物語の中
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/27 08:32 UTC 版)
小説『三国志演義』では、史実と同様に洛陽に潜伏しているが、工作の対象が十常侍に変更されている。 吉川英治の小説『三国志』では、物語は黄巾の乱真っただ中の時から始まるのだが存命しており、洛陽船が停泊している街を襲撃した帰りに劉備を捕まえた人物として登場する。劉備に見込みがあるという理由でお供させ、黄巾党の成り立ちや教義を講義をしたりしている。しかし、劉備が所持する張角が求めていた茶をめぐって、代わりに劉備の形見の剣を強奪する(結局、副頭目の李朱氾(本作のみの架空の人物)によって茶は奪われる)。その後、監禁された劉備は芙蓉姫とともに逃走し、張飛に助けられる。劉備はその際に、張飛から馬元義らに奪われた剣と茶を取り戻してもらっている。
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