ハゲワシとは? わかりやすく解説

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はげ‐わし【×禿×鷲】

読み方:はげわし

タカ科一群全長60〜110センチ多く頭部羽毛がなく裸出している。ユーラシア・アフリカ大陸温・熱帯地方に14種が分布屍肉(しにく)を好み草原掃除屋として知られるエジプトハゲワシは石をくわえ、ダチョウの卵に当てて割る習性をもつ。日本にはクロハゲワシ迷鳥としてごくまれに渡来はげたか


禿鷲

読み方:ハゲワシ(hagewashi)

鷲鷹目猛禽


禿鷲

読み方:ハゲワシ(hagewashi)

タカ科属すハゲワシ類総称


禿鷲

読み方:ハゲワシ(hagewashi)

一種

季節

分類 動物


ハゲワシ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/21 13:22 UTC 版)

ハゲワシ亜科(広義)
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: タカ目 Accipitriformes
: タカ科 Accipitridae
階級なし : ハゲワシ多系統
和名
ハゲワシ(禿鷲)
英名
Old World Vulture
亜科

ハゲワシ(禿鷲)は、鳥類タカ目タカ科のうち死肉を主な餌とする一群の種の総称である。かつて狭義にはクロハゲワシの標準和名だった。

旧大陸の低緯度に生息し、英語では Old World vulture と呼ぶ。似た生態で新大陸に住むコンドル科 Cathartidae (New World vulture) とは科レベルで離れた系統にある。

またハゲタカ(禿鷹)はハゲワシ類やコンドル類の俗称である。

系統と分類

かつては、ハゲワシ亜科 Aegypiinae とする説と、2つの系統からなる多系統であるとしハゲワシ亜科 Aegypiinae・ヒゲワシ亜科 Gypaetinae に分離する説とがあったが、それぞれの亜科にどの種を入れるかは確定しなかった。分子系統により2亜科に分離され、それぞれに属する種も確定した[1]

タカ科

ハイイロトビ亜科 Elaninae

チュウヒダカ亜科 Polyboroidinae

ヒゲワシ亜科 Gypaetinae

ハチクマ亜科 Perninae

チュウヒワシ亜科 Circaetinae

ハゲワシ亜科 Aegypiinae

その他のタカ科

翼を広げると時には3m近くになる巨大な猛禽インドハゲワシ

2亜科には9属16種が属す。属・種は国際鳥類学会議 (IOC) による[2]。ハゲワシ属 Gyps は8種からなるがそれ以外は単型属である。日本ではクロハゲワシのみが稀な迷鳥として記録されている。

このうちヒゲワシ亜科のヒゲワシは和名に「ハゲワシ」が付かないが、英語では vulture がつき、生態はハゲワシ的な腐肉食である。

一時 Brown & Amadon (1968) により、ヤシハゲワシ Gypohierax がハゲワシからウミワシ類が進化する際の「遷移型」だとされウミワシ亜科 Haliaeetinae に移された。ただし実際はウミワシ類はハゲワシのどちらの亜科とも近縁ではない。

一時 Lerner & Mindell (2005) により、マダガスカルヘビワシ Eutriorchis がチュウヒワシ亜科からヒゲワシ亜科に移されたが、その後ハチクマ亜科に移された[3]。生態はハゲワシ的ではなく、ヘビワシ類のようにヘビなどを捕食する。

出典


ハゲワシ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 14:13 UTC 版)

バイオハザード5」の記事における「ハゲワシ」の解説

鉱山油田入口上空にのみ出現。常に上空飛び回っている為、撃ち落とすのが難しい。

※この「ハゲワシ」の解説は、「バイオハザード5」の解説の一部です。
「ハゲワシ」を含む「バイオハザード5」の記事については、「バイオハザード5」の概要を参照ください。

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