
  9. ^ 影響を受けた当時の新人として守村大東本昌平などが登場しており、また福山庸治谷口ジローらの既存の作家にも作風の変化が表れた。とりみきみやすのんきらは大友風のSFX描写を取り入れている(前掲 米澤嘉博「マンガからのエクソダス」『ユリイカ』1988年8月臨時増刊号、157頁)。
  10. ^ 前掲 米澤嘉博「マンガからのエクソダス」『ユリイカ』1988年8月臨時増刊号、157頁-158頁
  11. ^ いしかわじゅんの指摘による。前掲『BSマンガ夜話 ニューウェーブセレクション』、32頁-33頁
  12. ^ 前掲 米澤嘉博「マンガからのエクソダス」『ユリイカ』1988年8月臨時増刊号、152頁-153頁
  13. ^ 前掲 夏目房之介『手塚治虫の冒険』、240頁-241頁
  14. ^ 劇場版『AKIRA』メイキング映像『AKIRA PRODUCTION REPORT』(1988年)
  15. ^ 「大友克洋 新解説」『BRUTAS』2007年1月1日・15日合併号別冊付録、マガジンハウス、20頁
  16. ^ 米澤は大友と手塚の表現方法の違いを以下のような例で説明している。「『童夢』のえっちゃんの前でカッターナイフで首を切る浪人生の連続させられるコマは、間に少女の叫びのコマを入れることで、その間の動き(アニメートされた部分)を意識させる。同作品の少女テレポートシーンにおける、同一構図、フレームを止めた二つのコマの連続もそうだ。手塚風にやれば、パッと言う擬音やフラッシュ、あるいは斜線が描かれるだろうし、切るシーンは手の動きとズブッという擬音によって事態は描写される」(前掲 米澤嘉博「マンガからのエクソダス」『ユリイカ』1988年8月臨時増刊号、159頁)
  17. ^ 前掲 米澤嘉博「マンガからのエクソダス」『ユリイカ』1988年8月臨時増刊号、157-159頁
  18. ^ 夏目房之介は風景の写実的な描写について宮谷一彦からの影響を指摘している。前掲 夏目房之介『手塚治虫の冒険』、231頁-234頁
  19. ^ 前掲 米澤嘉博「マンガからのエクソダス」『ユリイカ』1988年8月臨時増刊号、159頁
  20. ^ ササキバラ・ゴウ『<美少女>の現代史』講談社現代新書1718、2004年、152頁-153頁
  21. ^ 前掲 ササキバラ・ゴウ『<美少女>の現代史』153頁-154頁
  22. ^ 前掲 ササキバラ・ゴウ『<美少女>の現代史』142頁-154頁
  23. ^ 走行中のバイクや自動車の残光の表現は大友が始めて広まったものであった。前掲 夏目房之介『手塚治虫の冒険』、226頁
  24. ^ 前掲『BSマンガ夜話 ニューウェーブセレクション』、64頁-70頁
  25. ^ 前掲『BSマンガ夜話 ニューウェーブセレクション』、29頁-38頁
  26. ^ 前掲 米澤嘉博「マンガからのエクソダス」『ユリイカ』1988年8月臨時増刊号、148頁-149頁
  27. ^ 前掲 夏目房之介『手塚治虫の冒険』、216-217頁
  28. ^ a b 前掲 米澤嘉博「マンガからのエクソダス」『ユリイカ』1988年8月臨時増刊号、156頁-157頁
  29. ^ MovieWalker 『スチームボーイ』レポート(2008年7月4日閲覧、リンク切れ)
  30. ^ 前掲 真崎守「インタビュー 大友克洋」『ぱふ』1979年7月号、26頁
  31. ^ 前掲「大友克洋 新解説」、30頁
  32. ^ 前掲 真崎守「インタビュー 大友克洋」『ぱふ』1979年7月号、29頁-30頁
  33. ^ 前掲「大友克洋 新解説」、30頁
  34. ^ WEBアニメスタイルanimator interview 森本晃司(3)」(2009年10月20日閲覧)


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