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三省堂 大辞林

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映画情報

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HOTEL

原題:Hotel
製作国:イギリスイタリア
製作年:2001
配給:シナジー
スタッフ
監督:Mike Figgis マイク・フィギス
製作:Mike Figgis マイク・フィギス

Annie Stewart アニー・スチュアート

Etchie Stroh エシー・ストロー
製作総指揮:Andrea Calderwood アンドレア・カルダーウッド
脚本:Mike Figgis マイク・フィギス
撮影:Mike Figgis マイク・フィギス

Patrick Alexander Stewart パトリック・アレクサンダー・スチュワート
音楽:Mike Figgis マイク・フィギス

Anthony Marinelli アンソニー・マリネッリ
キャスト(役名
John Malkovich ジョン・マルコヴィッチ (Omar Jonnson)
Max Beesley マックス・ビーズリー (Antonio
Saffron Burrows サフロン・バロウズ (Duchess of Malfi)
Valentina Cervi ヴァレンティナ・セルヴィ (Hotel Maid
Valeria Golino ヴァレリア・ゴリノ (Italian Actre)
Salma Hayek サルマ・ハエック (Charlee Bou)
Lucy Liu 劉玉玲 ルーシー・リュー (Kawik)
Rhys Ifans リス・エヴァンス (Trent Stoke)
Jason Isaacs ジェイソン・アイザックス (Australian Acto)
Mia Maestro ミア・マエストロ (Cariol)
Chiara Mastroianni キアラ・マストロヤンニ (Hotel Nurs)
Burt Reynolds バート・レイノルズ (Flameco Manage
Julian Sands ジュリアン・サンズ (Tour Guid
David Schwimmer デイヴィッド・シュワイマー (Jonathan Danderfin)
Fabrizio Bentivoglio ファブリツィオ・ベンティヴォリオ (Very Important Docto)
Andrea Di Stefano アンドレア・ディ・ステファノ (Assasi)
George DiCenzo ジョージ・ディセンゾ (Bori)
Christopher Fulford クリストファー・フルフォード (Steve Haw)
Nicola Farron ニコラ・ファロン (Hotel Gues)
解説
映画撮影訪れクルー泊まるホテル舞台に、それぞれ思惑入り乱れ混乱するさまを官能的かつミステリー・タッチで描いた群像劇監督は「リービングラ・ラスベガス」のマイク・フィッギス。同時進行するドラマを4分割した画面映し出す手法、すべてがアドリブによる役者陣の演技など、実験精神溢れ野心作だ。
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください
物語舞台ヴェニスリド島佇むどこか不気味怪しげホテル。ちょうどそこには、イギリス劇作家ジョン・ウェブスター戯曲『マルフィ公爵夫人』を映画化しようという撮影クルー宿泊中だった。しかし出資者プロデューサー監督俳優の愛と欲望絡み合って、撮影はなかなか進まない。さらに、監督何者かに撃たれて昏睡状態に陥ってしまう。そんな大騒動の中、いつの間にかホテル宿泊客が一人、また一人と消えていく。

ホテル

原題:Hotel
製作国:アメリカ
製作年:1967
配給:ワーナー・ブラザース映画
スタッフ
監督:Richard Quine リチャード・クワイン
製作:Wendell Mayes ウェンデル・メイス
原作:Arthur Hailey アーサー・ヘイリー
脚色:Wendell Mayes ウェンデル・メイス
撮影:Charles Lang チャールズ・ラング
音楽:Johnny Keating ジョニー・キーティング
キャスト(役名
Rod Taylor ロッド・テイラー (Peter McDetmott)
Catherine Spaak カトリーヌ・スパーク (Jeanne
Karl Malden カール・マルデン (Keycase)
Melvyn Douglas メルヴィン・ダグラス (Trent
Richard Conte リチャード・コンテ (Dupere)
Michael Rennie マイケル・レニー (Duke of Lanbourne)
Caren McRae  (Chrisitine)
Alfred Ryder アルフレッド・ライダー (Capt. Yolles)
Merle Oberon マール・オベロン (The Duchess
Kevin McCarthy ケヴィン・マッカーシー (O'keefe)
解説
アーサー・ヘイリーベストセラー小説原作に、ウェンデル・メイス脚色し、「結婚専科」のリチャード・クワイン監督した。撮影チャールズ・ラング音楽ジョニー・キーティング担当出演は「殺しのエージェント」のロッド・テイラー、「愛してご免なさい」のカトリーヌ・スパーク、「ネバダ・スミス」のカール・マルデン、「嵐が丘」のマール・オベロン、「ハッド」のメルヴィン・ダグラスほか。製作はウェンデル・メイス
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください
セント・グレゴリー・ホテルはルイジアナ州ニュー・オーリンズの町の繁華一劃に、堂々たる偉容を誇って建っていた。しかし近代的能率的経営方式全盛昨今では、この古風品格にあふれたホテルも時代遅れで、大分以前から赤字状態を続けていた。経営者トレントメルヴィン・ダグラス)、それに総支配人ピーター・マクダーモット(ロッド・テイラー)は経営不振打開しようと懸命であった。そんな内情を見抜いていたホテル王オキーフジャンヌカトリーヌ・スパーク)という魅惑的女性連れて買取交渉のためトレント訪れた。独身ピーターはたちまち彼女に心をひかれてしまった。このホテルには風変り泊り客がたくさんいた。アメリカ駐在イギリス大使任命されるという噂の公爵夫妻をはじめ、ホテル専属腹黒い私立探偵デュピアネそれにホテル専門のあき巣泥棒キーケイス(カール・マンデル)たちである。そしてある夜起こった公爵夫妻ひき逃げ事件きっかけに、彼らは奇妙なつながり持ちはじめるのだった一方オキーフのホテル買取り工作着々すすめられ、支配人ピーター買収されそうになった。しかし正義派トレント忠実な彼はオキーフ申し出拒絶した。そして老舗セント・グレゴリー・ホテルの誇りのため、またオキーフ・ホテル・チェーンの軍門にくだるよりはと、建物不動産売り渡してしまった。ジャンヌはとても男らしいピーターいつしか心を奪われていた。そんなある日、エレベーター事故起こし公爵死亡した。ついにホテルも最後の時がきた。閉鎖準備の始まったあわただしい中を、ピータージャンヌ部屋訪れ新生活希望打ち明けるのだった


標準案内用図記号一覧

交通エコロジー・モビリティ財団交通エコロジー・モビリティ財団

ホテル 宿泊施設 Hotel/Accommodation

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HOTEL

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/01/17 10:17 UTC 版)

HOTEL』(ホテル) は、石ノ森章太郎漫画、およびそれをテレビドラマ化した作品。ホテル「プラトン」に勤める熱血ホテルマンの物語である。

目次

漫画

小学館ビッグコミックスにて連載。

漫画版では、宿泊支配人の東堂を中心にストーリーが展開される(ただし、全てのエピソードに登場するわけではない)。

第33回(昭和62年度)小学館漫画賞受賞。

仮面ライダーBlack』では、世界観のつながりが示唆されており、劇中何度かホテル「プラトン」が登場し、京都では東堂というネームプレートを付けたホテルマンが登場している。

石ノ森の死後、「HOTEL 〜ミレニアム・サービス編〜」(石森章太郎プロ、脚本:大石賢一、作画協力:シュガー佐藤)が『ビッグコミック増刊号』に連載された。

2011年6月には、描き下ろしの新作「HOTEL 第374話『NEOホテル進化論』」(製作:石森プロ、脚本:大石賢一、作画協力:シュガー佐藤)が、ウェブサイト『BIZCOM.』に掲載された。

登場人物

  • 東堂克生(東京プラトン・ジェネラルマネージャー)
  • 佐伯真理(東京プラトン・社長秘書)
  • 赤川一平(東京プラトン・フロント)
一時、営業さらにインターナショナル部へ出向し、ニューヨーク・プラトンに転勤していたこともある。
  • 倉田裕美(東京プラトン・フロント)
  • 松田利春(東京プラトン・フロント)
赤川の先輩。
  • 清水秀樹(東京プラトン・フロント)
赤川の後輩。
  • 山崎忠邦(東京プラトン・スタッフ)
東京プラトンの最年長ホテルマン。嘱託。沖縄プラトンに所属していたこともある。
  • 本丸真(東京プラトン・フロント)
赤川の部下。柴田と同期。フロントへは仮配属である。
  • 柴田直也(東京プラトン・フロント)
赤川の部下。本丸と同期。
  • 平野(東京プラトン・ドアマン)
  • 桂木(東京プラトン・営業部)
  • 村井淳子(東京プラトン・スタッフ)
バンケット部から営業部へ異動。営業部配属時の赤川の先輩。
  • 吉田(東京プラトン・警備担当スタッフ)
  • 神保(東京プラトン・契約医師)
  • 西条寺(東京プラトン・契約マッサージ師)
  • ガンテツ(東京プラトン・レストラン料理長)
  • 原田(東京プラトン・広報部企画課)
  • 小林(東京プラトン・苦情処理係)
  • 矢野(東京プラトン・経理担当)
富井銀行から出向。常務、のち専務。
  • 池田(東京プラトン・カフェ)
  • 井上(東京プラトン・メイル係)
  • 町田(東京プラトン・生花店主)
  • 渡辺(横浜プラトン・レジデンシャル・マネージャー)
  • 若山(横浜プラトン総料理長)
  • アントニオ(横浜プラトン・フードディレクター)
  • 竹村(横浜プラトン調理師)
  • 遠藤(札幌プラトンスタッフ)
  • ブルース・ライアン(ニューヨーク・プラトン・マネージャー)
  • クリス(ニューヨーク・プラトン・ホテルマン)
  • アレックス(ニューヨーク・プラトン・ポーター)
  • キャサリン(ニューヨーク・プラトン・フロント)

書籍

  • 小学館コミック文庫『HOTEL 1』-『HOTEL 25』

テレビドラマ

HOTEL
ジャンル テレビドラマ
放送国 日本の旗 日本
制作局 近藤照男プロダクション
TBS
監督 スタッフを参照
原作 石ノ森章太郎『HOTEL』
脚本 スタッフを参照
プロデューサー 同上
出演者 松方弘樹
高嶋政伸
菊池桃子
小野寺丈
沖田浩之
赤坂晃
名古屋章
藤真利子
丹波哲郎
紺野美沙子
小林稔侍
川村ティナ
沢口靖子 ほか
オープニング 作曲:義野裕明
第1シリーズ
放送時間 木曜日 21:00 - 21:54(54分)
放送期間 1990年1月11日 - 3月22日(11回)
第2シリーズ
放送時間 同上
放送期間 1992年1月9日 - 3月26日(12回)
第3シリーズ
放送時間 同上
放送期間 1994年4月14日 - 9月22日(24回)
第4シリーズ
放送時間 同上
放送期間 1995年4月13日 - 9月28日(25回)
第5シリーズ
放送時間 同上
放送期間 1998年4月9日 - 6月25日(11回)
スペシャル版
放送時間 不詳
放送期間 1990年 - 2002年(14回)
テンプレートを表示

概要

実写ドラマは、TBS系列で放送され、それまで主にサスペンス系やアクションものを手がけてきた近藤照男プロダクションが制作。ベルボーイ・赤川一平を中心とするストーリーに再構成し、赤川の視点から見た「群像劇」の物語として展開する。1994年放送の第3シリーズと1995年放送の第4シリーズは2クールで放送された(他のシリーズは1クール放送)。

赤川一平役には二世タレントとはいえ新人俳優であった高嶋政伸を起用。青臭さは残るもののバイタリティあふれる演技で、共演者達とともに「若者の奮闘」を体現している。赤川のナレーションでの決まり文句「姉さん、事件です」や宿泊客に「申し訳ございません」と謝罪するシーンを関根勤にものまねされるなど話題になった。

ドラマは、東京プラトンに新入ホテルマンとして赤川一平(高嶋)が入社するところから始まる。赤川の先輩・北山役に石ノ森の息子の小野寺丈、東堂役に松方弘樹、社長秘書役に紺野美沙子らが出演。各話にゲスト出演者が宿泊者やホテルの関係者として出演し花を添える。

シリーズ以外に、2時間のスペシャル版も放送された。また、名古屋章が死去した際は追悼番組として、ハウステンボスのホテルのレストランでの料理対決が放送された。

2006年11月1日に、第1シーズンのDVDが、ポニーキャニオンから発売され、その後も続々と発売中である。


注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。


主な出演者(セクション別)

宿泊支配人

東堂克生 (松方弘樹
主人公。ドラマ版ではストーリーの中心的役割を赤川に譲っているが、クレジットタイトルでは主人公として最初にクレジットされている(なお、2000年代版ではまた別の舞台となっているので登場しない)。東京プラトンの宿泊支配人を勤めた後、総支配人となる。グループホテル内だけでなく、業界内で優秀なホテルマンとして名声を得ている。一緒にホテルマンを目指した同僚に、高い評価を受けている写真家がいる。第5シーズンでハワイの系列ホテルの建て直しに一平、明と共に派遣される。常に一平のことを気にかけ、贔屓する。ドラマ版ではメガネをかけている(原作ではメガネをかけていない)。
ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパを運営している株式会社ザ・ウィンザー・ホテルズ インターナショナルの代表取締役 窪山哲雄氏が、東堂マネージャーのモデルとして知られている。

社長秘書

佐伯真理(紺野美沙子
大原社長の秘書。バンケットで開かれる企画や、企業の大口契約なども担当し、アメリカンイングリッシュ、キングスイングリッシュ、フランス語で会話することも出来る、優秀なキャリアウーマンである。元々香港プラトン勤務(当時イギリス領だったことから、キングスイングリッシュはこの際に習得した)で、ベルガール、バンケット、フロントクラーク、ルームクリーニングなどあらゆる職務を経験し、後にはVIPを主に応対する役職にまで昇進(91年スペシャル)。その後、ニューヨーク・プラトンを経て東京プラトンに転属となる(第1シリーズ・第1回)。東堂(松方)の次、2番目にクレジットされており、この時は一平は3番目にクレジットされていた。

フロント、ベル

赤川一平(高嶋政伸
ホテルマン。ドラマ版ではストーリーの中心人物として描かれる。大学のホテル学科を卒業後(ドラマ版では中途採用で入社)、東京プラトンに就職しベルボーイに配属される。当初は何かと失敗を起こして騒動になる事が多かった(とは言え、彼の情熱的かつ熱血的な性格により事が解決した事もある)が、後にフロントクラークに転属になり、7年後にサブ・マネージャーへと昇進するまでになる。水谷とは恋仲であったが、彼女は香港プラトンへ異動となり、恋は最後まで実らなかった。新入社員時ベルボーイに配属された立花明は大学の後輩に当たる。入社試験の際の英語のテストはあまり良くなかった様であるが、第1シーズン途中早々ネイティブレベルの英語が出来るようになる等、能力は高い。東堂の部分で述べた通り、クレジット順は最初ではなく2番目以降、2000年代ではトメ(キャストクレジットタイトルの一番後)。
水谷杏子(菊池桃子
一平と同期入社したフロントクラーク。第1シリーズ。当初、東京プラトンの採用試験では不採用となり、憂さ晴らしとしてプラトンの高級スイートルームで宿泊し、イタズラを仕掛けるが、東堂に入社試験の機会を与えられて見事に合格(第1シリーズ・第1回)。トラブルを回避する方法を相談したく、自ら社長室に駆け込んだこともある。ブライダルフェアの模擬結婚式では花嫁役を演じた。一平と恋人寸前のよい仲になるものの、後に香港プラトンへ異動。
影山涼子(伊藤かずえ
ベルガール。第2シリーズ。作品途中で髪を切りショートカットになった。
並木裕美(川越美和
フロントクラーク。第2シリーズ。
佐藤圭子(有森也実
フロントクラーク。第3シリーズ。ベテランの1人で、従業員主催のイベントで司会を務めたことがある。テレビドラマの中では刑事コロンボシリーズが好きと発言。
津村まどか(細川直美
ベルガール。第3シリーズ。
片桐奈津子(佐藤友紀
第4シリーズでベルガールとして入社した。実は第3シリーズで「偽ベルガール」になりすましたことがある。
ティナ小島(川村ティナ
一平と同期入社したフロントクラーク。もともと海外に住んでいたため英語は堪能。しかし、怒ると日本語と英語が混じってしまうこともある。
北山修二(小野寺丈
一平が東京プラトンに就職時の職場の先輩。ベルボーイを長く務めた後、一平がサブ・マネージャーに昇進すると同時に、ベルキャプテンに昇進する。しかし、自分がベルキャプテンで後輩がサブマネージャーという事で一時上司、一平と険悪となる。
水野淳(沖田浩之
一平がベルボーイに配属された当時のフロントキャプテン。第1シーズンでは外国人客に対して失敗を犯す事があったものの、しばらくして克服。90年秋のスペシャルでは有名ホテルグループにヘッドハントされるほど優秀である(彼はこれを辞退する)。後に名古屋プラトンへ異動。ブライダルマネージャーへ昇進。
徳大寺譲(石橋保
第3シリーズで水野の後任としてフロントキャプテンに就任する。
立花明(赤坂晃
大学卒業後、先輩が勤める東京プラトンに就職しベルボーイに配属される。北山が直属の上司にあたる。寝坊をしたときなどはバイクで通勤をしている。
磯部達夫(宮地佳具)
一平と同期入社したドアマン。
イザベル・イーブス(アリス・ラム)
第4シリーズで磯部の後任として入社したドアガール。

ルームメイド

俊江(松岡知重)
一平と同期入社したルームメイド。
めぐみ(大綱めぐみ)
ルームメイド。
神崎亜紀(山本万里子)
ルームメイド。第4シリーズ。

ウェイター

河合辰夫(佐野圭亮
和食のレストランで働くウェイター。

総料理長

中島五郎(名古屋章
元東京の老舗天ぷら屋の経営者。東京プラトンによく宿泊し、ハワイに支店を出店する際トラブルとなるが、一平達の努力で解決する事となる。その後、経営を息子に任せ、東京プラトンの総料理長に就任する。なお、後でも述べるように娘の中島淳子は第2シリーズでハウスドクターとして東京プラトンに赴任する。

宿泊支配人室秘書

市川町子(高樹澪
宿泊支配人室秘書、第1.2シリーズに登場。メガネを掛けたキャリアウーマン風の女性で、身嗜みなどに厳しいゆえ、一平の事を毛嫌いしている節もあった。しかし、第1シリーズで持田がヘッドハントされた際にはショックを受けて泣くなど、取り乱す事があった。
森ユキ(岡安由美子
宿泊支配人室秘書、第1.2シリーズ。第1シリーズで水野が起こしたトラブルを慰めて以降、水野と恋仲となる。

マネージャー

持田健一(小林稔侍
フロント部門の責任者であるフロント・オフィスマネージャー。のちにサブ・マネージャーとなった一平の直属の上司となる。2児の父親で、妻は既に他界している。第1シリーズでイギリスに本社を置くホテルグループからヘッドハントされた事があり、最終的に思い留まるが、第4シリーズで東京プラトンを去る。
高木啓介(マイケル富岡
第4シリーズで東京プラトンを去った持田の後任としてフロント・オフィスマネージャーに就任する。
山崎良和(小野寺昭
バンケットマネージャー。ホテルの宴会・婚礼部門の責任者。第2シリーズから登場。

ハウスドクター

神保いずみ(藤真利子
ホテル専属の医師として東京プラトンに勤務する。その後、長崎の大学から招致され東京プラトンを退職(第2シリーズ)。ハウステンボス内のホテルに派遣されている時、東京の寿司屋の主人から相談を持ちかけられる。後に東京プラトンに復帰。
中島淳子(若村麻由美
ハウスドクター。第2シリーズ。のちに料理長になる中島五郎の娘。いずみに代わって医師として勤務した。

社長

大原鉄太郎(丹波哲郎
東京プラトンの社長(通称:ボス)。何かトラブルがあったりすると良く出てくるが、東堂や佐伯の事は信頼している。のちに孫娘(吹石一恵)が東京プラトンにベルガールとして入社してくる。

一平の親族

姉さん(沢口靖子
一平の姉。一平のナレーションは彼女に対する問いかけであり、ドラマ作中で一平がナレーションする時は、最初に「姉さん」と呼びかける(例:「姉さん、プラトンでは…」「姉さん、事件です」など)。母とともに実家の旅館を切り盛りしている。旅館と高級ホテルと言う様式こそ違えど同業者にあたることから、一平にとっては良き理解者であり良き相談相手でもある。顔出しでの登場はしなかったものの、一度だけ声(電話口)で出演をしたことがある。

ハワイ編(第5シーズン)

ビル・スギタ(京本政樹
元オーナーの娘婿。
ジョン・ミヤザワ(柳沢慎吾
ベルボーイ。
岩下(沖田浩之
日本人コック(日本編とは別役)。
メアリー(水野美紀
キョウコ(木村優希
カズ(秋山純
ニシダ(前田淳
エミイ(藤田朋子
ビルの妻。

スタッフ

  • 制作:近藤照男プロダクション、TBS
  • 制作協力:東映
  • 原作:石ノ森章太郎(『HOTEL』)
  • プロデューサー:近藤照男、樋口祐三、内野建、田代秀樹、上山勝彦、高田卓哉、加藤直三、河瀬光、斉藤勢津子
  • 脚本:横田与志、酒井あきよし、高久進、小木曽豊斗、佐伯俊道、高橋孝之介、真木勲、今井詔二、西岡琢也、速水圭子
  • 音楽:義野裕明
  • 監督:瀬川昌治、小山幹夫、井上昭、山内柏、佐藤純彌、中村金太、和泉聖治、井坂聡

主題歌

東京プラトン

テレビドラマでのホテル「東京プラトン」の設定(第1シリーズ・第1回)。

  • プラトングループのホテルの一つ(世界47か国117店)。
  • 客室数 - 742室
  • 資本金 - 123億7000万円
  • 従業員数 - 750名(うち客室係90名)

シリーズ

第1シリーズ

1990年1月11日-3月22日放送。全11話。このシリーズのみサブタイトルが劇中でクレジットされていない(劇中では「第○回」とのみ表記)。以下のサブタイトルは新聞テレビ欄で確認することができる。

話数 放送日 サブタイトル ゲスト出演者 原作(エピソード)
第1回 1990年1月11日 スイートルームの客が
第2回 1990年1月18日 ルームキーを拾った女は? 「プラトン・サービスマニュアル」(第16話)
第3回 1990年1月25日 3つのC 「3つのC」(第33話)
第4回 1990年2月1日 討ち死に族
第5回 1990年2月8日 サービス 「キッカー」(第26話)
第6回 1990年2月15日 愛の方程式
第7回 1990年2月22日 ホテル評論家 「ランキング」(第21話)
第8回 1990年3月1日 ブライダル・フェア
第9回 1990年3月8日 パワーランチ 「パワーランチ」(第55話)
第10回 1990年3月15日 アガサ夫人 「アガサ夫人」(第20話)
第11回 1990年3月15日 シー・ユー・アゲイン
ストーリー詳細
赤川一平は研修生としてベルボーイになるが、初日からある事件に巻き込まれる。
  • 第2回:ルームキーを拾った女は?
一平は女性客の荷物をロッカーに入れるが、その後その荷物が忽然と消えていた。責任を押し付けられた一平はプラトンを辞める決意をする。一方ある老夫婦はルームキーを紛失し、ホテル内でルームキーを利用してショッピングした履歴が残されていたが・・・。
  • 第3回:3つのC
一平は英会話の特訓をしていた。ところが、水野は外国の客に対してミスを仕出かしてしまい・・・。
  • 第4回:討ち死に族
持田マネージャーがヘッドハントされ、それを聞いた市川はショックを受ける。一平たちもそれを知り、持田マネージャーを説得しようとする。
  • 第5回:サービス
それはある男性客がブリを持ち込んでプラトンを訪れることから始まる。男性客は事あるごとにサービスを押し付けるなどサービスにこだわっているのだ。
  • 第6回:愛の方程式
一平は小谷という女性客にサービスをするが、そのことで持田マネージャーに叱咤される。一方東堂は小谷のことを知っているという。彼女は毎年結婚記念日になると、プラトンに泊まっているのだ。
  • 第7回:ホテル評論家
毎年2月になると、ホテルランキング格付けの季節がやってくる。そんな中、プラトンでヘンチクな客としてやってきたのが評論家の本山(石立鉄男)である。本山は評論家の中ではとりわけ評価が厳しいと評判で、どんな卑劣な行為でもホテル全体を評価をする極めて手強い人物。この男のために立て続けに事件が起きるが、やがて社長秘書佐伯が本山と再会した時に過去の話を打ちわけると・・・。
  • 第8回:ブライダルフェア
プラトンでブライダルフェアが行われることになり、事前アンケートの案によって準備は着々と進められた。そしてブライダルフェア前日、中川直美という女性がプラトンに現れ、『例えどんな人が来ても取り次がないでほしい』と一平に忠告する。その後、彼女を追いかけてきた男性が現れる。男性は直美の婚約者だったのだ。水野も直美の友人であり、彼女の話を聞くことになる。
  • 第9回:パワーランチ
ある朝、1人の客がスイートルームを利用することからはじまる。ウォーカー商事のジョン・ウォーカーは、経営陣の中では世界でもトップクラスを争うほどの気難しい性格とされ、時間厳守も世界一厳しいとされる。そんな中、一平の親友である宮沢(嶋大輔)がプラトンに訪れ自分は三洋トレーディングに勤めると話す。ジョンに会いたいがためにホテルを利用する。アポのないものは会いたがらない主義のジョンにアプローチをかける宮沢。その一方で代理としてドアマンを担当していた一平は、ジョンとの商談のために来た客のカバンを取り忘れるというミスを犯す。そのカバンには、ジョンと会うための資料が満載であったという重要書類が入っていたため客は大激怒。カバンは運よく出てきてジョンとの打ち合わせには間に合ったものの商談は不成立。そのことで一平は「自分のせいだ」と責任を感じる。そして宮沢は、ジョンとの商談をすべく大きな賭けに出ることに。
  • 第10回:アガサ夫人
イギリスから来た小説家アガサは、新たな小説を書くためのネタ探しに来た。その一方で、複数の人間がゾンビマスクをかぶりホテルに潜入。ゾンビマスクに驚いた一平は気絶し、車(フォード・サンダーバード)のトランクに監禁される。ゾンビマスクは当時ヒットしていたマイケル・ジャクソンの「スリラー」をフィーチャーしたもの。
  • 第11回:シー・ユー・アゲイン
毎年サイマル商事で行っている研修予約が突然キャンセルしてきた。プラトンのサービスが低下したとの理由だが、実は代理店のツーリスト会社に勤める常務の最大な「陰謀」があった。

第2シリーズ

1992年1月9日-3月26日放送。全12話。一平がフロント・クラークに転属する。新レギュラーに小野寺昭(山崎役),若村麻由美(淳子役),伊藤かずえ,川越美和を迎える。本シリーズよりサブタイトルが劇中にもクレジットされるようになった。

話数 放送日 サブタイトル ゲスト出演者 原作(エピソード)
第1回 1992年1月9日 昇進の順番
第2回 1992年1月16日 気になる関係
第3回 1992年1月23日 ベルガール誕生
第4回 1992年1月30日 Pスマイル
第5回 1992年2月6日 カラオケ音楽研究会
第6回 1992年2月13日 奇妙な三角関係
第7回 1992年2月20日 不思議な投書
第8回 1992年2月27日 65歳で赤ちゃんが…
第9回 1992年3月5日 嫌われるお客さま
第10回 1992年3月12日 ヤクザさま宿泊中
第11回 1992年3月19日 部屋で炊事する客
第12回 1992年3月26日 一平くんの結婚式

第3シリーズ

1994年4月14日-9月22日放送。全24話。一平(高嶋)がサブマネージャーに昇進する。新レギュラーに名古屋章、有森也実(佐藤圭子役)、細川直美(津村まどか役)、水野真紀を迎える。

話数 放送日 サブタイトル ゲスト出演者 原作(エピソード)
第1回 1994年4月14日 眉のない花嫁さん
第2回 1994年4月21日 拳銃を持った客!?
第3回 1994年4月28日 泥棒さま宿泊中?!
第4回 1994年5月5日 歓迎サギ御一行様
第5回 1994年5月12日 要注意のお客様
第6回 1994年5月19日 恋の数−1=失恋
第7回 1994年5月26日 にせベルガール
第8回 1994年6月2日 部屋を間違えた女
第9回 1994年6月9日 問題の写真集の女
第10回 1994年6月16日 女の日記盗難事件
第11回 1994年6月23日 NG名場面撮影中
第12回 1994年6月30日 おかしな忘れ物!?
第13回 1994年7月7日 ハイレグ水着事件
第14回 1994年7月14日 ホテルの味!?
第15回 1994年7月21日 宝石を売る幽霊?
第16回 1994年7月28日 超ケチなお客様
第17回 1994年8月4日 彼に似たお化け?
第18回 1994年8月11日 奇妙な新婚旅行
第19回 1994年8月18日 長崎空港の謎の女
第20回 1994年8月25日 写真集万引き事件
第21回 1994年9月1日 家なき子ご宿泊中
第22回 1994年9月8日 お客様は長男の母
第23回 1994年9月15日 隣室を覗く女の客
第24回 1994年9月22日 僕たちの結婚式!?
  • 第1回:眉のない花嫁
人事異動で一平はフロント・サブマネージャーに、しかし北山はチーフ・ベルボーイ。そのため2人の間に微妙な溝ができる。
  • 第2回:拳銃を持った客!?
ベルガールのまどか(細川直美)が宿泊しているお客さま(石立鉄男)が拳銃を持っていると一平に報告。一方、明(赤坂晃)は飾ってあった甲冑を壊してしまい困った事になる。
  • 第3回:泥棒さま宿泊中?!
朝の朝礼で「ホテルの備品を持ち帰るお客様がいる」と注意があり、一同その事を気にし始める事から騒動になる。
  • 第4回:歓迎サギ御一行様
イギリスの旅行会社の視察を担当する事になった一平(高嶋)、でも英語が通じないと批判され英会話教室に通う事になる。
  • 第5回:要注意のお客様
  • 第6回:恋の数-1=失恋
元プラトンホテルマンの3人(佐藤、三島、市川)が東堂マネージャーを訪れ、先輩としてしばらく働く事になる。一方、一年前に予約を入れたお客様:西条まゆみ(岡まゆみ)がホテルに宿泊する事になる事で騒動が起こる。
  • 第7回:にせベルガール
一平が明に客室案内のトレーニングをしている時に、お客様:片桐奈津子(佐藤友紀)がその様子をうかがう。そのお客様をまどか(細川直美)が以前見かけた事があると一平に話す。深夜、その人がベルガールの制服をこっそり着込む事から騒動になる。
  • 第8回:部屋を間違えた女
一平がマネージャー・ステイ(お客様になって2泊3日間ホテルに泊まり、お客様の目からホテルマンの対応・施設の問題点を学ぶ)研修でお客様としてホテルに宿泊する事になる。宿泊している他のお客様と知り合いになる事から騒動になる。
  • 第9回:問題の写真集の女
一平が雑誌の「現代の若者たち」に取り上げられ、一同の関心の的に。一方明は写真雑誌に掲載されていた女優のファンだという事から騒動に巻き込まれる。
  • 第10回:女の日記盗難事件
  • 第11回:NG名場面撮影中
  • 第12回:おかしな忘れ物!?
  • 第13回:ハイレグ水着事件
女性従業員3名(細川,有森,ティナ)が東京ヒルトンホテルのプールに遊びに行く事になり、外国人3人組と知り合いになった事から騒動になる。一方朝のミーティングで食品メーカー「マックコーン社」から日本での宿泊先選定のために視察に訪れると事が伝えられる。
  • 第14回:ホテルの味!?
一平がベルボーイに降格(新宿にできるパークハイアットからベルマンの教育係派遣のためのテストであった)。一方明が案内したお客様がホテル内の様子やホテルマンを写真にとっていたことに一平らが気付く事になる。その後、パークハイアットへ一平を中心とした教育チームを派遣、オープン前の研修が始まる。中島料理長は料理の最終チェックを行うが、和風のおかゆがない事をシェフに注意する事となる。
  • 第15回:宝石を売る幽霊?
一平の姉の友人の吉村あかこがホテルに宿泊する事から騒動が起こる。一方真理さんは婚礼を挙げるカップルから従来の結婚式にとらわれない式を挙げたいと要望を受ける。
  • 第16回:超ケチなお客様
明が出勤途中、タクシー乗り場にいた男性(せんだみつお)から「安いホテルはないか?」と訪ねられて、プラトンホテルを紹介し連れて来る。このお客様がサービスの内容に不満を漏らし、騒動になる。
  • 第17回:彼に似たお化け?
勤務後ビアガーデンでみんなが話をしている時、お盆の話が出る。翌日、福岡からのお客様がチェックインした際、ベルガール佐藤が案内をかって出る事に、後に亡くなった祖父に似ている事をみんなに話すが、お客様にあまり肩入れしないほうがよいと言われてしまった。その後、福田の息子夫婦が訪ねてくる事から騒動が起こる。
  • 第18回:奇妙な新婚旅行
東京プラトンからコンセルジュの研修のため、一平、明、圭子、まどかがハウステンボス内のホテルヨーロッパに派遣される。大学の観光学科で一平と一緒だった理恵が、ここでコンセルジュを行っており、理恵を講師としてさっそく研修が始められる。奇遇にも2人と大学時代親友だった稲垣が奥さんと一緒に泊まりに来る事から騒動になる。
  • 第19回:長崎空港の謎の女
18話の続きである。
  • 第20回:写真集万引き事件
ホテルの業界紙「ウィークリーホテルニュース」が全員に配られ、読書の秋にちなんだ懸賞募集の記事が話題になる。また、全員に新しい名刺が配られ、さっそく名刺交換が始まる。その日の勤務後、北山チーフが書店で買い物をする事から騒動になる。
  • 第21回:家なき子ご宿泊中
オーバーブッキングが発生し、その上仮押えの団体が来てしまい、一平らをはじめ従業員が対応に大わらわになってしまう事になる。翌日、予約した島田という子供2人がチェックインする事から騒動になる。
  • 第22回:お客様は長男の母
明が寝坊をしてバイクでプラトンへの出勤途中、別のホテルから圭子が男性と出てくる所を見てしまう事となる。その翌日、その事が話題となるが、大学時代の友人でザ・マンハッタンのマネージャーをしている人が、自分の企画提案に協力してもらっているとの事。ところが、その日にチェックインしたお客様が奇妙な行動をとる事から騒動になる。
  • 第23回:隣室を覗く女の客
東京プラトンから一平,明,まどかが大阪プラトンの名物ベルマン(大村崑)の元での研修に向かう事になる。そこで、一平が新人時代にホテル内で撮影をしていると知らず声をかけてしまった時の女優「石田まさみ」がチェックインをする。その後夫で映画監督の岸田がチェックインをする事から騒動となる。
  • 第24回:僕たちの結婚式!?
23話の続きである。

第4シリーズ

1995年4月13日-9月28日放送。全25話。テレビシリーズとしてはシリーズ最多の話数でもある。

  1. 新しい出発!!
  2. 悪魔のささやき!?
  3. 歓迎ホームレス様
  4. ミステリーな手紙
  5. 写真集モデル事件
  6. 約束!!
  7. お客様は逃亡者!?
  8. ハンバーガー事件
  9. 車椅子の幽霊!?
  10. お猿様ご宿泊中!?
  11. 一平ゴマスリ旅行
  12. ゴマスリ後遺症!?
  13. 女子高生修学旅行
  14. いじ悪奥様ご宿泊
  15. 女サギ師御宿泊中
  16. 謎の天才料理人!?
  17. 超鉄人!料理対決
  18. わんわん夏物語
  19. 奇妙な夏の出来事
  20. 極道の嫁入門講座
  21. 夏・女教師の体験
  22. 女たちの戦争
  23. 11歳の新婚さん!?
  24. 夫婦は鰻と梅干し

第5シリーズ

1998年4月9日-6月25日放送。全11話。連続シリーズとしては最後の作品。ハワイにあるプラトン系列ホテルの再建に東京プラトンから東堂、赤川、立花の3人が派遣される。

話数 放送日 サブタイトル ゲスト出演者 原作(エピソード)
第1回 1998年4月9日 姉さんハワイに転勤です!!
第2回 1998年4月16日 史上最低のお客様
第3回 1998年4月23日 謎だらけ盗難事件
第4回 1998年4月30日 奇人変人ご到着
第5回 1998年5月7日 天才とバカの関係
第6回 1998年5月14日 タダで泊まる方法
第7回 1998年5月21日 消えた花嫁!?
第8回 1998年5月28日 ストーカー宿泊中
第9回 1998年6月4日 男を品定めする女
第10回 1998年6月11日 写真集の女の結末
第11回 1998年6月18日 ホテルマンの復讐

スペシャル版

サブタイトル 放送日 ゲスト出演者 あらすじ 原作(エピソード)
ホテルスペシャル'90秋
「姉さん事件です!」
1990年10月4日 秋野暢子 アメリカのホテルオーナーの息子がプラトンに滞在する事で、ホテル内に騒動が起こる。 「予約(RESERVATION)」(第17話)
ホテルスペシャル'91春
「姉さんピンチです」
1991年4月4日 寺泉憲 フランスの超一流デザイナーがホテルに滞在する事で、ホテル内に騒動が起こる。
ホテルスペシャル'91秋
「姉さん大事件です」
1991年10月3日 川野太郎
ホテルスペシャル'92春
「姉さん謎です!?
777号室の客が…」
1992年4月2日 岡田真澄 長期滞在中のお客様「久我様(岡田真澄)」を中心に起こる騒動。一方、フランスのホテル・ド・クリヨンで開かれるシンポジウムに社長秘書佐伯真理とベルガール涼子を派遣することになる。 「ネバーチェックアウト」(第2話)
ホテルスペシャル'92秋
「姉さん大変です!?
極道の奥様ご宿泊中」
1992年10月1日 池上季実子 東京プラトンとハワイのホテルで交換研修を行う事で、それぞれで騒動が起こる。
ホテルスペシャル'93春
「姉さんミステリーです!?」
1993年4月1日 田中美奈子
前田美波里
辰巳琢郎
海外研修留学のため赤川一平がオーストラリアのANAシドニー・プラトンに勤める事で騒動が起こる。
ホテルスペシャル'93秋
「姉さん信じられません
東京-長崎あの新婚旅行の出来事」
1993年9月30日 川島なお美
角野卓造
岡本舞
メモリアルパーティーの開催で騒動が起こる。
ホテルスペシャル'94春
「姉さん異常です!
結婚しない女で満室!?」
1994年4月7日 池上季実子 第3シーズン始めに放送されたスペシャルで新しいメンバーの紹介から始まる。女流文学新人賞の受賞者「葉山亜里沙」が滞在する事で、ホテル内に騒動が起こる。
ホテルスペシャル'95新春
「姉さん!お正月に初体験です!!
お部屋でスッポン鍋を作る客!?」
1995年1月5日 坂上二郎
ホテルスペシャル'96新春
「姉さん覗かれてます」
1996年1月5日 岡本舞
ホテルスペシャル'96冬
「姉さん!ビックリです!?」
1996年12月26日 渡辺えり子
ホテルスペシャル2000秋
「姉さんビックリ大事件です!?」
2000年9月28日
ホテルスペシャル2001秋
「姉さん恐怖です!」
2001年10月12日
ホテルスペシャル2002春
「姉さん困ってます!!」
2002年3月20日 (シリーズ完結編)

放送局

  • TBSテレビ - 新シリーズおよび再放送
  • TBSネットワーク各局 - 新シリーズおよび再放送
  • BS-i - 再放送
  • CS TBSチャンネル - 再放送
  • UX(テレビ朝日系列) - 再放送 第2シリーズを2005年夏放送。2006年5月に第3シリーズを放送後第4シリーズ放送中。不定期に放送。
  • TVQ九州放送 -(テレビ東京系列) 2009年5月に、第2シーズンを「朝のドラマシリーズ」枠で再放送。
    • 上記2局は、系列外であるため正しくは再放送扱いではない。

DVD

全てポニーキャニオンから発売されている。

  • HOTEL DVD-BOX(2006年11月01日発売)
  • HOTELスペシャル'93秋 長崎・ハウステンボス篇(2007年5月2日発売)
  • HOTELスペシャル'94春 ハワイ・マウイ島篇(2007年5月2日発売)
  • HOTELスペシャル'92秋 ハワイ・オアフ島篇(2007年6月6日発売)
  • HOTELスペシャル'92春 パリ篇(2007年6月6日発売)
  • HOTEL in Hawaii(2007年7月4日発売)
  • HOTEL セカンドシーズン(2007年11月7日発売)
  • HOTEL シーズン3 前編(2008年2月6日発売)
  • HOTEL シーズン3 後編(2008年3月5日発売)
  • HOTEL シーズン4 前編(2008年7月2日発売)
  • HOTEL シーズン4 後編(2008年8月6日発売)
  • HOTEL 第1シリーズスペシャル(2008年11月19日発売)

幻の第6シリーズ

2007年に第6シリーズが制作される予定だったが、立花役の赤坂晃が逮捕されたために制作中止となった。

ロケに使用されたホテル

メインで利用されたのは、千葉県浦安市舞浜地区(現在の東京ディズニーリゾート内)にある東京ベイヒルトン(現:ヒルトン東京ベイ)、シリーズ最後に放送されたハワイ編では、オアフ島ホノルルのカハラ地区にあるカハラ・マンダリン・オリエンタルホテル(旧カハラヒルトンホテル、現ザ・カハラホテル&リゾート)。その後に放送された2時間のスペシャル版では、東京ドームホテルが使われた。それ以外は、研修先などで使用された。

ヒルトンインターナショナル
ハウステンボスホテルズ
  • ホテルヨーロッパ
  • ホテルデン・ハーグ
マンダリン・オリエンタルホテルグループ
その他

こぼれ話

  • 赤川一平役の高嶋政伸によると、ホテルでのロケは、できるだけ客が少ない時間帯を利用して撮影を行った。ただ、ドラマでは撮影の合間の待ち時間が長く、ホテルマンの制服姿でロビーなどで待機していると、客に本物のホテルマンだと思われ、よく声をかけられて困ったという。ドラマの撮影の本番中の時に宿泊していたと思われる客がカメラに気付き、動揺しているシーンが実際に放送されたこともあった。
  • 劇中に登場するタクシーは主に個人タクシーが多く、番組当初スポンサーだったマツダルーチェを主に使用していた。また、マイクロバスが出てくることもあったが、これも途中までマツダが生産していたパークウェイが使われていた。
  • 舞浜での撮影当時は周辺で通勤シーン等も撮影されたが、東京ディズニーランドが隣接するという場所柄、セリフとして「ディズニーランドは…」というのは特に問題なかったが、パークの外観が映り込むとディズニーの許諾が必要になる可能性があるため(商業撮影に該当するため)、なるべくパークが映り込まない様に画角を考慮したと言われている。 また、その後に他のホテルに舞台を移したのにも、それが影響したこと(東京ディズニーリゾート、特にディズニーリゾートライン東京ディズニーシーの建設工事が本格化した)も理由のひとつであると言われている。
  • 社員食堂で一平たちがいろいろと相談をするシーンがよく使われている。この食堂は撮影で使用されたホテルの社員食堂ではなく、東洋大学朝霞キャンパスにある図書館地下学生食堂である。
  • 第5シリーズまで、外国人の出演者が話す際には字幕スーパーが付いていたが、外国編で日本語が少ないということ、英語を話すことが不得意な出演者がいるということが判明したので、第5話「天才とバカの関係」から外国人のセリフに日本語が吹き替えされるようになった。また、その決定がシリーズ放送開始後に決まったため、その回から数回は高嶋政伸ら日本人の出演者は英語で撮影されたものを、高嶋政伸ら本人が日本語を吹き替えするという、ちぐはぐな形になってしまった。
  • 和田豊阪神タイガース監督)が現役時代に宿泊客の役で出演していたことがあったが、セリフはなかった。[1]
  1. ^ 和田監督、三谷作品で武将役!?日刊スポーツ」2011年11月23日付 2011年11月24日閲覧

HATAGO[旅籠]

『HATAGO[旅籠]』は『HOTEL』シリーズの番外編となる作品。舞台は江戸時代末期の横浜旅籠・江戸屋。「HOTELチョンマゲ版」という副題がついており、第1巻(1994年、ISBN 978-4091891211)と第2巻(1996年、ISBN 978-4091891228)が刊行された。

登場人物の主人公・一平、女将・まり、大番頭・東次郎、女中・おひろは、それぞれ『HOTEL』の赤川一平、佐伯真理、東堂克生、倉田裕美に対応する役名となっている。 また、『HOTEL』に登場する専属医師・神保も神保あけみ役として登場するほか、一平の姉も登場する。

外部リンク

関連項目

TBS 木曜9時枠の連続ドラマ
前番組 番組名 次番組
HOTEL(第1シリーズ)
HOTEL(第2シリーズ)
渡る世間は鬼ばかり
(第2シリーズ)
HOTEL(第3シリーズ)
HOTEL(第4シリーズ)
3年B組金八先生
(第4シリーズ)
HOTEL(第5シリーズ)

HOTEL.

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/01/29 14:37 UTC 版)

HOTEL.
対応機種 Windows XP / Vista / 7 日本語版
発売元 暁WORKS-黒-
発売日 2011年12月22日
ジャンル おわりのあいのものがたり
レイティング 18禁
キャラクター名設定 不可
エンディング数 5
セーブファイル数 120
画面サイズ 1024×768 フルカラー
キャラクターボイス フルボイス
CGモード あり
音楽モード あり
回想モード あり
メッセージスキップ あり
オートモード あり

HOTEL.』(ホテル)は、暁WORKS黒より発売の日本Windows用18禁恋愛アドベンチャーゲームである。

目次

概要

暁WORKS-黒-ブランドとしては5作目となり、新黒キャンペーンと題し2011年10月に『イヅナ斬審剣』、11月に『揺り籠より天使まで』に続き、12月に今作と3作連続発売された。原画担当のちょちょはブランド第1作『民族淫嬢』に続いて起用、シナリオ担当の佳奈月しずくは今作がアダルトゲーム初のメインとなる。ホテル・プリメーロ内で繰り広げられる人間模様を描いたグランド・ホテル形式の恋愛ストーリーで、ストーリーが進むにつれ徐々に世界の実情が明かされていく。

ストーリー

お客は少ないものの、無表情な副支配人の荒城啓介と珍妙な従業員達がいる和気藹々としたホテル・プリメーロ。そんなホテルにギターを持った口数少ない少女、サラ・コルトレーンが訪れたことでその物語は動き出した。


注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。 [記述をスキップ]


登場キャラクター

ホテル・プリメーロ

物語開始時点で従業員は全員で10人。インフラは全て供給されておらず、電気は太陽電池で賄い、食糧や燃料は少ない備蓄と自給自足で何とか賄っている。ホテル周辺は教会と避難村にのみ僅かに人々が生活しているのみで外の世界がどうなっているかは判っていない。

主人公

荒城 啓介(あらき けいすけ)
声 - 梅咲チャーリー
主人公。ホテル・プリメーロ副支配人。普段から無表情であり、マニュアル至上主義でどんな時もマニュアルを基本に真面目に行動する。
戦時中は軍に所属していたが、仲間とはぐれ(見捨てられ)て死にかけた所をルシールに助けられる。その後暫くはルシールのキャンプと離れた場所に棲んでいたが、ある暴動が起こった際にルシールを殺されてしまう。自身もその時に右目に毒の傷を負い美雨にナイフで抉り出されることで一命を取り留める。しかし傷が治るのと同時に感情を無くしてしまう。その後、副支配人としてプリメーロで働くことになる。
彼の症状はアレキシサイミア(医師がいないため状況判断による仮説)とみられ、曲や歌を聞いている時以外は全ての感情を感じることが出来ない。そのためホテルマニュアルを行動の指針とし、数々の書籍から行動をマニュアル化している。また感情を判ろうとするために寝る前に日記をつけその日の行動を記録している。ルシールが亡くなる直前に形見として彼女のオリジナル曲入りのカセットテープを受け取っており、生きる事で精一杯の中で彼女の名前を忘却しつつも、毎日その曲を聴くのは欠かしておらずその時だけは感情を垣間見る表情をする。まきの死とその後の仲間達の苦悩に積極的に関わっていく内に徐々に感情を取り戻しつつある。

ヒロイン

美雨(めいゆい)
声 - 芹園みや
ホテル・プリメーロ支配人。ホテルの皆に安らぎををモットーに明るく活発だが、その時に思いついたことを突発的にすることが多い。しかし従業員たちからは慕われている。三船に次いで読書家で支配人室には本が山積みされている。アリスとは友人でピアノの経験あり。
父親が亡くなった後ホテルを継ぐものの、従業員との軋轢で当時の副支配人達から信用を失い辞められてしまう。その頃になってインフラが完全に停止したことで戦争が絶望的な状況になっていたことに気付くが時は既に遅く、外の世界の情報を知る手段もなくなっていた。その後僅かの避難民の世話を神父と共に手伝っていたが、ある日暴動が発生し助かったものの、その危機を救った啓介を助けるため右目をナイフで抉ることとなる。その後は啓介を副支配人に、状況が切迫し、マトモにホテル経営をした従業員もいないままホテルを再開する。男っぽい口調は、舐められないため感情を失う前の啓介の口調を(彼女なりに)真似ている。
アリス・ルシア
声 - 小倉結衣
ホテル・プリメーロのバーテンダーで歌姫。啓介にぞっこんでいつもはだらしないものの彼の前では積極的に好意を寄せる。美雨とは友人で日輪とも仲がよく、恋のライバルである彩花とも親しく接する。歌姫としての歌唱力は抜群で啓介だけでなく他の仲間達も賞賛するほど。バーテンダーとしてはそこそこのカクテルなども覚えており。バーの運営上夜型の生活。
過去、戦争で家族と恋人を亡くしており、それゆえ周りの人たちが居なくなる事を嫌い、たとえ恋のライバルであったとしても仲良くしている。啓介に対してはつれない態度をとられることにヤキモキしていたが、彼の病状を知り彼の力になろうと思うようになる。
香月 日輪(こうげつ ひのわ)
声 - 南里一花
ホテル・プリメーロで食事全般を1人で担当するシェフ。マーカスとは義理の父親。彩花とは年齢が近いこともあり仲がいい。
暴動の時にマーカスに助けられ養子になる。助けられた直後にマーカスの妻子の死亡を知るが、彼の生きる希望になるために暴行を受けつつも黙っていた。啓介に対しては公然とはしていないものの密かに憧れている。
桜井 彩花(さくらい あやか)
声 - 卯衣
ホテル・プリメーロのルームメイドでまきの娘。まだ幼さが残る甘えたがりで、場を和ませる明るさがあるものの、仕事は少々不真面目。啓介が好きなことを公言して憚らずよく夜這いなどもしているが中々実は結ばれない。
母の死を契機に、その天真爛漫さはなりを潜め陰気な表情をするようになる。母の死の直前まで自分に病気のことを知らされなかったこともあり、周囲の人たちに対しても敵意を込めた目を向けるようになり、啓介に対しても恋愛感情を見せず同様に接するようになる。それでも暫くはルームメイドの仕事を続けていたものの、その内に母の居ない世界を嫌い死にたいと思うようになる。啓介達と和解後は徐々に元の明るさを取り戻していっている。

その他従業員

桜井 まき(さくらい まき)
声 - 風華
ホテル・プリメーロのルームメイドで彩花の母親。温和で頼りになる母性愛あふれる性格。娘に対しては少々厳しく仕事をしつけつつも温かく見守っている。
謎の病気により衰弱、病魔と闘いつつ娘のために絵を描き残し亡くなる。彼女の死がホテル全員に深い悲しみと影を残すことになる。彼女の病名は謎のままであるが謎の伝染病が疑われており、世界の終わりに関係があると疑われている。
ラヴ・ハーマン
声 - 日向日陰
ホテル・プリメーロのフロントクラーク担当のアフロヘアーの黒人。空気を読まないくらい明るく振舞うムードメーカー。
殆どの仲間には明かしていないものの、基本的な生活習慣以外は全ての記憶を持たない記憶喪失であり、そのため自分の言葉には過去に培われた重さが無いと感じている。
マーカス・ミラー
声 - 小次郎
ホテル・プリメーロのソムリエで日輪の義父。元軍属所属で中佐と呼ばれる。盲目でいつも偏屈な表情をし、地下のワインセラーでワインを磨いていることが多い。いつも不機嫌な態度をしているが、日輪に対しては特に冷淡な態度を取る。
暴動の際に日輪を助けているがその時に目を失明している。またその最中に妻子が行方不明になった。その後、日輪を養子とするが行方不明の妻子が忘れられず、日輪を受け入れられずDVを行っていた。妻子の死亡を知り日輪の心情を知ってからは和解し彼女に対して子煩悩になる。
伊藤 恵(いとう めぐみ)
声 - 桃也みなみ
ホテル・プリメーロのバックヤード担当。良二との結婚を控えているが、結婚への姿勢の違いから喧嘩が絶えない。結婚後は良二とは良好な関係になっている。
斉藤 良二(さいとう りょうじ)
声 - ゆうひ
ホテル・プリメーロの雑務担当で燃料の手配なども行っている。仕事の関係上啓介ともよく仕事をする。恵との結婚を控えているが、結婚への姿勢の違いから喧嘩が絶えない。

宿泊客

サラ入室時点でプリメーロの宿泊客は4人。ただし本当にお客として訪れたのは美雨が支配人になってからはサラが初めて。お客とはいっても宿泊料を取る描写などは存在していない。

メインヒロイン

サラ・コルトレーン
声 - 有栖川みや美
ギターを持って旅をしていた素性不明の少女。右目に怪我をしており当初包帯を巻いていたが、彩花から猫の絵入りの手作りの眼帯を貰ってからそれを着け続けている。
啓介を見るなり(彼女自身原因がわからないまま)刺殺しようとするものの、彼が黙ったままでありまた彼が彼女の弾く曲を知っていたため、プリメールに宿泊することになる。普段からぼんやりして皆から話しかけられても曖昧な受け答えしかしていなかったが、彼らと接しているうちに言葉少ないながらも徐々に打ち解けていく。友人が悲しい気分担っているところを見かけるとギターを弾き聞かせている。
過去ルシールに助けられ一緒に暮らしており、彼女が亡くなった直後に(ルシールを殺した人物ではないかと思っていた)啓介が立ち去るのを見ていた。その後ギターを形見として彼女がしていた歌で皆を救うため、ギターを弾きながら旅を続けていた。

その他宿泊客

三船 徳二郎(みふね とくじろう)
声 - 北条賢
刀を持ち着流しを纏いサングラスをした侍風の客。部屋は和風に改装しておりかなりの読書家でよく本を探しに出かけている。見た目と裏腹に普段はフランクな態度で接するが、ある復讐を誓っている。
妻子を戦争で亡くしており、特定の個人ではなく世界に対して復讐を誓う、終わる世界に対して歯向かうことで生きる希望としている。
藤野 正義(ふじの まさよし)
声 - 立花十四朗
ホテルに宿泊している老夫婦。
藤野 静枝(ふじの しずえ)
声 - 美澄すい
ホテルに宿泊している老夫婦。

その他

フリッツ神父
声 - 祭大!
近郊の教会で奉仕をする温厚で優しい神父。美雨の父と知り合いで、美雨からはおじさまと呼ばれる。ホテルに良く訪れるほか、僅かに残った避難村でも奉仕を続けている。
サラが入室した際は温厚な彼からは考えられないほど厳しく反対したが、それは暴動の後、ホテルに訪れる人間を教会で審査していたからであった。その後はサラに対しても優しく接している。
カリス
声 - 桐谷華
啓介のペットの黒猫。キャットフードは啓介が与えているものの、他の人からも食事を分けてもらっている。気まぐれで神出鬼没で気がつくとそこにいることもしばしば。
名前はルシールから取られたもので啓介が彼女の名前を忘れないためにつけたものだが、生きるために精一杯でいつしかその由来も忘却していた。
エピローグのみカリスが喋るシーンがあり、適度な距離で接する啓介が好きでずっとみていたことを独白する。
ルシール
物語開始時点で故人。啓介やサラの恩人で、ギターを聴かせ数々の人を癒してきた。啓介を助け時々キャンプから離れた場所に居る彼に曲を聞かせていたが、暴徒に襲われ死亡する。サラが持つギターは彼女の形見。

以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。


スタッフ

  • シナリオ - 佳奈月しずく
  • キャラクターデザイン・原画・彩色 - ちょちょ
  • BGM制作 - Barbarian On The Groove
  • 制作・著作 - 暁WORKS-黒-
  • 製作・販売 - 有限会社AKABEいSOFT2

主題歌

主題歌「リフレット」
作詞 - wight /作・編曲 - mo2 / 歌 - Barbarian On The Groove feat. カヒーナ
ED曲「太陽の欠片」
作詞 - wight / 作曲・編曲 - mo2 / Sound Produced by Barbarian On The Groove
歌 - アリス・ルシアstarring 小倉結衣、サラ・コルトレーンstarring 有栖川みや美

脚注

外部リンク


ホテル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/01/06 20:05 UTC 版)

(HOTEL から転送)

ホテル(Hotel)とは、主に短期滞在の旅行者、ビジネス等出張者のための宿泊施設である。

目次

概要

大型のホテルでは、結婚式場プールなどの設備を備える。目的に応じて、シティホテルやビジネスホテル、観光ホテル、リゾートホテルなど様々な形態がある。大富豪芸能人など、まれにホテルに居住する者もいる。

歴史的に植民地には植民地ホテルが作られ、準公的施設として利用された。

参考:日本のホテル一覧

ラスベガスMGMグランド
世界一の面積を誇るカジノホテルで、総客室数は5000を上回る。これは日本で一番部屋数が多いホテルの3倍ほどにあたる。

種類・形態

シティホテルの例(シェラトンホテル札幌
ビジネスホテルの一例、はまきたプラザホテル静岡県浜松市

ホテルの分類に関して明確な基準があるわけではなく、それぞれの概念はあいまいなものとなっている。また、何に着目して分類するかで、分類の方法も様々といえる。以下では主に日本でよく用いられる分類を挙げる。

なお、ホテルの機能や価格帯によって、5段階や6段階に星数などで分類することも一般的であり、海外のものでは、アメリカ自動車協会による評価や、フランスギド・ミシュランなどが知られている。

シティホテル

都市の繁華街に立地する大型ホテル。いわゆる有名一流ホテルと称するものの多くはこれに入る。シティホテルの語自体は和製英語である。都心部に立地するため投資コストが高い一方、集客力も高く、大規模で多機能なものが多い。これらは宿泊や飲食のほかに、結婚式ディナーショー、講演会、株主総会などのイベント法事などの利用にも対応できるように、数百人収容が可能な「大宴会場」や(結婚式関係の利用を想定した)ブティック美容院花屋ギフトショップ等のテナント店舗を有していることが多い。
料飲施設として、カフェレストランラウンジ/バーといった比較的手頃な価格の店舗と、接待や特別な用途(記念日デート結納など)の利用を想定した高級志向の洋食中華のレストランや懐石料理寿司類を提供する和食レストラン・吉兆なだ万などのチェーン系料亭店をデパートのように複数設置していることが多い。また、プールスポーツジムスパ等のリラクゼーション施設を設置している例もある。

客室タイプは、ベッドを2台設置した2人用のツインルームを中心に擁しているものが多く、客室の広さも(スタンダード)ツインやスーペリアツイン名称の場合は20㎡前後と、6間と同程度の広さであるため、余地にエキストラベッドと言われる可搬式のシングルベッドの搬入や、ソファとして常設しているソファーベッドをベッドメイクさせることで、「ツインルームのトリプルユース」として3人で宿泊することも可能な場合がある。ただし、ターミナルに近い鉄道会社系や航空会社系のチェーンホテルを中心に、出張者利用を見越してシングルルームの比率を高めているケースも見受けられる。シングルルームでは120cm幅のセミダブルベッドが搬入されている事が多く、同じベッドを導入しているビジネスホテル同様に添い寝での2人宿泊(シングルルームのダブルユース)にも対応している場合が多い。 料金は、ビジネスホテルに比べ高めに設定されているが、最近では各種宿泊プラン等の提供により、ビジネスホテルと大差がない場合もある。

全国規模の業界団体として、1903年創立の社団法人日本ホテル協会と1971年設立の社団法人全日本シティホテル連盟があり、前者は(構造上の)シティホテルおよび同等の設備を持った都市型リゾートホテルのみが正会員であるため、ビジネスホテルとの判別の目安となる。

ビジネスホテル

日本でいうビジネスホテルとは、都市の繁華街(日本の場合は最寄前から徒歩15分程度までの場所を中心とする市街地)に立地する、主に業務出張客の宿泊を想定した比較的小型で低料金のホテル。大手企業が運営する場合、同一グループのチェーンホテルとして全国に展開されていることが多い。なお、日本におけるビジネスホテルという業態を考案し、最初に始めたのは法華倶楽部(ホテル法華クラブチェーン・1920年大正9年)9月12日に京都にて1名1室形態の個室旅館を創業)である。

シティホテルとの違いはルームサービスが無い点、とされているが、ルームサービスを廃したシティホテルもあり曖昧な状態となっている。際だった点として、シティホテルよりも狭い客室(12㎡前後のシングルルーム)を多く配置することで供給量を増やし、ある程度室料を抑えている構造が図られている(新宿ワシントンホテルやアワーズイン阪急、R&Bホテルが一例)。客室以外の付帯施設は最小限の機能にとどめられており、施設によっては、人件費節約および翌日の精算業務の省略を目的として、数々の合理化策がなされている。一例は機械によるチェックイン/チェックアウト装置や、プリペイドカードによるPAY-TV視聴システム、前受金精算などである。また、チェーン系のビジネスホテルでは内装設計や備品を共通化しコストダウンを徹底しているパターンも見受けられる。

客室からのブロードバンドインターネット接続が可能な施設が多い。レストランを備え、予約制・別料金で朝食を提供している施設もあるが、日本国外のモーテルのように、おにぎり味噌汁パンジュースコーヒースープなどの簡単な調理による朝食を無料で提供する施設も東横インコンフォートホテルなどのチェーン系を中心に増えている。また従来は休息、寛ぎを重視するものが多かったが、直接照明を採用したり広い机を設置したりして、ビジネス客や遠距離受験生向けに部屋での作業のしやすさを売りとするホテルも現れている。またホテルルートインドーミーインなどでは地方の都心部を中心に癒しに特化したホテルが現れている。また、各客室のユニットバスに加え大浴場を設置している場合もあり、ドーミーインの一部など天然温泉を売りとしている施設もある。

日本国外におけるビジネスホテルは、エグゼクティブの使用を前提としたホテルを指すケースが一般的で(ビジネスクラスと同義)、広々とした部屋に会議室等のビジネス設備や、フィットネスクラブなどが併設されているケースが多く、日本における一般的なシティホテルを指している。日本におけるビジネスホテルは、北米などのモーテルや欧州のベッド・アンド・ブレックファストに相当するケースが多い。

高級ビジネスホテル

大都市部の駅前や再開発地区などに新築した建物(複合オフィスビルなど)に立地しているビジネスホテル。シティホテルと遜色ない広さと設備を備えた客室を備え、宿泊価格は旧態型のビジネスホテルとシティホテルの中間に位置している事が多い。客室の構造に限ればシティホテルとの格差は殆どなく、ビジネスホテルと差別化を図っている。一例としてはリッチモンドホテルホテルメッツヴィラフォンテーヌ、概ね2000年代以降に開業したサンルートホテルチェーンワシントンホテル三井ガーデンホテルなどが該当する。

近年、高級ビジネスホテルが増加している要因として、ビジネスホテル同士や品川駅前大阪駅など交通の便がよい箇所に存在するシティホテルとのビジネス客を取り合う競争が激化している一方、コスト削減や価格競争には限度があり、2005年前後に東横インを始めとする低価格ビジネスホテルが身体障害者向け設備の排除、従業員のサービス残業などといった法令違反・条例違反などを起こしたことが社会問題となった背景が挙げられる(東横イン不法改造問題参照)。

モーテル

モーターホテル、モーターインともいう。元々の意味は、アメリカ合衆国のような自動車道路網が発達した広大な国で、自動車で旅行をする人を想定して設置された、セルフサービスを基本とするホテルである(英語版のMotel参照)。米国でのモーテルは、日本における、国道沿いや高速道路のインターチェンジ付近にあるビジネスホテルホテルルートインチェーンなど)に近いものである。アメリカの場合、ほとんどは高速道路(フリーウェイ)の出入り口周辺の町の郊外に立地しており、かなり小さな町にまで存在することも多く、地域の社会インフラの一つとなっている。

形態としては、日本の「ビジネスホテル」同様、大規模なチェーン店のものから、小規模のものまで存在する。セルフサービスで荷物の運搬を楽にするため、車を止めて、短い距離で客室にアクセスできる構造になっているのが特徴である。アメリカでは、平均的な料金が一部屋で一泊40ドルから50ドル前後と比較的手ごろで、一部観光地などのハイシーズンを除き予約なしで利用できることから、非常にポピュラーな宿泊施設として定着しており、客層もビジネス客、男女のカップル、家族連れとさまざまである。

イメージ的には、大手チェーン店のものは日本の「ビジネスホテル」、個人経営に近い小規模なものは「旅館」「民宿」に近いが、客室は家族連れも想定したセミダブルベッドのツインルームが基本で、面積も日本の一流シティホテル並みの広さがある。

日本では、車で入ることができる「ラブホテル」の意味で用いられることが多かったが、本来、米国ではこのような意味はない。近年、日本においても、米国における意味でのモーテルという語が知られるようになるとともに、車で入ることができるラブホテルが一般化したため、ラブホテルに対してモーテルという呼称はあまり使われなくなっている。

観光ホテル・リゾートホテル

温泉地、ビーチ高原などのリゾート地に立地する宿泊施設。旅行者が主要な宿泊客となる。観光業の発達と共に発展し、大規模なものから小規模のものまで存在する。大規模なものでは、レストランや結婚式場などのシティホテルにも設置される施設のほか、より観光客向けにプールやプライベートビーチ、テニスコート、カジノなど多くの付帯施設を持つものもある。一方では、ゆっくりとくつろぐことに主眼を置いた、ハウスホテルやヴィラ様式の施設も多い。

日本では、主に温泉地で営業するリゾートホテルの場合、館内に共同大浴場や場所によっては露天風呂を持っている業態のホテルも多いため、旅館との区別が曖昧である。家族連れや団体での利用を想定しており、靴を脱いでゆったりとした気分を味わってもらうため、敷きの和室を設けるホテルも多く、洋室と和室を兼ねた和洋室が用意されていることもある。館内での浴衣スリッパ履きが許容される場合が多い。またシングルルームは極端に少なく、皆無というケースも多い。ほとんどが旅館業法のホテル営業ではなく旅館営業である。料金は、他の業態のホテルでは見られない一泊二食で設定されている(夕食や朝食がセットになっている)こともあり、時期によって大きく異なる。 これに対し、海辺・高原などで営業するリゾートホテルの場合は、シティホテルと同様洋風のシステムを用いている場合が多い。利用形態として旅行利用のほか、会議、コンベンション、あるいは合宿などに用いられることがある。

前述したとおり、旅館との区別が曖昧であるため、日本旅館がホテルを名乗ることも少なくない。そのため、政府登録国際観光旅館に登録されていたり、あるいは国際観光旅館連盟(通称「国観連」)、日本観光旅館連盟(通称「日観連」)に加盟していたりすることが多い。

また、1980年代以降は「リゾート会員権」の売り出しで資金調達し、その保有者の宿泊(滞在)用途に特化した会員制の施設も多く、便宜的に「会員制リゾートホテル」「会員制ホテル」などと言われている。これらは区分占有型のリゾートマンションとは区別されている。

カプセルホテル

カプセルホテルの客室の例

カプセルホテルはカプセル状の簡易ベッドが提供される宿泊施設。日本独自の形態のホテルである。旅館業法ではホテル営業ではなく簡易宿所営業になる。ほとんどは、ビジネスホテル同様、都市の繁華街に立地する。施設としては単独のもののほか、サウナ店に併設されるケースも多く、大部屋の中にカプセルが積み重ねられた形態が多い。

ラブホテル

ファッションホテル、ブティックホテル、カップルズホテルなどと呼ばれることもある。高速道路のインターチェンジ周辺、幹線道路沿い、あるいは、駅近隣の特定地に立地しており、カップルでの利用を想定しているホテル。略称「ラブホ」。日本独自の形態のホテルである。俗に「連れ込み宿」「同伴旅館」などとも呼ばれ、自動車で向かうラブホテルのことを、初期には「#モーテル」とも呼んだ。性交目的に利用することを想定しており、構造は一般的なホテルとはかなり異なる。

入り口に垂れ幕があったり、外部から見えにくくしていたり、内部も他の客や従業員にできるだけ会わずに入室できる工夫がしてある。客室も同じ部屋はほとんどなく、ベッドにも工夫が凝らしてあり、浴室なども豪華に作られている事が多い。客室は写真などで選べるシステムになっている。外部の看板も、派手なネオンサインが光っているのも特徴の一つ。

利用目的が、他のホテルと大きく異なる為、料金も宿泊のほか、「休憩」名目で3時間で○○円というような体系があり(近年では一般のシティホテルなども日中の短時間利用(デイユース)が可能な施設も増えている)、法的には風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(略称・風営法)の適用を受ける。1990年代以降、風営法上の「ラブホテル」の新設がほぼすべての地域において禁止されているため、それに該当しないよう、形式的に食堂を設けたり、ロビーを広くとったりするなど風営法上の適用を受けない「類似ラブホテル(偽装ラブホテル)」も多数存在する。

このような形態のホテルは、香港台湾韓国など他の一部のアジア諸国にも存在し、日本のラブホテルをモデルにしている。なお、ブティックホテルの呼称は、作家・前長野県知事田中康夫が発案した。ただし、アメリカでのブティックホテルとは日本でいうデザイナーズホテルに相当する。

近年では、日本でもデザイナーズホテルのことを「ブティックホテル」と呼ぶこともあり、使用が曖昧となっている。

デザイナーズホテル

外装や内装にデザイン・コンセプトを明らかにして工夫を凝らし設計させたホテル・旅館を指す。このため、日本では著名な建築家が建物のコンペに参画したシティホテルやリゾートホテル(ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ東京ドームホテルパークホテル東京ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルブライトンホテルズセントレジスホテル大阪など)もデザイナーズホテルと見なされる事がある。また、「CLASKA目黒」など旧態化した建物や旅館をリノベーションさせる形の施設も多い。

その他

スウェーデンのアイスホテル

その他、一般的でないホテルとして、アイスホテルや洞窟ホテル、水中ホテル、灼熱ホテルなどが挙げられる。

アイスホテル
アイスホテルとは湖などから切り出した氷や雪によって作られたホテルである。スウェーデンノルウェーなどの北欧諸国やカナダなどで、冬季の寒さを利用して建設される。春になると溶けてしまうので基本的に冬季限定であり、毎年再建される。どのような施設が作られるかはそのホテルによるが、観光客向けのホテルであり、様々な趣向が凝らされる。
英語版のアイスホテルも参照。
洞窟ホテル
洞窟ホテルとは、自然の洞窟を利用して作られたホテルであり、部屋が地下に存在するものである。スペイントルコオーストラリアに建設されている。

経営

ホテルの経営形態は、そのホテルの土地建物(不動産)の所有と経営システムの組み合わせによっていくつかに区別される。

所有形態

直営
自社でホテルの土地建物を所有し、自ら経営・運営にあたる方式。実際には一社単体の体制では無く、子会社をはじめとする関係会社へ施設毎にコミットメントを委譲させ、独立採算やグループ経営を図る形態もある。ホテルのブランドや経営ノウハウは自ら構築しなければならない。帝国ホテルリーガロイヤルホテル藤田観光プリンスホテルといったホテル専業企業や、鉄道会社のホテル事業によく見られる。
リース
土地建物のオーナーから、ホテル運営企業がホテルを長期間一括借り上げて経営する形、契約期間中は契約で定めた賃借料(リース料)をオーナーに支払う。オーナーが建物を骨組みだけの状態で貸す場合と、内装や設備まで込みで貸す場合がある。東横イン(東横イン開発)・ホテルルートイン(ルートイン開発)によるチェーンの多くで該当する。
運営委託
土地建物を所有しホテルを経営するオーナーが、運営についてはホテル運営企業と管理運営委託契約を締結して運営を委託する方式。ホテル運営企業は、総支配人などのホテル幹部の派遣、ブランド使用権や運営ノウハウの提供、チェーンブランドを利用した販売促進などを行う。それに対してオーナーは運営委託料を支払う。
フランチャイズ
オーナーが所有し、自ら経営に当たるが、ホテルチェーンとフランチャイズ契約を結んでブランド使用権や運営ノウハウの提供を受ける方式。フランチャイズ加盟ホテルは、チェーン本部に対して加盟料を支払う。

収益構造

ホテルの収益構造は、そのホテルの立地や形態によって大きく変わるものであるが、概ね以下のように言うことができる。 主要な収益源として、宿泊部門・レストラン部門・宴会部門が挙げられる。

宿泊部門
宿泊部門は、ホテルの基幹となる部門であり、ホテルである以上全てに存在するものである。宿泊施設の設置には相応の土地・建物を必要とするものの、客室清掃やベル・パーソンの仕事はパート・アルバイトなどを利用することが出来、また繁閑に合わせて人員数の調整やアメニティグッズの調達をすることができるので、運営に際して経費は低く抑えることが出来る。そのため部門の利益率(部門の売上からその部門に直接関係する運営経費のみを引いたもの。ホテル全体の費用、例えばホテルの広告費や管理部門の人件費などを配分しないで計算される。)は60パーセントを上回ることも可能である。近年では清掃業務などのアウトソーシングもよく行われている。
ホテルのレストランの例
レストラン部門
レストラン部門の利益率は、その業態によっても異なるが一般に低くなる傾向にあり、20パーセント程度と見られる。レストランの設置には宿泊部門ほどの面積は必要とされないが、運営に関しては、調理・サービスにある程度の熟練者が必要とされ固定人件費がかかり、また食材などは売れ残れば廃棄となるため、経費は高いものとなる。ホテル直営のほか、外部の有力レストランをテナントとしていれることも行われている。宿泊客だけでなく地元客による利用も大きな割合を占める。
宴会部門
宴会部門は、予約が事前に確定するため、食材等を効率的に用いることができ、また宴会でのサービスに関してもアルバイトや派遣社員を利用して、受注に応じて対応できるため、レストラン部門より高い利益率が可能である。ただし、宴会の中でも大きな割合を占める結婚式においては、特別な用意が必要となり、外部企業に対する業務委託などが大きくなるため、一般の宴会より利益率は低くなる傾向にある。ホテル外部に出張して宴会にあたる、ケータリングも行われている。レストラン部門とあわせて料飲部門と呼ばれ、総料理長(シェフ)が置かれる。

売上構成

地価の高い日本においては、土地面積を宿泊施設ほど必要としない、料飲部門が重視される傾向にあり、各ホテルはレストランや宴会部門の強化に力を入れてきた。そのため、宿泊以外の部門の売上が全売上の6割から7割に達することも珍しいものではない。その点からすると、日本のホテルは外食産業的な側面が強いものであるといえる。

不況や、それに伴う企業の宴会需要の低下、あるいは外資の参入による競争の激化などで、多機能なシティホテルやリゾートホテルは厳しい状況にもあり、そのような中、収益率の高い宿泊部門のみに特化したビジネスホテルや、あるいはブライダル特化ホテルなど、特徴を打ち出したホテルが多く見られるようになった。

客室の種類

シングルルーム(セミダブルルーム)
1名用客室。シングルサイズベッドの他、近年日本ではセミダブルベッド(幅120cmから140cm程度)が用いられているホテルも多く、後者の場合はセミダブルルーム(シングルルームの二人使用)として、割安で利用出来る場合もある。
ダブルルーム
2名用客室で、ベッドはダブルサイズ(幅160cm程度)の他、高級ホテルではクイーン(幅180cm程度)やキング(幅200cm程度)が設置されている場合が多い。特に高級ホテルではシングルルームを設けず、1人客にはダブルルームの1名使用(シングルユース)で対応する所も多いが、1人客が中心のビジネスホテルでは設定していない所が多い。
欧米のホテルでは概して最も多く設定されている客室形式であり、海外旅行の際にツインルームを希望しても、ホテルによってはツインの設定数が少ないために手配に苦労することもある。欧米では夫婦やカップルは一つのベッドで寝るのが一般的であるため、日本人でも夫婦・カップルの宿泊客にはダブルルームの部屋が割り当てられることがよくある。
ツインルーム
2名用客室で、シングルベッドまたはセミダブルベッドが2台設置されている客室。特に日本のシティホテルでは多く見られる形式である。
トリプル(ツイン・ダブル)
エキストラベッドという可搬式ベッドをツインルームに設置したり、予めツインルームに備え付けられているソファベッドを用いてベッドを3つ揃えたもの。チェックインの際には用意されておらず、夕刻になると係がエキストラベッドを運んできたり、ソファベッドのベッドメイキングにきて初めてトリプルになることも多い。
トリプルルーム
3名用個室で、予め3台のベッドが備え付けられている客室であるが、決して一般的ではない。旅行会社などのパンフレットにトリプルルームと書いてあっても上記のツインルームのトリプルユースである場合がほとんどなので、十分確認する必要がある。
フォース・ファミリールーム
トリプルルームにエキストラベッドまたはソファベッドを追加設置したり、予めベッドが4台以上設置されているもので4名以上が滞在できる客室。リゾートホテルやテーマパーク周辺のホテルに多い。和洋室の場合もあり、2人がベッドで、2人が布団を使用することになることもある。
エグゼクティブ/デラックス/コンフォート/スーペリア ルーム
一般客室(スタンダードルーム)よりも部屋面積が広く、大きめのベッドやソファなどが設置されていたり、バスルームとトイレ・洗面所が仕切られているホテルもある。日本や海外の高級ホテルではスーペリアルームとスイートルームのみ設置しているホテルが多い。
一般的にはシングル・ツイン・ダブルルームに設定されており、サービスはスタンダードルーム宿泊に準じるのが通常ながら、エグゼクティブフロア(→#付加サービス)を設置しているホテルでは優遇される。
SOHOタイプ/ビジネスルーム
部屋内で書類仕事や受験勉強などを行う客のために、明るい直接照明や広い机、パソコンやファクシミリなどのOA設備の設置、OAチェアの採用など、快適な仕事環境を重視したもの。その具体的なサービスの内容はホテルによって様々であり、たとえ仕事に適した配慮をしていても、それを一般の客室と区別していない場合もある。主にビジネス客を主要な顧客とするホテルに見られ、2004年ごろから増加した。
なお、客室内にはそれらの施設を設けず、上記のような設備を備えたスペースをビジネスコートなどとして有償または無償で提供するホテルもある。
スイート
2ベッドルームスイートの客室
英語でSUITE(「続き部屋」の意味)。日本語ではsweet(「甘い」「甘味」)と発音が区別出来ないので勘違いされやすいがこちらは誤り。マンションの一戸分に相当する。通常の部屋がベッドルーム(寝室)のみであるのに対して、独立したリビングルーム(居間)が付属している部屋のことをいう。高級な部屋になると寝室が複数あるものもあり、寝室の数により2ベッドルームスイート、3ベッドルームスイートなどという。また居間が完全に独立していないものをジュニアスイートという。
広く、高級な客室で、クイーンサイズのベッドが1つ〜2つまたはキングサイズのベッドが1つ以上設置され、大型テレビや広々とした浴槽などが配置されていることが多い。
ジュニアスイート以外のハイグレードなスイート(ロイヤルスイート等名称はさまざま)は、ベッドルームとリビング・ダイニングルーム、バスルームが分離しており、40平方メートル以上の部屋面積があり、添い寝やエキストラベッドを配置すれば4人以上が宿泊出来る。特にハイグレードなホテルでは、高級マンションの室内と見分けが付かないようなものもある。
ホテルによってはデイユースで、ルームサービスのランチをスイートルームで食事したり、昼寝するなどのプランを設けている所もある。
コンドミニアム/レジデンシャルルーム
主にリゾートホテルやコテージ・オーベルジュに設置されるもので、スイートルームと同レベルの広さと設備の室内に、大型冷蔵庫やキッチンなどの自炊設備があり、家族やグループの長期滞在に適しているもの。
コネクティングルーム
隣接する客室との間に扉があり、二つ以上の客室を一つの客室として使えるようにしたもの。通常は扉は施錠されていて(若しくはドアノブが内側だけに付いた二重扉になっていて)隣からは開けられない、別々の部屋として使用されていることが多い。スイートと違って、それぞれの部屋は通常のツインやダブルの部屋である。

ホテルの設備

ロビー

リゾートホテルのロビーの例

玄関またはフロントに連続する廊下を兼ねた広間で、宿泊客や施設利用客が応接間や休憩所として利用できるパブリック・スペースである。

レンタルパソコン

多くのホテルでは、客室で利用可能なノートパソコンの貸し出しをフロントにて行っている。有料の場合が多く、利用料は一般的に1泊1000円である。多くの場合、文章作成ソフト、表計算ソフト、プレゼンテーションソフトがインストールされており、個人情報を守るため、電源を入り切りすることでパソコンを初期状態に戻すリカバリ機能を搭載してる。

近年では、ノートパソコンやスマートフォンの普及にともない従来のレンタルパソコンの需要は減少している。また、普段無料で利用しているパソコンに対して1000円という価格は高いと感じている人も多い。このような問題を解決すべく、最近では上記の機能に加えてVODなどの機能を兼ね備えたエンポタというサービスを導入しているホテルが増加している。

照明

照明は部屋の機能性、雰囲気に大きな影響を与える。照明はまた、客室の照明の様子は事前に知りたい/調べにくい事柄の一つである。「明るい部屋と聞いて来たら、確かに壁紙の色が明るい色だった」であるとか、「蛍光灯ではあったが、ブラケット器具の中の電球が蛍光灯式だった」とか、「蛍光スタンド貸し出しのはずが、白熱灯(酷い場合には超小型の懐中電灯のようなもの)であった」など、フロントとのトラブルの要因にもなる。

多くのホテルでは、価格、等級によらず高級感・非日常性の演出や、あるいは汚れを目立たなくするというような点[要出典]もあって電球を用いたシェード型のスタンドやブラケット器具をベースとした間接照明が採用されている。また欧米では間接照明が主流であり、日本のホテルの照明もそれに由来するという説も存在する。また、欧米のホテルでは、「ホテルで仕事をする」という発想自体がないことや、「欧米人の眼の構造(強い光に弱いとされる)」のせいか、日本のホテルの間接照明に比べてもさらに暗い部屋となっていることがある。

間接照明は、単なる照明の不足と捉えられる場合がある。特に、旅行サイトなどでは、間接照明は、ビジネス客や受験生、家族連れ、年配客には不評であり、宿泊に不慣れな大学受験生向けに宿泊の斡旋を行っている各大学の大学生協が、毎年のようにこの点の注意喚起を行っている[1][2][3]。薄暗い間接照明は、資料作成など職務としての出張では必須となる作業には不向きである。

これまでは、ほとんどのホテルで間接照明であったが、ホテル不況もあり、2004年ごろから「ビジネスにもしっかり対応するよう、照明を明るくしたりするなど凝らし、差別化にやっき」といった報道がフジサンケイビジネスアイ等に流れるなど、一つの転機となった。また、2004年ごろから、実用面での快適さを追求するホテルや、SOHOタイプなどのように、部屋のタイプによって照明を変更し、直接照明の明るい客室を用意するホテルも出てくるようになった。その急先鋒となっているホテルのいくつかは、以下の例のように、そのホテルが対象とする客層から非常に高い評価を受けている。

例えば、「明るい直接照明と広い机」というコンセプトを売りにしているリッチモンドホテルは、新興勢力であるにもかかわらず、数々の顧客満足度調査において極めて高い評価を受けている、。たとえばJDパワーの顧客満足度ホテル部門では3年間連続で最高の評価を得ている。また、新浦安オリエンタルホテル(現オリエンタルホテル東京ベイ)が、「薄暗い間接照明は、子供に恐怖心を与える」、「他のホテルでは照明が暗すぎて授乳に支障をきたす」などの意見を踏まえ、直接照明を採用した新しいコンセプトの客室を提供した[4]。この客室は、極めて好評であり、ホテルの収益に貢献している[5]だけではなく、実際に、間接照明に恐怖心を抱く年齢の子供を持つ層からの強い支持の声がある[6][7]。これ以降、周辺の類似施設においても、同様のコンセプトの客室が、みられるようになった。

反面、日本においても一部の富裕層が、自宅の一部にホテルと同様の照明を取り入れる向きもある。

机・椅子

ホテルの机や椅子は、一般家庭でいうところの化粧台に近い設計のものが多く、作業エリアが狭いことや高さや位置の調整が出来ないことなど、デスクワークを行うには不向きである。また、鏡が目の前にあり落ち着かないという人もいる。

このような問題点を解決すべく、最近ではOAチェアやオフィスを意識した設計の机を採用するホテルが増加しており、このような設備を設けた客室をSOHOタイプやビジネスルームとして用意するホテルもある。標準の客室でもそのようなサービスを提供しているホテルも存在する。別途、下記のビジネスコートのような部屋を用意していることもある。

ビジネスコート

漫画喫茶やネットカフェのパーティションのような施設をビジネスコートと称して客室とは別に用意しているホテルもある。ビジネスコートにはパソコンや広い机、プリンタ、LAN、場合によってはドリンクバーや自販機、毛布の貸し出し等がある。また最近では、ごくまれに漫画の貸し出しや、軽食の提供なども行っている場合がある。

空調

ホテルの空調は、大半がセントラルヒーティング方式であり、主としてHigh、Midium、Lowと切り替えが出来るが電気のエアコンのように温度、湿度の微調整は難しい。セントラルヒーティング方式では熱源機で発生した空調用のエネルギーを冷温水または蒸気で各室に搬送するため、ホテルによっては冷温水や蒸気が配管内を流れる音が継続的に聞こえることもあり、神経過敏な人にとってはこれが睡眠や作業を妨げる原因になることがある。さらに館内全体で空気を循環させる方式においては、各客室の空気を一括して循環させるために場合によってはインフルエンザ等の集団感染の恐れがある。

部屋ごとに独立したエアコンを用意している場合でも、室外機が独立していない場合には、季節の変わり目に「寒いが暖房が入れられない」あるいは「暑いが冷房が入れられない」というトラブルがしばしば発生する。

このような空調に関連する不便、不快さは、新しいホテルでは改善される傾向にあるが、値段や新旧に関係せず発生するトラブルであり、また、事前に調べることが極めて難しい項目(フロントが正確に把握していないことがある)の一つである。

テレビ等

シティホテル・リゾートホテルは20〜40インチ、ビジネスホテルは19〜26インチ型程度の液晶テレビが設置されており、通常の放送(国営放送公共放送民間放送衛星放送)のほか、CNNBBCなどの海外の放送や一般映画アダルトビデオが視聴できるテレビ受像機を持つ施設が多い。

通常のテレビ放送は無料であるが、映画の視聴は有料である(一般的に「PAY TV」と呼ばれる)。有料放送の古くは100円硬貨を投入し、専用のVHSレーザーディスクで放映される一般映画・アダルト作品を視聴する形式であったが、現在はプリペイドカードを購入して視聴するか、リモコンのPAY(課金)ボタンを押してチェックアウト時に精算する方式が主流である。なお、プリペイドカードを購入するテレビ視聴システムは、現在ほとんどのホテルにおいて委託設置であり、ホテルが設備を直接購入するのではなく、業務委託を受けたレンタル会社が100室規模のホテルでおよそ500万円程度になるテレビ・配線設置工事・BS/CS等の視聴システム費用を負担して、視聴カード売上の10%〜20%をホテルへ支払う形式となっている[要出典]

地上デジタル放送の完全移行が今後なされる中、アナログ放送受信であるホテルが大半を占める一方で、地上波デジタル放送対応の液晶テレビに設置替えしたり、デジタル放送対応のセットトップボックスデジタルチューナー等と既存のテレビをAV端子で接続して対応するようになりつつもある。その他、受信した電波を一括してコンバーター側でアナログ変換し各部屋に伝送し既存のテレビでそのまま視聴できるようにしたホテルもある。

また、ここ3年程度に新築されたホテルには小型(20V型程度)の液晶テレビあるいは後述のテレパソが設置されているものの多く、御三家と言われる高級ホテルを中心に、一般客室に小型の液晶テレビが、スーペリアやスイートルームでは30V型〜50V型の大型薄型テレビに設置替えが進んでおり、特に大型薄型テレビのメーカー(パナソニックシャープソニー日立製作所など)では、購買意欲のある富裕層がそのスイートルームなどで見たテレビの印象で、実際に同じメーカの薄型テレビを自宅向けに購入する事が有り得るので、ホテルとメーカーの営業間で導入合戦が繰り広げられている所もある。 地上デジタル放送波への移行時にはビジネスホテルにおいても大型化(22~26型)が進み、資金力に余裕のあるホテルでは稀に32型クラスを設置してるものも見られる。

なお、2005年に東京ケーブルネットワークによってホテル専用ヘッドエンド装置が開発され、光ファイバー1本で安価でホテルへ多チャンネルが供給されるようになり、都心の外資系高級ホテルや御三家と呼ばれる国内最高級ホテルの一部を皮切りに大々的な展開が始まっている。

カプセルホテルや一部のビジネスホテルでは、100円硬貨を投入して視聴するテレビを設置している店舗が多い(この場合、一般放送は無料だが、まれに有料としているホテルもある)。

テレビパソコン

ホテルチェーンを中心に、テレビの代わりに、略して「テレパソ」と呼ばれる様なテレビ一体型のパソコンを設置する所も増えている。基本的にはLANブロードバンド)と接続され、無料の通常テレビ放送の視聴の他にウェブサイト閲覧が一般的に出来る(使用料・オプション料が必要なホテルもある)。

このほか自分のメールアカウントに接続してメールの送受信、インストールされているオフィスソフトを用いての文書作成などが出来るホテルもある。ペイテレビはパソコン画面上で積算確認の上、VODによるストリーミング配信か、パソコンに内蔵または外部接続されているチューナーを通して視聴される。

20V型程度の液晶テレビを設置する費用の数割増程度のコストである事が多い。

VOD

ビジネスホテルを中心にPAY TVに打って変わって、近年ではVODが市場を獲得し始めている。VODはPAY TVの垂れ流し放送から、時間を気にせず好きな作品を好きなだけ見ることができる通信型への視聴方法へ大きく変化をもたらせた。通常、VODサーバと呼ばれるサーバ群をホテル館内に設置し、客室へLAN配線を行い、テレビに接続されたSTBが映画を再生する。しかし、サーバ費用が導入コストとして非常に高価なことから現在ではインターネット網を利用したNW配信モデルが登場。サーバを設置することなく、高画質な映像を客室にて楽しめるようになった。 また、「アクトビラ」機能をホテル向けに独自カスタマイズを行いVODのブラウザとして利用するシステムも開発された。

最近では、客室で利用できるノートパソコンを利用したエンポタというサービスが開発され、レンタルパソコンを借りることで、ホテル専用ポータルサイトを利用することができ、映画やドラマ、成人向けコンテンツなどを客室で楽しめるサービスも普及している。

アメニティグッズ

アメニティグッズの一例

ホテルには客室内の洗面台(ユニットバス内など)付近に、個別包装されたコットンや耳綿棒化粧水・T字剃刀歯ブラシなどのアメニティグッズが、また客室の宿泊約款ファイル内にはホテルの封筒便箋絵葉書が備わっていることが多く、これらは特に注記がない限り持ち帰りが可能である。

また、高級ホテルの中には(特に女性客用の)アメニティグッズに一流ブランドのものを使用しているところもある。

しかしながら、上記以外の調度品、つまり浴衣バスローブタオルグラス灰皿などは基本的に持ち出し禁止であり、万一持ち帰ると、後日実費を請求される事が多い(言うまでもなくこれらの持ち出し行為は窃盗であることを認識すべきである)。ただし、ホテルの中には、浴衣やバスローブのプレゼント(宿泊時に使用したものを持ち帰り可)付宿泊プラン等を設定している場合もあり、このようなプラン利用の場合は当然持ち帰ることができる。

客室で使われるタオルやアメニティグッズを、別途販売しているホテルも存在する。

トイレ・浴室

ホテルの多くの客室には、トイレ浴室が備え付けで設置されている。温泉場のリゾートホテルでは、大浴場がメインの浴室となっていることが多い。

浴室は洋式トイレと浴室が一体になった形式(日本ではTOTOINAXが開発したユニットバス)が多い。シャワーブースが別にしつらえていたり、ビデが用意されている場合もある。しかし京都のシティホテルなどでは、日本式の浴室を取り入れている店舗もあり、徐々に全国的にも日本式浴室を取り入れたホテルが増えてきている[要出典]

最近では、高級ホテルのみならず、ビジネスホテルにおいても温水洗浄便座が導入されているところが多い。

電話回線

多くのホテルでは、客室に電話機が設置されている。しかし、この電話機は、一般家庭の固定電話と同様の使い方ができない場合が多い。

多くのホテルの場合、客室の電話機は内線電話であり、フロントとの連絡を主とした使い方がなされることを想定している。また、この電話機から一般の電話に対して発信をすることは可能であるが、逆に一般の電話から直接着信することは不可能である。ただし、ホテルの客室で外からの電話を受けたいときは、一旦ホテルの代表番号(フロント)に掛けてもらい、それから客室に転送してもらうことは可能である。こういう手続きが必要なのは、多くの場合その電話機ごとに電話番号が割り振られておらず、構内交換機を利用して電話端末を接続しているためである。

なお、一部のホテルでは、客室内の電話機に外部から直接掛けてもらうことが可能である。こういったフロントを通さない電話を直通電話と呼ぶ。一般的にはNTTのダイヤルイン契約によって1台ずつ電話番号を割り当てている場合が多いようだ。このサービスは、海外のホテルで割と多くみられるが、日本では高級ホテルでもあまり存在しない。

また、0120番といったフリーダイヤルの利用について、本来請求されるはずのない電話料金をフロントにて請求されることがある。これはホテル内に設置されている構内交換機が、フリーダイヤルを無料電話として認識していないのがその理由である。したがってフリーダイヤルが利用可能であるかどうかを、あらかじめホテルに確認しておく必要がある。

通話料は別途請求(多くは一般の通話料にホテル側のマージンが上乗せされている)される場合が多い。電話回線を二つ以上設置している場合もある。一部では、通話料の安いIP電話を引き、国内の固定電話への通話料を無料としている施設もある。

ホテル客室の電話機では、電話機の操作によって、特定の時刻に着信ベルを鳴らすモーニングコール機能が付いているものが普通である。

インターネット回線

インターネット普及前までは、客室にモジュラージャックがあるホテルは数少なかったが、インターネットの普及に伴って、ダイヤルアップ接続用モジュラージャックを設置しているホテルが増加した。こういったホテルでは、モジュラージャックにパソコンモデムを接続して、ダイヤルアップ接続が可能である。

近年では、ブロードバンド対応ホテルとして、有線無線LANを利用したインターネットへのアクセスが可能なホテルも増加しており、有線の場合はノートパソコンを持ち込んで客室のイーサネット端子に接続すれば、インターネットへのアクセスが可能となる。このような施設では、LANケーブルや無線LANカードの貸し出しもある。LANによるインターネットアクセスは無料で使用できる施設が多い。

ロビーなどに共用インターネット用パソコンや、サイバープチアットステーション[8]などのコイン式インターネット端末(通常はワープロなどは不可能)を設置しているホテルも存在する。

客室で利用できるノートパソコンを提供しているホテルもあり、エンポタというホテル専用ポータルサイトを通じて映画やドラマ、成人向けコンテンツなどを配信しているホテルもある。

ファクシミリ

ほとんどのホテルでは、客室にファクシミリ(FAX)は設置されていない。ただし、大多数のホテルではフロントでFAXの送受信サービスを行っており、フロントに依頼すれば送受信が可能である。なお、送信が可能でも受信が不可能なホテルもある。一部のホテルでは、客室にFAXが備え付けられていたり、客室にFAXを貸し出すサービスがあり、この場合は客室での送受信が可能である。

パソコン通信やインターネットダイヤルアップ接続用にモジュラージャックを設置しているホテルの場合、そこに客が持参したFAXを接続すれば送信のみ可能な場合も多い。

聴覚障害者に対するバリアフリーの観点からも、客室でのFAXの利用が可能であることは利点となる。

冷蔵庫

ミニバー
小型の冷蔵庫の中に複数の飲料(ミネラルウォーターソフトドリンクアルコール)やおつまみが配備されているもので、商品を消費した場合は備え付けの伝票に記帳するなどしてチェックアウトまでに精算する。冷蔵庫から飲料瓶を取った時点で「購入」として機械的に課金される旧式の冷蔵庫が設置されてあるホテルも存在する(後述)。ミニバー商品の価格はホテルのサービス料を含んだ金額とされ、市価の倍以上の価格である場合が多い。
冷蔵庫の外にあるもの(紙コップ一体型のドリップ式コーヒーなど)もミニバー商品としているホテルもある。
高級志向のホテル客室では、ミニバー利用者向けに複数のグラスが用意されたり、独立した食器棚(グラスが配備)の中に冷蔵庫(ミニバー)が設置されていたり、棚の中や下部にミニバーがある場合、その上部の引き出し部分が洒落たテーブルになるものなどがある。引き出しの中に、ウィスキーブランデーのポケット瓶が多く入っていることもある(こちらも価格は割高)。さらにスイートルームやコンドミニアムでは製氷器や冷水器機能を搭載した大型冷蔵庫をミニバーとしている所もある。
ミニバーから飲料を抜き取った直後に販売がカウントされる(そのまま戻してもカウント前に戻らない)タイプもあるが、誤った場合はフロントに申し出れば通常は課金されない。
冷蔵庫に空きスペースがあれば、下記空の冷蔵庫同様、自分で買い出した飲食物などを入れられることが多い(この場合追加料金は発生しない)。また、ミニバーと空の冷蔵庫の両方が用意されていることもある。しかし、ミニバー専用しか用意されておらず、自分で物品の保存はできない冷蔵庫もある。
空の冷蔵庫
ビジネスホテルを中心に、何も入っていない小型冷蔵庫を設置している所もあり、ホテル内や近隣のコンビニスーパーマーケットで買い出した飲食物などを滞在中自由に入れられる。ホテル用の冷蔵庫は、就寝中の騒音を減らすために電源を止める機能が付いている場合がある。また、コンプレッサーを使わない、ペルティエ効果を使った冷蔵庫を使っている場合もある。

宿泊管理、防犯

オートロック
客室ドアの施錠システムの一種。部屋(内側)からは自由に開けられるが、外側は解錠しなければドアノブが固定されて開けられないという仕組みが大半であり、外出時に施錠する必要がない。これは逆に言えば外出・退出時には鍵を必ず持って出る必要があるということで、客室に置き忘れたまま施錠されてしまった場合はフロント等に依頼してマスターキーを用いて解錠してもらうことになる。なお、(オートロックの有無にかかわらず)鍵を紛失した場合は鍵再製料などを請求される場合がある。
1990年代から新築されたホテルでは、通常の金属製の鍵ではなく、デジタル処理が可能な「カードキー」を使用する場合が増えている。形はキャッシュカードなどと同じで、磁気ストライプ、もしくはICチップに開錠コマンドが書き込まれており、ドアのカードスロットに差し込む(磁気式)か、カード読み取り部にタッチする(IC式)ことで錠が開く。外出時でもフロントに鍵を預ける必要はなく、常に携帯することが出来る。
ドアサイン
ドアノブの外側に掛けるプレート。「部屋を掃除してください」「起こさないでください」などの表記が表裏にあり、欧米でも同様であるが、「起こさないでください」の場合はチェックアウト時間を過ぎてもフロントから連絡せずに、時間外利用や延泊扱いで料金を請求する場合がある。
日本では掲示されていなくても滞在期間中の外出時に掃除・ベッドメイキングされる場合も多い。また、近年新築したホテルでは、客室側のドア付近にスイッチがあり、それを押す事でドアサインと同等の事を廊下側ドア上部付近にあるライトで通知する事が出来るようになっている場合もある。
クイックチェックイン
リピーター客やホテルの会員を対象に、フロントで会員カードの提示や口頭で氏名・電話番号などを告げる事で、顧客システムに登録されている情報を用いることによって、宿泊カードの記入が省略できるもの。
「自動チェックイン機」が設置されているホテルでは、係員と応対することなくチェックインと前金の支払が完了するものもある。
クイックチェックアウト
いくつか方式があり、一つは前金式のビジネスホテルで追加料金が無い場合はフロントに出向かずに、ロビー(フロント周辺)に置かれている受け箱にキーを投函する事でチェックアウトが完了するもの。カードキー方式のホテルでは「自動チェックアウト機」(精算機能なし)も設置されている。
もう一つはシティホテル・ラブホテル・ビジネスホテルチェーンに設置されている「自動チェックイン/アウト機」にカードキーを投入すると自動で料金が計算されるもので、現金・クレジットカード (日本)デビットカードを投入して支払うとチェックアウトも完了する。また一部のシティホテルでは、チェックイン時にクレジットカードのインプリント(金額空欄の売上票)が作成されている場合、必要書類にサインをしてキーと共にフロントに提出するだけでチェックアウトすることもできる。料金は後日そのクレジットカードに請求される。明細書は、出発日の朝までに用意される場合と、後日郵送される場合がある。
これとは別にラブホテルや一部のシティホテルの客室内にクレジットカード専用の精算機が設置され、出発時に客室内でチェックアウトが完了するものもある。

その他室内備品

  • ドライヤー・ズボンプレッサー・電気スタンド電気ポットなど
  • (複数の枕を選べるホテルもある)・加湿器
  • 聖書(日本ギデオン協会の協力による聖書普及を目的とした無料配布)
  • 仏典(仏教伝道協会が配布。上記聖書とセットで置かれている事が多い)

ホテルの付加サービス

大浴場
温泉地などの観光地では必ずある。現在のシティホテルやビジネスホテルの大部分は各部屋で入浴できるが、部屋での入浴はしにくいとして広い入浴施設を好む人もおり、また、みんなで一緒に入浴したいなど大浴場を好む宿泊客もいるため、一部ホテルでは設置されている。また、温泉地では当然だが、大都市でもボーリングして温泉が引かれている例もある。カプセルホテルはサウナと大浴場がセットになっている場合がほとんどである。
駐車場
別料金で、1泊あたりの計算の場合が多い。大都市・繁華街に立地するホテルでは提携しているタワーパーキング等周辺駐車場の利用も多い。地方やその観光地周辺の宿泊施設では廉価または無料であるのが普通である。
自動販売機
市場価格(ホテル外のコンビニ・自動販売機での価格)より割高な場合が多いが、ビジネスホテルでは市価と同水準、もしくは市価より安価の所(東横イン等)も多い。アイスディスペンサー(自動製氷器)が併設される場合もある。
ビジネスセンター
パソコンやコピー機・電話などが設置されている。会議室が併設される場合が多く、宿泊者は廉価で借用できる。
ポイントサービス
各ホテル独自のもので、宿泊料・レストランの飲食料に対し5%程度、または1泊毎にポイントを付加し、ポイントを宿泊・飲食料に充当したり、一定のポイント数に達すると現金のキャッシュバックや景品(主に無料宿泊券・食事券・ホテル専用の商品券など)がプレゼントされる。クイックチェックインサービスが利用できるホテルもある。
会員組織
ホテル利用者を対象に募集されるもので、上記のポイントサービスの他に会報誌等の送付や、アーリーチェックイン・レイトチェックアウトが無料サービスされたり、下記クラブラウンジの利用が可能である場合もある。提携カード型が多い。
クラブフロア・専用ラウンジ
高級ホテルの会員組織の会員または提携などで利用が認められた者のみ利用可能な施設。飲料サービスや軽食、チェックイン・チェックアウトがその場で行えるものもある。基本的に正規料金での宿泊者に利用が限定され、会員であっても旅行代理店(予約サイト)からの予約や、宿泊プランを用いての宿泊時は利用不可とする施設も多い。
エグゼクティブラウンジ
通常客室とは別の特定階(エグゼクティブフロア等)や、スイートルームの宿泊者のみ利用可能なラウンジで、クラブラウンジと同様のサービスが提供されるものが多い。近年はシングルルームから設定されているものの多い。高級ビジネスマンの利用が多いホテルでは会議室が併設されているケースが多い。
プールフィットネスクラブスポーツジム
特段リゾートホテルでなくともこのような施設を付帯していることがある。スポーツクラブ運営企業が施設を賃借して運営するケースが多い。
ルームサービス
客室までの食事の出前。ホテルレストランと同じメニューが客室で食事できるものもあり、朝食のルームサービスも行うホテルもある。
マッサージ
ホテルによっては、客室にあん摩マッサージ指圧師を呼び、按摩やマッサージを受けられる。支払はその場で行い、チェックアウト時の合算支払は出来ない場合が多い。
ケータリングデリバリーピザなど)
主にルームサービスが無い都市圏のビジネスホテルで、客室電話から直接業者へ注文を出すと客室のドアまで配達に上がるもの。支払はその場で行い、チェックアウト時の合算支払は基本的に出来ない。
コンビニエンスストア売店
正確には付加サービスと呼ぶべきではないが、施設内、もしくは近隣にコンビニエンスストアが立地するか否かを重要視する客も多い。深夜・早朝に買い物をしたい場合や、ホテル内レストランや冷蔵庫の商品の価格に抵抗ある客がいるためである。売店は手っ取り早く特産品を買う場所として重要視する例があり、また地場産業にしても宣伝になる。

ホテル用語

ルームチャージ
室料。一人当たりの料金ではなく一部屋当たり料金。
チェックイン/アーリーチェックイン
宿泊の最初。13時から16時あたりに受付が開始される。アーリーチェックインは宿泊施設規定のチェックイン開始時間よりも早くチェックインを行うもので、原則追加料金の支払いが必要。
チェックアウト/レイトチェックアウト
宿泊の最後または滞在中の外出。ビジネスホテルは10時から11時、シティホテルは11時から13時あたりまでにチェックアウトしないとレイト(遅い)チェックアウトとなり、超過時間によって追加料金の支払が必要。宿泊施設によっては連泊中は全時間帯の滞在が可能な場合も。
会員組織や提携カードに入会すると、アーリーチェックイン・レイトチェックアウトの料金が無料となるホテルも多い。
デイユース・デイタイムスティ
日中昼間の空き客室を利用して休憩が出来るサービスプラン。ラブホテルの「休憩」とほぼ同義。宿泊よりは安いので、カップル・家族連れ・ビジネスマンの休憩・仮眠に利用することが想定されている。スイートルームもデイユース利用可能なホテルではプチリッチなパーティや会食も出来る。ホテルに問い合わせてみると良い。
ルームクリーニング・R/C(アールシー)
客がチェックアウトした後の部屋の清掃の意味である業界用語。
連泊する場合チェックインの際にフロントで「お部屋のお掃除はいかがなさいますか?」と聞かれる場合がまれにあるが、それはそのホテルが基本的にはチェックアウト後にしか清掃を実施しないシステムになっているためで、客が望むなら無料もしくは有料で実施してくれる場合が多い。
基本的には客のいない時間に清掃を実施するので、日中にホテルから外出する用事が無い場合は清掃が実施できない。大規模もしくは高級なホテルであればどの時間帯でも客の望む時間に清掃を行うことがある。その場合ホテルによっては客室のドアノブに「掃除をお願いします」といった旨のプラカードを客自身の手によってかけるシステムがある。意味はそのものズバリであり、外出している間に館内巡回担当が見つけて掃除を手配してくれる。イタズラによって他の客によって外されたり付けられたりするといった事例から、ランプ点灯式(客室内からの操作)に変更したり、あるいはこのシステムを廃止しているホテルもある。
清掃内容は部屋や浴室の清掃はもちろん、タオルや浴衣(ガウン)・ベッドシーツ等の交換、アメニティやミニバーの補充などである。

予約手段

当日満室で宿泊できない事態を回避するため、予定が決まっていれば予約するのが望ましく、また一般的である。特に都市部で国際会議や学会見本市等が開催されている期間中は、近隣のホテルのみならずその都市内のほぼ全ての宿泊施設が軒並み満室となっていることも多く、宿泊できない可能性もある。

また、客室準備の都合や、業界内の慣例として、一流・高級ホテルだけでなくビジネスホテルでも予約なしでホテルに赴くいわゆる「飛び込み客」は歓迎されない傾向があるため、事前予約はホテルに対するエチケットでもある。自身が当日に宿泊を希望するホテルがすぐ目前にあっても、電話等で事前予約をしてから赴くのが望ましく、またスムーズなチェックインが可能となる(ただし、廉価なビジネスホテル等では「当日空室宿泊プラン」等と称して、飛び込み客を積極的に受け入れる施設もある)。

以前はホテルの予約係へ直接電話したり、旅行会社の窓口やJRみどりの窓口で予約し宿泊クーポン券を購入する方法がほとんどであったが、近年はインターネットでの予約も一般化しており、ホテルの公式サイトの他、「じゃらん」や「楽天トラベル」などのような宿泊予約サイトが取り扱うシェアも大きい。これらのサイト経由の予約の場合、ホテルへ直接予約の場合と比べて格安となる場合も多く、人気の要因となっている。割引率はサイトや空室状況、シーズン等によって異なるが、場合によっては通常料金の半額程度にまでなる場合もある。独自の宿泊プランを用意しているサイトもある。

予約サイトによって空室数が異なる場合もあり、また満室表示となっていても実際にはホテル側で空室を抱えている場合もあるので、このような場合はホテルに直接問い合わせてみると良い(これは各旅行会社が契約により客室を一定数仕入れているためで、興業チケットの販売に関わるプレイガイドと興行主間との契約と同様である)。

直接ホテルへ問い合わせれば正確な空室状況が分かるが、直接予約の場合は宿泊サイトや旅行会社提供の料金(プラン)は適用されず、ホテル側提示の料金となることがほとんどである。ただし必ずしも高価となるわけではなく、むしろホテルによってはどのサイト・旅行会社よりも安価を提示する(ベストレート・ギャランティー)ところもある。

時間に余裕がある場合には、各種サイトや旅行会社、それに直接予約の場合の料金を入念に比較検討してみると良い。

宿泊方法

宿泊当日は、フロントで氏名・住所・電話番号などを記入し、前金式のホテルでは代金を支払う。後払い式のホテルではチェックアウト時に精算する。一部の高級ホテルでは、一定額の現金(デポジット)またはクレジットカードのプリント(金額空欄の売上票を作成する)を要求されるケースがある。高級ホテルに宿泊し慣れていない者の中には、このようなシステムに不快感を抱く者がいる(各種旅行サイトの感想投稿欄に、不快感を示すコメントがしばしば見受けられる)が、各ホテルの宿泊約款に到着時に行う事として通常定められており、高級ホテルや海外のホテルでは極めて一般的なことである。フロントで氏名を記入する際、本名でなく偽名を用いると、私文書偽造罪に該当し、逮捕されるケースもある(公安警察別件逮捕の手段として用いる)。

日本ではビジネスホテル等の廉価なホテルは前払い方式、それ以外の高級ホテルや観光地の旅館タイプのホテルではチェックアウト時に支払う後払い式が比較的多く、後者の方式を採用しているホテルは、多少なりとも客による「食い逃げ」「泊まり逃げ」(詐欺罪が成立する可能性がある)のリスクを負うことになる。

次に部屋の鍵を受け取り、その部屋に行くことになる。なお、部屋から外に出るときは、通常はフロントに鍵を預けるが、磁気カード式のホテルにおいては持ち出し自由の場合もある。またカード式の場合、宿泊の記念としてチェックアウトの際に、カードを持ち帰ることが出来るホテルも存在する(コードはチェックアウト後に変更され新しいカードも準備される)。

最終日には、電話代やミニバー代、後払い式の場合は宿泊料を精算し、キーを返却する。ミニバー代などの未収金が発覚した場合は後日請求されたり、クレジットカード決済の場合は宿泊客の承諾無く追加請求する場合がある(宿泊約款によって宿泊客は追加請求を承諾したとされるため)。

類似施設

ホテルと類似した施設として、ユースホステルペンションコテージ短期賃貸マンション(いわゆるウィークリーマンション・マンスリーマンション)などがある。

また、これら以外に24時間営業のマンガ喫茶やインターネットカフェ、サウナ、健康ランドなどが事実上簡易宿泊所としての機能も有している。

詳細についてはマンガ喫茶インターネットカフェサウナ健康ランドを参照されたい。

主要ホテルグループ

国際チェーン

ホテル加盟組織

日本

参照:日本のホテル一覧

日本における法制度上の扱い

ホテル営業

日本の法令上は旅館業法(昭和23年7月12日法律第138号)に規定する「旅館業」に規定される営業の一種であり(旅館業法2条1項)、「洋式の構造及び設備を主とする施設を設け、宿泊料を受けて、人を宿泊させる営業で、簡易宿所営業及び下宿営業以外のもの」を行う施設を指す(旅館業法2条2項)。旅館業法のホテル営業は客室の形式は、洋式の宿泊施設でありベッドを備えた洋室の個室が基本となる。

ホテル営業を含め旅館業を経営しようとする者は、都道府県知事(保健所を設置する市又は特別区では市長又は区長)の許可を受ける必要がある(旅館業法3条1項)。許可を受ける際には申請書に営業の種別(旅館業法上のホテル営業、旅館営業、簡易宿所営業、下宿営業の種別)を記載しなければならないが、これとは別に営業施設の名称も記載することとなっている(旅館業法施行規則1条)。この営業施設の名称については原則として経営者が申請の際に自由に設定できるため、旅館業法上の営業の種別と営業施設の名称とは一致しない場合もある(営業の種別についてホテル営業として申請しているが営業施設の名称に「旅館」を名乗っている場合、それとは反対に営業の種別につき旅館営業や簡易宿所営業として申請しているが営業施設の名称としては「ホテル」を名乗っている場合など)。なお、都道府県知事の許可の際の構造設備の基準など法令の適用については、営業施設の名称にかかわらず経営者の申請した営業の種別にしたがってなされることになる。

構造設備の基準

ホテル営業の施設の構造設備の基準については、旅館業法施行令で次のように定められている(旅館業法施行令1条1項)。

  1. 客室の数は、10室以上であること。
  2. 洋式の構造設備による客室は、次の要件を満たすものであること。
    1. 一客室の床面積は、9平方メートル以上であること。
    2. 寝具は、洋式のものであること。
    3. 出入口及び窓は、かぎをかけることができるものであること。
    4. 出入口及び窓を除き、客室と他の客室、廊下等との境は、壁造りであること。
  3. 和式の構造設備による客室は、旅館業法施行令第1条第2項第2号に該当するものであること(和式の構造設備による客室の床面積は、それぞれ7平方メートル以上であること)。
  4. 宿泊しようとする者との面接に適する玄関帳場その他これに類する設備を有すること。
  5. 適当な換気採光照明、防湿及び排水の設備を有すること。
  6. 宿泊者の需要を満たすことができる適当な数の洋式浴室又はシャワー室を有すること。
  7. 宿泊者の需要を満たすことができる適当な規模の洗面設備を有すること。
  8. 当該施設の規模に応じた適当な暖房の設備があること。
  9. 便所は、水洗式であり、かつ、座便式のものがあり、共同用のものにあっては、男子用及び女子用の区分があること。
  10. 当該施設の設置場所が学校等の敷地(これらの用に供するものと決定した土地を含む)の周囲おおむね100メートルの区域内にある場合には、当該学校等から客室又は客にダンス若しくは射幸心をそそるおそれがある遊技をさせるホールその他の設備の内部を見とおすことをさえぎることができる設備を有すること。
  11. その他都道府県が条例で定める構造設備の基準に適合すること。

ホテルを扱った作品

小説

漫画

TV

映画

関連項目

参考文献

  • 仲谷秀一・杉原淳子・森重喜三雄『ホテル・ビジネス・ブック』中央経済社 2006年 ISBN 4-502-38700-2




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