兵器・技術
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詳細は「ゼントラーディ軍の兵器」を参照 ゼントラーディ人は創造する能力を与えられておらず、運用している兵器類はすべてプロトカルチャーの作った無数の惑星や衛星の全自動兵器廠により製造されている。たとえば標準的な戦闘ポッド・リガードは、約3億を数える兵器廠で常時生産され続け、前線に供給されている。本編中では明言されず、登場もしないが、戦艦やフルブス・バレンスのような機動要塞を建造する兵器廠も存在する(こういった兵器類は生産サイクルも長く、艦艇類は数十から数百周期に1隻、要塞クラスになると数千周期に1隻のサイクルで生産されているものと思われる)。修理や整備等の保守技術も所有させないために、プロトカルチャー時代に建造が開始された当初から、全般的に耐久力を重視した設計・構造となっており、数万周期(年)前に建造され、現在も現役で戦闘に参加している歴戦の艦艇も存在する。また、バトルポッド等の小型機動兵器については、少しの損傷でも修理することなく廃棄され、新しい機体と交換される。しかし、前述されているように知能が限定されているため、比較的複雑で高度な機材の性能維持と運用は困難で、たとえば司令部偵察ポッド・ケルカリアなどは標準装備でありながら、各艦隊ごとに数十機ずつしか配備されていない。 基本的に一つの兵器廠で単一の兵器が大量生産されていると見られ、劇中にもその種の描写、台詞がある。戦闘等で生産ラインが破壊されると兵器廠自体の修復も不可能なのに加え、ゼントラーディ人にはそもそも「整備」「修理」の概念がないため、既存生産分の部品の共食いも含めやはり不可能となり、該当する兵器は修復されることもなく使い捨てられて、以降は消耗する一方となる。例えば、戦闘ポッド・グラージは、28万周期前にロイコンミ兵器廠の生産ラインが監察軍の総攻撃により全壊したため、ゼントラーディ全軍を通じて希少品となっている。また、一部の兵器廠は新統合軍によりゼントラーディ軍から奪取され、地球近辺へ移動して終戦直後の早急な戦力増強に活用されている。 第一次星間大戦後、地球人類によりこれらの兵器の基幹技術が調査解明され、それらを導入した地球製兵器の開発も進められた(YF-21など)。また逆に地球の修理・改良技術を習得したゼントラーディ人により、ゼントラーディ兵器に改造や改良を加えた機体も登場する(バリアブル・グラージなど)。 核兵器の一種である反応弾に至っては、地球暦の紀元前38万年にすべての生産プラントが戦火で失われ、幻の兵器として言い伝えのみがゼントラーディ全軍に伝わっていた。
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兵器・技術
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「ターミネーターシリーズ」の記事における「兵器・技術」の解説
サイバネティック生命体(Cybernetic Organism) ターミネーターの異称。ターミネーターはロボット兵器であって生命体ではないが、T-RIPやT-800といった潜入型ターミネーターは人間と同様の生きた細胞を部品に用いていることから、生命体と定義付けされている。 サイボーグ(Cyborg) サイバネティック生命体と同じく、ターミネーターを指す異称。サイボーグは本来、義肢や人工心臓といった形で肉体を機械化した人間を指すが、本シリーズでは機械であるターミネーターを指す。『T4』に登場したマーカス・ライトや『ターミネーター:新起動/ジェニシス』に登場したT-3000や『ターミネーター:ニュー・フェイト』に登場した強化人間は、本来の意味でのサイボーグに近い。 ターミネーター(Terminator)
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兵器・技術
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カレイジャス リベール王国が誇る高速巡洋艦《リベールの白き翼》「アルセイユ」の2番艦。エレボニア帝国オリヴァルト皇子主導の元、エプスタイン財団・ラインフォルトグループ・リベールのツァイス中央工房(ZCF)により共同開発され、その他にも帝国のルーレ工科大学など多方面からの技術協力も得て竣工された。開発はオリヴァルトが公務の激務の最中をぬってあちこちに働きかけることで実現し、また開発資金もオリヴァルトがあちこちから融通してもらい、その中には彼の父である帝国皇帝も含まれている。 皇族の船という扱いになっており、貴族派と革新派の対立の泥沼化を回避するための中立的な第三勢力の旗艦としての役割も持っている。艦長はヴィクター・S・アルゼイド子爵。 全長75アージュ。最高時速は3000セルジュ。アルセイユの2倍近いサイズで、ZCF製の高性能エンジンを20基搭載することで高い速度性能を実現した。速度ではアルセイユに劣るものの、エプスタイン財団製の最新情報処理システムを搭載し、さらに高い装甲性能と迎撃性能を誇っている。クルーは、半数は帝国軍第七機甲師団から一時的に出向している者たち、もう半数は身分や国籍も様々な民間出身者で構成されている。 「閃II」ではトールズ士官学院生によって運用され、トワ・ハーシェルが艦長代理を務めた。 パンタグリュエル 貴族連合の旗艦となる空中戦艦。オズボーン宰相への狙撃と共に帝都上空に現れ、機甲兵を用いた電撃的な降下作戦で帝都を制圧した。 全長250アージュ。『空の軌跡』に登場した「グロリアス」とほぼ同じサイズであり、多数の機甲兵と飛行艇、戦車を搭載する他、強力な武装も施されている。 七の機神 《灰の騎神》ヴァリマール トールズ士官学院の旧校舎最下層に眠っていた1体目の騎神。いつ製造されたものか不明だが、鉱物と陶器の中間のような材質で造られている。パイロット席に《起動者(ライザー)》と呼ばれる人物が搭乗することにより起動する。機体は人間と同じように稼働し、《起動者》の戦闘技術をそのままトレースする。さらに飛行機能も有している。 《起動者》は旧校舎に仕掛けられていた全7階層にわたる候補者への試練をクリアした者が選ばれ、「閃I」の終盤にリィン・シュバルツァーがその資格を得た。同作最終盤に起動し、リィンの戦闘技術と機体性能が合わさってトリスタの街に攻めてきた隊長用の機甲兵を圧倒した。 AIに似た自立した意思を有しており、《起動者》と意思疎通が行える。 《獅子戦役》の折にドライケルス大帝とリアンヌ・サンドロットが使用して、暴走する《緋色の騎神》テスタ=ロッサを封印したと言われている。 《蒼の騎神》オルディーネ 「帝国解放戦線」のリーダー《C》が駆る2体目の騎神。ヴァリマールと同タイプの兵器で3年以上前に《C》を《起動者》として起動した。武装は《C》の得物と同じ「双刃剣(ダブルセイバー)」。 「奥の手」として性能が格段に上がる機構を持っており、その時は全身の装甲の一部が展開して発光する。「閃I」の最終盤に、起動して間も無いヴァリマールと初激突し、一時はリィンの限界を引き上げた実力もあって膝をつかされるものの、最後に「奥の手」の力を使って一撃で吹き飛ばして戦闘不能に追いやる。 《緋の騎神》テスタ=ロッサ 帝都のバルフレイム宮の最下層に眠っていた3体目の騎神。エンド・オブ・ヴァーミリオン 『閃II』における終章のラストボス。通称《緋き終焉の魔王》。《暗黒竜》を倒したテスタ=ロッサが竜の呪いで変貌したもので、「千の武器を持つ魔人」と呼ばれた。 《紫紺の騎神》ゼクトール 4体目の騎神。現在は死んだはずのルトガーを起動者として復活していた。獅子戦役においては第六皇子ルキウスの陣営の猟兵達のリーダーが起動者となり活躍したが、終局においてエンド・オブ・ヴァーミリオンに敗れて破壊された。武器は起動者と同じバスターグレイブ。 《銀の騎神》アルグレオン ローエングリン城に眠っていた5体目の騎神。 現在の起動者はリアンヌ・サンドロットことアリアンロード。導き手は緋のローゼリア。 獲物はアリアンロードと同じく大型の騎乗槍。リアンヌは起動者となってからも大きすぎるものとして封印していた。 だが獅子戦役の終盤に封印を解きドライケルスの《灰》と煌魔城攻略に向かい、決戦にてエンド・オブ・ヴァーミリオンからドライケルスをかばい致命傷を受ける。 その後、起動者と共に姿を晦ましていたが、幻焔計画奪還の為に遂に姿を現す。 《黒の騎神》イシュメルガ 6体目の騎神。現在の起動者はギリアス・オズボーン。 《金の騎神》エル=プラドー クロスベル州で目覚めた最後の騎神。現在の起動者はルーファス・アルバレア。 機甲兵(パンツァー・ゾルダ) ラインフォルト社の第五開発部が開発した人型機動兵器。騎神オルディーネを参考にして「何者か」の依頼を受けて製造した。高い汎用性とローラーダッシュ機構を用いた高機動力、戦車砲でも傷つかない堅牢な装甲を有する。ドラッケン 最も汎用性が高い一般機として設計された《汎用機甲兵》で汎用機とも呼ばれる。特殊な機能は搭載していないが扱いやすい。 装甲は装甲車を両断したヴァンダイク学院長の斬撃でも突破出来ず、最新式のエンジンによって馬力も相当である。 リィン、ユウナ、クルト、アッシュが使用。 シュピーゲル ドラッケンをベースに強化された《上位機甲兵》で上位機とも呼ばれる。部隊の隊長など搭乗する。 出力と反応速度が上がっているが操作はドラッケンよりも困難。機甲兵の弱点である防御力をカバーするため、戦車砲を弾く《リアクティブアーマー》と呼ばれるフィールドを瞬間的に発生させる事ができるが、使いこなすのはさらに難しい。トールズ第II分校にも配備される。 オーレリア、クルト、ナイトハルト、スカーレットが使用。 ヘクトル 高い出力と防御性能を実現するために設計された《重装機甲兵》。ドラッケンの1.5倍の装甲と出力を誇る反面速度と機動性は劣る。 ショルダーユニットに連装キャノンも搭載可能。 ヘクトル弐型は速度と機動性が僅かに上昇している。 トールズ第II分校に最初から配属されていた機体である。 ログナー侯、ウォレス、ランディ、アッシュが使用。 ケストレル 高い速度と機動性を誇る軽量化された《高速機甲兵》であり高速機とも呼ばれる。 バーニアを使用することで瞬間的な跳躍・高速移動を可能にしており、飛行船を利用した高度からの急襲作戦にも対応可能。他の人型機甲兵と違って踵に移動用の車輪がついていない。 ケストレルβは防御が難点のケストレルの間接部の防御性能を向上させた最新型である。 ミュゼ、スカーレットが使用。 ゴライアス 巨人機とも称される圧倒的出力・装甲性能を誇る特別な巨大機甲兵。 巨大な腕による白兵戦と、肩部のブラスターキャノンによる遠距離攻撃により戦場を蹂躙できる。 速度・機動性・運用性が難点だがバーニアによる短距離移動も可能である。ゴライアスの最新型であるゴライアス・ノア は1機あたりの生産コストがドラッケンの20倍近いため量産はされておらず、帝国正規軍にも十機ほどしか配備されていない。 アルティナ、ヴァルカン、オーラフ・クレイグが使用。
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