わらい‐ごえ〔わらひごゑ〕【笑い声】
笑い声
笑い声
笑い
(笑い声 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/13 05:13 UTC 版)
笑い(わらい)とは、楽しさ、嬉しさ、おかしさなどを表現する感情表出行動の一つ。笑いは一般的に快感という感情とともに生じ、感情体験と深くかかわっている。また、笑いは感情表現の中でも極めて特殊なものであり、すぐれて人間的なものである。一般的に動物の中で笑うのは人間だけである。怒り、悲しみなどの表現は動物にもあるが、笑いがすぐれて人間的である理由として、笑いには「笑うもの」と「笑われるもの」という分離があり、何かを対象化するという心の働きが必要となる[1]。
- ^ a b c d 河合隼雄『対話する生と死』(大和文庫 2006年2月15日発行)
- ^ “5 ways to de-stress and help your heart” (英語). Harvard Health (2015年8月25日). 2022年7月29日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t 柴原直樹「笑いの発生メカニズム」『近畿福祉大学紀要』第7巻第1号、2006年、1-11頁、NAID 110006428784、2022年3月30日閲覧。
- ^ 宮澤康人「笑う・教育学 : 微笑・哄笑・苦笑・憫笑・嘲笑するという関わり方とヒトの成熟」『研究室紀要』第44巻、東京大学大学院教育学研究科基礎教育学研究室、2018年、1-12頁、doi:10.15083/00074933、2022年3月30日閲覧。
- ^ “笑わない人は死亡率2倍 山形大調査”. 『日本経済新聞』. 日本経済新聞社. (2019年6月25日)
- ^ a b 小林亮『科学で読み解く笑いの方程式 上巻』(2018年1月1日発行)
- ^ 伊藤理絵, 本多薫, 渡邊洋一「攻撃的ユーモアを笑う」『山形大学人文学部研究年報』第8巻、山形大学人文学部、2011年、215-227頁、NAID 110008151125。
- ^ 伊藤理絵, 内藤俊史, 本多薫「幼児に見られる攻撃的笑いについて : 観察記録からの検討」『笑い学研究』第16巻、日本笑い学会、2009年、114-118頁、doi:10.18991/warai.16.0_114、ISSN 2189-4132、NAID 110007359788。
- ^ チンパンジー笑い声のサンプル グドール(1968)とパール(2005)
- ^ 松阪崇久「笑いの起源と進化」『心理学評論』第51巻第3号、心理学評論刊行会、2008年、431-446頁、doi:10.24602/sjpr.51.3_431、ISSN 0386-1058、NAID 130007631607。
「笑い声」の例文・使い方・用例・文例
- 彼の声は笑い声とも泣き声ともつかないものだった
- 笑い声を立てる
- 彼の笑い声で私たちは彼がいるのに気づいた
- どっと上がる笑い声
- 広間は彼の笑い声が響き渡っていた
- 部屋には笑い声があふれている
- 笑い声のさざめき
- 彼らの家からはいつも笑い声が聞こえます。
- 私は彼の笑顔と大きな笑い声を忘れません。
- そこでは笑い声が絶えなかった。
- あなたの笑い声は私を楽しくさせる。
- 明るい笑い声。
- 彼女の笑い声が家にこだました。
- 彼女の笑い声を聞いて彼は心配事も忘れ去った.
- 森は彼らの笑い声で響き渡った.
- 部屋は彼らの笑い声に反響した.
- 笑い声を立てる.
- ホールは笑い声で鳴り響い(てい)た.
- 彼女のよく響く笑い声.
- かん高い笑い声.
笑い声と同じ種類の言葉
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