デイリースポーツとは? わかりやすく解説

デイリースポーツ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/23 15:06 UTC 版)

デイリースポーツDaily Sports)は、日本スポーツ新聞である。株式会社デイリースポーツが編集し、神戸新聞社から発行されている。本社は神戸市中央区近畿地方に地盤を築いている。キャッチコピーは「ブレないデイリー」。社是は、「デイリースポーツ同人は、スポーツの振興と娯楽の健全化を通じて、国民の文化向上につとめる。」[2]


注釈

  1. ^ 参考:
    • 1948年8月1日に神戸新聞社から創刊したことは、次の資料を参照[2]
  2. ^ 題字は「夕刊デイリー」で、駅・コンビニなどのスタンド売り専売だった。宮崎県にも夕刊デイリーという新聞社があるが、全くの別物である。
  3. ^ 大阪本社では、それより先の1957年に「夕刊デイリースポーツ」(後に「デイリールック」)という夕刊紙を発行していた。その後「夕刊」とは題字にあらわさなかったが、1990年代頃まで(他のスポーツ紙を含めて)京阪神向けに、早版を事実上の夕刊として発売していた。各紙が夕刊を廃止する中、スポーツニッポンの大阪版も「前夜速報版」1979年10月31日=日付上は11月1日までは「新関西」)を出していたが、それも東京版夕刊デイリーと同じ日に廃刊となった。
  4. ^ 印刷所は「東京タイムズ印刷」に委託。東タイの廃刊後は、「東京タイムズ発送」と合併して「トクマプレスセンター」を経て、現在の「アサガミプレスセンター」となる。デイリースポーツとの提携は東タイ廃刊後解消されている
  5. ^ なお、日経新聞のスポーツ面にも、デイリースポーツ新聞社提供写真が掲載されている場合がある。
  6. ^ 1967年12月1日に中国・四国地方向けの新聞の編集・発売を請け負う「四国デイリースポーツ社」として設立。2002年3月1日に「中四国デイリースポーツ社」に社名を改める。設立年月日・社名変更年月日は次の資料を参照[2]
  7. ^ 公式には中四国デイリーが存続会社となるが、事実上は神戸新聞が中四国デイリーの事業を引き継ぎ、神戸新聞社デイリー事業本部に吸収された上での業務統合する形になる。なお、地方紙への委託印刷は従来に同じ。
  8. ^ 神戸新聞社東京支社の住所は東京都千代田区内幸町二丁目2番1号(日本プレスセンタービル)。
  9. ^ 他ジャンル<特に一般スポーツ ・中央競馬のGIレース・著名人の訃報・五輪のメダル獲得など>でよほどの大きいトピックスがあればそちらをトップに持ってくる事もある。しかし、これらの場合もケース・バイ・ケースである。
  10. ^ この傾向は中日ドラゴンズをメインとする東京中日スポーツにも該当する。
  11. ^ 概ね、近畿地区においては京阪神通勤圏周辺で、関東地区は首都通勤圏エリアが最終12版の配達地域で、残りは10版以下の早版である
  12. ^ 「遊々EX 脳喝」。ただし、他地域版より問題数が少し減らされている。
  13. ^ ただし、2005年から四国地方を対象としてセミプロ独立リーグによる「四国アイランドリーグ→四国・九州アイランドリーグ→四国アイランドリーグplus」が行われている
  14. ^ サンケイスポーツも中京地区において、大阪本社版の早版を販売しているが、同様に主要駅の一部売店での販売が中心であり、コンビニでの販売は殆どない(産経新聞を扱う店舗は除く)。
  15. ^ 三重県のスポーツ紙は大半の地域が名古屋市で発行された物が販売されているが、伊賀市と名張市は大阪本社発行の物が販売されているため、デイリースポーツもそれに合わせての販売となる。
  16. ^ プロレス専門のタブロイド紙である週刊ファイトや、スポーツ専門紙とは主旨が異なる東京都夕刊専売地方紙リアルスポーツを除く(前者は2006年9月に、後者は2009年11月に、それぞれ休刊)。ただし、1950年代から1960年代にかけて、日本プロレスの大会を後援していたスポーツニッポンを始め、朝刊スポーツ紙(一般スポーツ紙)においてもプロレスの記事に紙面を割いていた時期もある。
  17. ^ 「東京スポーツ」は夕刊発行のため、発売が夕方。地域によって(北海道・東北・四国のほぼ全部と、中国のうち大阪スポーツを扱う地域のごく一部)は、そのまた翌朝に発売となるため、どうしても情報の遅れが避けられない。
  18. ^ ヴィッセル神戸とはスポンサー契約を結んでいる。カテゴリーはメディアパートナーで、サンテレビ、ラジオ関西兵庫エフエム放送の兵庫県域局と同列である
  19. ^ 2015年6月までは東京中日スポーツの芸能・社会面を掲載していた。
  20. ^ 神戸出身でコラム題字にも特記されている。
  21. ^ 京阪神通勤圏向け「12版」と呼ばれるもの。
  22. ^ 特に日経の場合には大都市では単独の販売店こそあるが、ほとんどが朝日新聞毎日新聞を中心に関西では産経新聞、関東では読売新聞、また販売委託を行う地方紙の販売店との抱き合わせ(併売)というケースが多い。また自らが運営するスポーツ紙を持たない日経も神戸新聞と相互提携しており、日経の紙面にデイリースポーツ提供写真を掲載したり、デイリー側が関東版を日経の印刷工場に、その逆で日経側が神戸新聞工場で委託印刷をする、テレビ東京のスポーツニュース番組にデイリーの記者が出演する(過去)などの関係がある
  23. ^ かつては東北地方や新潟県でも河北新報の販売所などで宅配の取り扱いをしていたが、輸送コストの問題で販売を終了し、電子版か郵送のみとなった。

出典

  1. ^ ご購読申し込み”. デイリースポーツ (2023年6月1日). 2023年6月1日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g 社是・沿革”. (株)デイリースポーツ. 2020年3月26日閲覧。
  3. ^ a b c 「日経は兵庫県向けの印刷を神戸新聞に委託」”. NSK ニュースブレチン オンライン (2006年1月). 2020年3月26日閲覧。
  4. ^ 関東地区向け「デイリースポーツ」などを受託印刷(日本経済新聞社)
  5. ^ 神戸新聞、デイリースポーツを吸収合併へ - YOMIURI ONLINE(読売新聞)、2009年10月26日 ※インターネットアーカイブ同29日付保存キャッシュ
  6. ^ デイリースポーツを分社化 - 産経新聞、2012年9月3日配信 ※インターネットアーカイブ同4日付保存キャッシュ
  7. ^ a b c d e f g h i j トラのしっぽや〇〇に化ける!?デイリースポーツのロゴの怪 - 『マイ大阪ガス』内連載コラム『炎の探偵社』第78回 2018年12月17日配信
  8. ^ よろず~とは”. よろず~. 2024年1月9日閲覧。
  9. ^ 会社概要”. (株)デイリースポーツ. 2020年3月26日閲覧。
  10. ^ ご購読申し込み”. (株)デイリースポーツ. 2020年3月26日閲覧。 ※該当ページは、神戸新聞社のサーバ内(「ec.kobe-np.co.jp」ドメイン)にて配信。
  11. ^ a b 仕事紹介”. (株)デイリースポーツ. 2020年3月26日閲覧。
  12. ^ 「何があっても阪神!」のデイリースポーツ 仰天1面の数々”. マイナビニュース (2013年6月25日). 2020年8月7日閲覧。
  13. ^ 藤井四段が一般紙、スポーツ紙の1面を席巻!ただしデイリースポーツはブレず”. BuzzFeedNews (2017年6月27日). 2020年3月26日閲覧。
  14. ^ a b 週刊ポスト (2015年10月9日). “「地球が反対に回っても一面は阪神」とデイリーの元編集局長”. NEWSポストセブン. 2024年3月3日閲覧。
  15. ^ 『信頼』山本朗 回想録 <19> スポーツ中国”. 中國新聞 (2012年10月15日). 2020年3月26日閲覧。
  16. ^ 大毅 弱かった…亀田家初黒星 - デイリースポーツonline・亀田兄弟記事バックナンバー、2007年10月12日(元記事)2020年3月26日閲覧
  17. ^ 水樹奈々が念願の甲子園ライブ「記念特集号」も出た”. デイリースポーツonline (2016年9月23日). 2020年3月26日閲覧。
  18. ^ 一面でクロスワードや! 悩めるデイリーまさかのヒット 朝日新聞DIGITAL 2020年4月11日 13時00分(2020年4月13日閲覧)
  19. ^ 電子版アプリ「デイリースポーツ広島版Lite」発売のお知らせ”. PRTIMES (2016年9月5日). 2020年3月26日閲覧。
  20. ^ デイリーニュースオンラインは当サイトと関係ありません”. (株)デイリースポーツ. 2020年3月26日閲覧。
  21. ^ デイリースポーツに誤解のクレームで「困ってます」 「デイリーニュース」は別会社なのに...”. Jcastニュース (2018年1月29日). 2020年3月26日閲覧。
  22. ^ メディア激変80〉逆境に立ち向かう新聞―14 スポーツ紙に押し寄せる波”. 朝日新聞 (2010年7月23日). 2020年3月26日閲覧。
  23. ^ a b c 郵送購読申し込み”. (株)デイリースポーツ. 2020年3月26日閲覧。
  24. ^ 特集号・バックナンバー申し込み”. (株)デイリースポーツ. 2020年3月26日閲覧。
  25. ^ (参考例)1979年12月26日付(2015年9月15日閲覧。同紙ウェブサイトに掲載されている「高木圭介の昭和テレビ探偵団」ドカベンの甲子園曲は本格派な古関作品=2015年8月8日付掲載記事より引用)
  26. ^ 今さら聞けない…デイリースポーツの「ブレないおっさん」とは?”. (株)デイリースポーツ (2017年5月16日). 2020年3月26日閲覧。(4ページ)



デイリースポーツ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/15 14:35 UTC 版)

セガNET麻雀 MJ」の記事における「デイリースポーツ」の解説

2014年8月タイアップ大会開催した一定試合参加でデイリースポーツにちなん限定アイテム配布された。

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デイリースポーツ(スポーツ紙)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 04:11 UTC 版)

関東ローカル」の記事における「デイリースポーツ(スポーツ紙)」の解説

関西発祥スポーツ紙であるが、1955年関東進出東京本社版1975年から「夕刊デイリー」の題号夕刊発行されていたが、2009年11月30日をもって東京本社版夕刊休刊となった

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デイリースポーツ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 09:47 UTC 版)

野球評論家」の記事における「デイリースポーツ」の解説

小山正明(2001 - ) 若生智男(2002 - ) 安仁屋宗八(1998 - 2004、'06 - ) 広島版を中心に評論行っている。 藤田平(1985 - '94、'97 - ) 関本四十四(1994 - 2003、'06 - ) 岡義朗(2001、'12 - ) 佐藤義則(2001、'08、'20 - ) 中田良弘(1995 - ) 岡田彰布(2009、'13 - ) 西山秀二(2011 - 2021) 金本知憲(2013 - '15、'19 - ) ※スポーツニッポン兼任谷佳知(2016 - ) 新井貴浩(2019 -) ※スポーツニッポン兼任狩野恵輔(2018 -) 石原慶幸(2021 -)

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