改造廃車とは? わかりやすく解説

改造・廃車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/05 04:50 UTC 版)

近鉄800系電車」の記事における「改造・廃車」の解説

801 - 8041956年昭和31年)に台車をKD-20に交換した。モ805 - 812は当初よりKD-20を装着しており、主制御器がMMC-LTB20A、集電装置がS-754-DCになったまた、当初はMc-T-Mcの3両編成であったが、1958年昭和33年)に乗客増加対応して710形(簡易運転台付き) が製造され4両編成となった。ク710形は車庫内での入れ替え作業などを考慮して簡易運転台編成中央となる奈良寄り設置されており、この妻面標識灯設置された。台車はKD-20Aである。本形式簡易運転台撤去し1980年3月31日付けでサ710形に改称された。 705715三菱製ラインデリアの実験車となり、のちに正式に装着された。 1969年昭和44年)の1500V昇圧時にはモ800形主制御器日立製作所製のMMC-LHTB-20Cに交換され主電動機1時間定格出力端子電圧引き上げで125kWとなり、設計時の本来の性能発揮されるようになったまた、従来モ800形各車に搭載されいた電発電機空気圧縮機はク710形に集約搭載されるように変更されている。 1975年昭和50年4月京都線新祝園 - 山田川間で発生した踏切現在の木津川台駅付近事故807F転覆大破し808先頭部並行する国鉄片町線当時電化前線路乗り上げる惨事となった。この結果復旧不可能な808+7041977年昭和52年)に廃車となり、復旧した714+807暫定的に820系と4連を組んで使用された。この際800系側の抑速制動使用不可能になり、また714貫通路改造が行われた。 1975年昭和50年)からは生駒線での運用始まり1980年昭和55年)に支線区での運用最適になるように、モ800形主電動機歯数比79:18から82:15(5.47)に変更され、翌1981年昭和56年3月18日ダイヤ改正からは本系列は支線専用となっている。 その後1984年昭和59年)から1987年昭和62年)にかけて、A動作弁製造打ち切り補修部品確保が困難となったことなどから、A-RDブレーキHSC電磁直通ブレーキへの換装が行われた。ただし、車齢が高かったこと、そして中型車であったことを理由として本系列は冷房改造が行われなかった。 1986年5月には、805F805+713後述のように転出した事から、残存し703+806は2連化された。その際703には平妻貫通運転台増設された。 後継系列である3200系登場前後し一部車両後述880系改造され1988年昭和63年3月までに伊賀線転属した。残存車についても1989年平成元年)の809F811Fより廃車始まり1992年平成4年)の801F最後に系列消滅となった廃車後処分全車解体で、保存車は存在しない

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改造・廃車

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近鉄800系電車」の記事における「改造・廃車」の解説

伊賀線移った880系860系転用までのつなぎという位置づけであり、運転台改造その後塗装変更以外の改造はあまり行われなかった。 導入当初でも車齢が高かったこともあり、860系冷房車投入によって1993年10月17日に882Fを用いてさよなら運転実施同年廃車され系列消滅となった

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改造・廃車

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近鉄10400系電車」の記事における「改造・廃車」の解説

大阪線運用する場合は、本系列のみでの4両編成を組む際に無理が生じていた(125kw級の主電動機では高速青山越えを行う場合MT比2:1が必須であったが、10400系場合基本4両編成運用ではcM-Mc+Tc+Tcではそれが1:1となるため、特急での運用が困難となる。ただし同じ本系列のみの4両編成であってもcM-Mc+cM-Mcであれば青山越え運用が可能であった)こともあったため、1967年主電動機を11400系と同じ145kWの三菱電機MB-3064ACに取り替え性能を向上させた。これに伴い電動機支持架構造異なることから電動台車もKD-41Bから新製のKD-41Hへ交換され外され主電動機台車(ただし枕ばね金属ばね化された)は2470系流用された。 1974年には、車体更新工事行い4両固定編成化された。両端車両は、11400系と同じようすべての前面窓運転席側にあわせて高い位置変更された。 また、特急標識大型のものをやめて、18200系と同じX字型のシルバーエンブレム貫通扉取り付け両側に電照式の特急表示方向板装備するとなった前面塗り分け12000系合わせたものとなった。ただし、側面方向幕設けられなかった。中間に挟まる2両については営業運転では先頭に立つ機会がないため前面改造されず、運転台車庫内での入れ替え用として残された。性能の不足から夏場苦情多かった冷房装置集中式を止め奈良線用通勤車である8000系などと共通の三菱電機CU-19(冷凍能力10,500kcal/h)集約分散式ユニットクーラー3基と熱交換換気装置ロスナイ三菱電機製)1基のセット取り替えられ面目一新した(但し冷風ダクト集中時代のものをそのまま使用)。その後1977年両端の2両には前面排障器取り付けられた。 また、4両編成中2両が電動車であるが、145kW級モーターをもってしても、MT比1:1では後に登場した180kW級モーター搭載特急車系列比べ性能面青山越えなど、特に勾配区間での高速性能面)で劣るため、改造後高安検車区所属編成富吉検車区転出し名古屋 - 鳥羽間名伊乙特急での限定運用となり、大阪線京都橿原奈良線京都橿原奈良線では1973年から1年のみ運用)に入線することはなくなった。また特急車では唯一五位堂検修車庫完成後も塩浜検修車庫全般検査受けていた。 1992年老朽化により、全車廃車・解体されて現存しない。後継には22000系製造されている。

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改造・廃車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 10:17 UTC 版)

近鉄1460系電車」の記事における「改造・廃車」の解説

1960年に他系列併結を可能とするために一部改造施された。1972年には運転室が半室式から全室式に改造され客室ではファンデリア撤去して扇風機設置された。その他、上記塗色変更が行われている。 1987年6月30日付で老朽化理由として1464F・1466Fが廃車となった次いで1988年1月に1462Fが廃車となり形式消滅した

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改造・廃車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 10:17 UTC 版)

近鉄1460系電車」の記事における「改造・廃車」の解説

1964年頃から1460系同様に登場時のベージュ100mm幅青帯の塗装からあかね色塗り替えられた。その後1972年運転台を半室式から全室式に改造された。長編成化のため、1974年奇数車の運転台撤去され乗務員扉跡には丸妻のまま小窓設けられ同時に座席をこの部分まで延長している。このため形式単独編成不可能となり、本形式4両に他形式制御車1480系ク1590形・2410系ク2590形など)を連結した5両編成など運用されるようになった。また出力MT比の関係から、専ら河内国分以西運用となった通風装置扇風機のみになった1980年代中頃実施されツートンカラーへの塗色変更時点で車齢が25年以上経過していたため、本系列は冷房改造現行塗色(シルキーホワイトとマルーンレッドの二色塗り)への変更行われず1984年6月15日付で1476F・1478Fが廃車、1474Fが1985年1月16日付で廃車となった。そして1987年8月30日付で1472F・1480Fが廃車されたため、全車廃車されて系列消滅した。なお、廃車まで大阪線在籍したまた、本系列の廃車により、大阪線河内国分駅以西および信貴線のみでしか運用できないいわゆる区間車」の所属なくなった

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改造・廃車

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大阪電気軌道デボ61形電車」の記事における「改造・廃車」の解説

1929年デボ73 - 77デボ300形デボ303 - 306電装品流用するため電装解除され、制御車クボ30形となったデボ61デボ73 - 77クボ30形31 - 34 1935年78・79鋼体化改造されデボ301形デボ307308となった1937年には808188・89についても同様の改造が行われ、デボ301形309 - 312となっている。 また1935年306367瓢箪山駅事故遭遇したこのうち6367復旧時に鋼体化を行いデボ103形デボ103104となった同年には9093 - 96同じく鋼体化改造され、デボ103形デボ105 - 109となっている。一方30については鋼体化によって余剰となる木造旧車体で復旧されこのためガーランドベンチレーターは同車のみ5個になった(他のクボ30形はいずれも3個) 。旧車体の供給元96だとされている。 いずれも製造後わずか十数程度での鋼体化であるが、78・79車体電動貨車デワボ1800・1801に、808188・89車体新形デボ150形(後述)に流用された。9093 - 96車体博多湾鉄道汽船現・西貝塚線)に譲渡され、コハフ1・5 - 8となった。また67車体は、高安工場構内入換用車両流用されている。この入換車両当初番号であったが、1959年モワ1850形1851となり、その後モワ2820形2821となっている。 1937年には61・6264・65番号そのまま手荷物合造車(デボニ61形)に改造されている。また9192制御器を交換しデボ400形(後述)となっている。 デボ61デボ61・6264・65 → デボニ61形デボニ61・6264・65 1942年称号改正番号そのまま記号デボ→モ、デボニ→モニクボ→クに変更されている。1949年8797 - 102が鋼体化され600系となった残った車両1950年称号形式整理時に改番され、モ61形・モニ61形はモ261形・モニ261形に、ク30形はク101形になったモニ61モニ61・6264・65モニ261モニ261 - 26461形モ6668 - 7282 - 86 → モ261モニ265 - 27530形30 - 34 → ク101形101 - 105 そして1955年から1956年にかけてすべて鋼体化改造施され、モ460形・サ300形となる。これらの車両老朽化機器昇圧非対応のため、1969年9月21日昇圧時に全車廃車された。一方高安工場入換用として製造されモワ2820形2821はその後現存し1970年モワ80形85改番された。廃車1976年である。

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改造・廃車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 17:18 UTC 版)

近鉄6800系電車」の記事における「改造・廃車」の解説

1968年から塗装工程簡略化のため、マルーンレッド一色となり、それと同時にラビットマークも取り外された。 モ6851は1987年デビュー30周年記念して元のオレンジ白帯戻され同年10月18日1日のみであったが、団体専用列車運用された(この運転を最後に廃車)。なお、養老鉄道転籍した6857(現モ606)・6858(現ク506)は2009年9月オレンジ白帯への塗装変更を受け、ラビットマークも復活させている。 2次車6813 - 6821の奇数車は列車無線設置省略され半室運転台残り構内入換列車増解結時に使用され営業運転先頭に立つことはなかった。 1978年 - 1979年頃に行われた通勤形車両冷房化については、登場後年数経っている車両には施されず、同形式の中で製造年月が比較新しかった6855 - 6858の4両のみ1989年実施され長野線などでの5両編成運用のための増結用として利用された。6855 - 6858は冷房改造時にパンタグラフをPT-48形に変更の上連結面寄に移設している。冷房電源用のMG設置できる床下スペースがないため、併結可能な編成限定し冷房電源のみ併結した編成から供給する方法採用した増結可能な編成6020系6128F・6129F及び6200系6301F・6302F・6307F・6308F・6309Fであった冷房以外のサービス電源は自車のMG(HG-583形)から供給する方法をとった。 廃車1983年の6803Fから始まり1993年に6855 - 6858が養老線転出し改番されたのを最後に系列消滅した。モ6851は廃車後古市検車区内の入換車として数年機械扱い使用されていたが、解体され現存していない。 2009年9月養老線にて、ラビットカー塗装復活し同年11月まで特製ヘッドマーク掲出されたが、一周年迎えた2010年9月にも同年11月まで特製ヘッドマーク掲出された。

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