ダークビーダ
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ダーク皇帝が支配する侵略軍団。ダーク皇帝を除く構成員は総じてビーダマンにはない普通の口があり、ダーク皇帝とダークプリンス以外の男性と女性は毒キノコを思わせる穴状の凹みや突起を複数持った頭部を持っている(なお、女性のダークビーダ全員とダークジコロは頭髪を有する)。加えて、両肩にサポーターを付けている者が多い。物語後半ではダークプリンスが登場し、攻略を担当。なお、彼らのビーダマは邪悪な心のために赤黒く濁っている。 ダーク皇帝 声 - 大友龍三郎 ダークビーダを支配する謎の存在で、自分たちを「闇の一族」と呼称する。一人称は「我」(漫画版では「ワシ」および「私」)。ダーク城にある皇帝の間の壁や、城の上部に浮かぶ一つ目の姿でプリンスや四天王に指示を出す。冷酷非情な性格で、失敗を犯した四天王に対しては、城の上部に姿を現した際に目から放つ光線や電撃によって牢獄に転送・幽閉したり、罰を加える。惑星直列が近づくにつれてその力を増していく。最終回で四天王たちが役に立たないことに腹を立て、ダークネスドラゴンとブリザードドラゴンに融合し、赤い双頭の竜となって、しろボンたちに戦いを挑んだ。だが、最期はセイントドラゴンに倒され、ダーク空間も消滅した。四天王やダークプリンスすら、自身のダークエネルギーで作り出した存在だった(四天王はビーダロンを、プリンスはジャックを変身させた姿。なお、ダーク皇帝の敗北後に四天王が包まれていた光球と同じものが同じく解放されたジャックを含めても20個近くビーダシティに降り注いでいた)。 漫画版では部下たちから「ダーク様」と呼称される。敗れた四天王たちをダーク空間内の床を介して次元牢に転送している他、プロフェッサーボンの殺害現場を目撃したジャックをダークプリンスに変化させた。終盤ではブリザードドラゴンを変異させるなどしてしろボンたちを翻弄。最終的には城と融合して、無数の目玉が表面に現れる黒い城の姿となり、ビーダシティ中のビーダマンやビーダロンたちからビーダエネルギーを吸収。強力なダークエネルギーを放出して暴れ回った。最終的にはテレビシリーズと同様に敗れる(こちらではダーク城を真のビーダエネルギーの光に破壊された末、球状に変化して現れた所をしろボンたちの一斉射撃で撃破されている)が、いずれ復活することを最期まで示唆していた。 ダークプリンス 声 - 林延年 ダークビーダ四天王の上に位置する最高幹部。その強さはビーストーンでパワーアップしたシルドークを簡単に倒し、ブラッククラスターを一撃で破壊するほど。また、部下にテレパシーで指示を送ることも可能。冷静な性格で、戦いをゲームと称する残虐性を持つ。基本的にダーク皇帝をそのまま名前で呼ぶダークビーダの中では唯一、ダーク皇帝を「陛下」と呼んでおり、自身も最高幹部ということもあって部下からは「殿下」と呼事される。 その正体はくろボンの弟のジャックがダーク皇帝によって記憶を消され、全く別人のダークビーダとなった姿である。そのためにくろボンには強いこだわりを持っており、彼を倒すことに執着している。また、くろボンとの対決の際に記憶が戻りかけることもあった。 漫画版では語尾に「~プリ」と付ける。くろボンは当初プロフェッサーボンの死体の前に立っていたプリンスの姿を見たことで、その正体に気付かぬまま彼が祖父とジャックを手にかけたものと思い込んでいた。
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ダークビーダ(登場メカ)
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「Bビーダマン爆外伝」の記事における「ダークビーダ(登場メカ)」の解説
四天王のアーマーはそれぞれ四神を冠した名前が付けられている。操縦席は球状のコントロールスティックになっており、そこに気を送り込み機体を稼動させる。なお、動かすには強い気が必要で、ダークジコロが鎧玄武を動かそうとした際、思うようにいかなかった。しかし、ビーダマ発射用のエネルギーはパイロットの気とは別にダークエネルギーを充填する必要があり、エネルギー切れに陥ると移動や飛行は可能だがビーダマ発射が不可能になる。四天王のアーマーとダークプリンスの銀戎瑠、通常のダークビーダ戦闘機にはビーダアーマーに採用されているビーダカプセルの技術を応用したダークカプセルが搭載されており、プリンスは自らにエネルギーを充填したり、四天王のエネルギーを吸収したりしたこともあった。それ以外の機体はクラヤミとハイパーモミテンションを除き、操縦席のレバーで操作する。 鋼蒼竜(はがねそうりゅう) ドラーケンのダークアーマー。必殺技は二連主砲の「デリンジャーカノン」からメタルビーダマを2発同時に発射する「ダークメタルショット」。ボディ側面の「パワーファング」を押さえることで締め撃ちも可能。竜頭のような腹部は開閉が可能であり、至近距離からの噛み付き武器「ドラゴンビーク」としても使用可能(ブラックガトリンガーのガトリング砲を壊したのがこの腹部)。両腕と頭部には格闘戦に使用される鋼鉄の鉤爪・「ブレイクロウ」と、高熱を発したり嵐を呼ぶことも可能な角・「ストリームフィン」をそれぞれ装備している。ホワイトゲイルIIのメタルビーダカノンの一撃で大破した。後にDrシャドーによって新しく作り直された。 漫画版ではダークメタルビーダマを当てた相手を洗脳・暴走させる能力も持つ。激闘の末、ブラックガトリンガーの支援を受けたホワイトゲイルに敗れる。 銕白虎(くろがねびゃっこ) ティーゲルのダークアーマー。虎の頭に似た腹部の「タイガーバイト」から大型のサイズの「メタルビーダマ・プライマリ」を、頭部からは通常のサイズの「メタルビーダマ・セカンダリ」をそれぞれ発射する「ダークメタルカノン」が必殺技。肩部のフック・「バリカットクロウ」は相手を切り刻む「バリカキ攻撃(バリカキこうげき)」を行うことも可能。純粋な攻撃力は四天王の機体の中では鎧玄武に次ぐ。しろボンたちの初期のビーダアーマーをビーダエクスプレスもろとも破壊する作戦で、ホワイトゲイルIIのために用意した罠にかかり(ティーゲル抜きで作戦を進めたダークグンシが罠の場所を教えていなかった)、一緒に大破した。後にDrシャドーによって、他の四天王の機体と同様に新しく作り直された。シャドー自身が「デザインは前のままですがパワーアップしてます」と言った通り、ティーゲルがどれだけ暴れても、かつてのようにエネルギー切れになることは無かった。 漫画版ではタイガーバイトから放つ必殺技・「ハイパーダークメタルビーダカノン」やバリカットクロウを飛ばす能力もあったが、ブラッククラスターの機動力に手も足も出ず敗れる。 翼朱雀(つばさすざく) シュリンゲのダークアーマー。その名の通り巨大な翼・「ピーコックウイング」を持ち、鳥型のフライトモード(玩具ではライドモード)・「フライト翼朱雀(フライトつばさすざく)」に変形する。頭部の小型メタルビーダマ「ピーコックカノン」、腹部のメタルビーダマ「ダークビーダカノン」、両肩4箇所に攪乱用BB弾「ショルダーバルカン」の計6か所の発射口を持つ。必殺技は、それら6箇所から同時発射する「ヘキサメタルショット」。ピーコックウイングが弱点であり、そこを破壊されると機動力が落ちる。クィーン島の作戦で、ホワイトブロス・ブルーブレイバー・イエロークラッシャー・ブラッククラスターの攻撃を受けて飛行できなくなり、最後は火山に落下して大破した。後にDrシャドーによって、他の四天王の機体と同様に新しく作り直された。 漫画版では操縦席のレバーで操縦できるようになっており、タンゴが操縦したこともある。ホワイトゲイルIIを大破させるものの、ブルーブレイバー・イエローシューターの援護で動けなくなり、ゲイルIIに敗れる。 鎧玄武(よろいげんぶ) シルドークのダークアーマー。頑強な装甲を持ち、亀型のライドモード・「サブマリン鎧玄武(サブマリンよろいげんぶ)」に変形する。頭部から通常のビーダマの10万倍の威力を誇る巨大なメタルビーダマ「メガメタルカノン」(玩具では金属製のビーダカプセル自体)を発射できる。また、腹部からは通常のメタルビーダマを発射することも可能。海底遺跡ではダークジコロに「ノロマの亀」と怒鳴られたことで勝手に起動、機体を回転させながら突進し遺跡内を破壊した。操縦者であるシルドークがプラネットエネルギーの鎧を纏ってパワーアップした際、機体も赤い光に包まれてメガメタルカノンの威力が上がり、ダーク皇帝すら圧倒した。だが、ダークプリンスの銀戎瑠に両断されて大破した。後にDrシャドーによって、他の四天王の機体と同様に新しく作り直された。 漫画版ではメガメタルカノンは腹部から発射しており、頭部の機構は使わない。ただしその威力は丘一つを根こそぎ消し飛ばすほどで、ブラッククラスターをたやすく大破させた。またライドモードのまま回転し強襲することで敵の一切の攻撃を弾きつつ薙ぎ倒す技も披露、新鋭機ホワイトブロス含む3機を中破させた。さらに鋼蒼竜・銕白虎・翼朱雀を復活させる能力まであり、単機でダークネスドラゴンを完成させたが、セイントブラスターにより鎧玄武がダメージを負い、体勢を立て直そうと撤収したところを、待ちかまえていたダークプリンスに撃墜される。ダークネスドラゴン 鋼蒼竜が頭部、銕白虎が胴体前部、翼朱雀が胴体後部、鎧玄武が胴体中央部となって合体したドラゴン型ダークアーマー。終盤において四天王がジャックを連れ去る際に使用され、額からの光線でジャックを内部に捕らえた。後に最終決戦でセイントブラスターと対峙。シャドー自身「我が究極の合体アーマー」と豪語している。必殺技は全発射口から全方位に向けてメタルビーダマを放つ「ダークネスボレイ」。セイントブラスターのブラスターカノンの直撃にもびくともせず、その圧倒的な戦闘力でしろボンたちを苦しめ、止めを刺そうとするも、お互い仲が悪く我の強い四天王が誰かが止めを刺すかで仲違いし始め、業を煮やしたダーク皇帝にブリザードドラゴン共々取り込まれる。 漫画版ではシルドークがほとんど一人で操縦・制御していた。シルドークは、四天王のアーマーは元々この一体であったのを、その力を危惧したダーク皇帝が四機に分けたものだと語っている。圧倒的な火力と攻撃範囲でビーダシティを壊滅寸前に追い込むが、セイントブラスターによって中枢の鎧玄武と連結していた銕白虎の発射口を撃ち抜かれて中枢が破損。それでも航行・退却するだけの余力はあった(セイントブラスターはここで力尽き追撃できなかった)が、直後に待ちかまえていたダークプリンスによって破壊されてしまった。 最初(鋼蒼竜が発売された時点)から四体合体の設定があったわけではないようで、玩具でもこの形態を再現することはできるが、前述の鋼蒼竜が変形した頭部・首のスタイルは、テレビシリーズで描かれた姿などとはかなりかけ離れたものとなっている(銕白虎以降は「秘密のジョイント」など合体に関する記述が明記されている)。 銀戎瑠(しろがねえびる) ダークプリンスのダークアーマー。開発者のDrシャドーいわく「我が最高傑作」で、グレイボン博士いわく「スピード・パワー・ビーダマの破壊力、全てにおいて現代の科学レベルを超えている」とのこと。冷気を帯びた装甲を持ち、肩・手・足に付いた刃でナイフのように敵を切り裂くことができる。必殺技は相手を瞬時に凍らせて粉砕する冷凍弾を発射する「エビルショット」。初登場時には、パワーアップしたシルドークの操る鎧玄武を一撃で両断した。ビーダキャニオンに登場した時にはしろボンのホワイトブロスを一撃で操作不能にし、救援に駆けつけたくろボンのブラッククラスターを腹部から放つエビルショットの一撃で破壊した。パワーはティーゲルとシュリンゲが仲違いを起こして作戦を失敗させた(プリンスいわくゲームオーバー)際には銕白虎と翼朱雀を両手で持ち上げて飛行できるほどで、装甲はブルーブレイバーやイエロークラッシャーのビーダマの同時射撃を受けても、全くダメージを受けなかった。しかし、ブラックデバスターと初めて対峙した時は勝負は互角だったものの力負けしている。 漫画版ではダークエネルギーが込められた冷凍弾を発射し、相手を攻撃すると同時に人質にもしていた。冷凍弾で凍ったものはリバーススパークを使わなければ解凍不可能。 クラヤミ 人工知能を搭載した無人型のダークアーマーで、銀戎瑠のサポート用機体。「ヘビーダークアーマー」の別名通りの巨体が特徴。ビーダマなどは発射しないが、ブラックデバスターのデバスターカノンを受けてもダメージを受けず、最後は避けてみせた。頭部と左腕に鋭い刃物が装備されており、岩山をも一撃で砕く「16ダークモンキック(じゅうろくダークモンキック)」は強力の一言。空間に穴を開けて姿を現すことも可能。ダークプリンスいわく「ただの操り人形」。ブリザードエビル 銀戎瑠とクラヤミが合体した巨大人型アーマー。驚異的なパワーと巨体に見合わぬ俊敏な動作を誇る。初登場時には、くろボンのブラックデバスターを圧倒した。セイントブラスターとほぼ互角の戦闘能力を持つ。プリンスがダークカプセルでエネルギーを充填させた際には電撃を放ったこともある。必殺技は「ブリザードカノン」。 漫画版ではビーダカノンから無数の氷柱を発射する「ブリザードニードル」という技を持つ。 ブリザードドラゴン 銀戎瑠とクラヤミのもう一つの合体形態であるドラゴン型ダークアーマー。ダークネスドラゴンとは異なり、こちらはコックピットが見える状態になる。相手に胴体を巻きつけて締め上げる戦法を得意とし、必殺技はブリザードエビルと同様に「ブリザードカノン」。一度はセイントブラスターに背部を引き千切られて戦闘不能となったが、最終決戦時に復活し、ダーク皇帝の操り人形にされたジャックが乗り込んでブラックデバスターと対峙した。テレビシリーズでは直後にダークネスドラゴン共々ダーク皇帝に乗っ取られ、赤黒い双頭の邪龍となった。 漫画版ではこちらが「エビルの真の姿」と表記されているが、登場直後にダーク皇帝の力で黒い龍に変質。元の姿に戻したジャックをコクピット内から発生した触手で捕らえて人質にし、暴れ回った。セイントドラゴンのエネルギーにより、ジャック共々皇帝の支配から解放され、同時にしろボンたちの味方になる。 イバリアーマー ダークイバリのダークアーマー。搭乗者同様保安官風のデザインをしている。ダークアーマーとしての能力は低いものの、腹部にダークビーダカノンを、右肩に網を仕込んだ弾丸を発射するキャノン砲をそれぞれ搭載している。また、ダークビーダカノンと左肩に巨大バズーカ砲・ダークバズーカを装備したり、「カメレロンモード」によって透明化することが可能で、透明化した状態ではブルースナイパーのセンサーにも映らない。この他にもボタン操作でダークバズーカ付近の相手の頭上にタライを落とす「お仕置きスペシャル」という機能を持つ。ピポの住む森で多数のビーダロンたちやあかボンを捕らえ、さらにホワイトゲイルとブルースナイパーを苦戦させるがくろボンには通じず、ブラックガトリンガーの加勢により居場所を暴かれて透明化を解く。最後の手段としてビーダエネルギーの補充を終えたダークバズーカを装備して発射しようとするが、モミテボンから檻の鍵を奪って檻から脱出したあかボンとビーダロンたちがバズーカの発射口に石を詰めていたため、暴発・自滅した。 ダークボンバーアーマー ドラーケンに操られたきいろボンが搭乗したダークアーマー。腹部にビーダカノンを装備し、機動力と格闘能力に優れる。ビーダシティを襲おうと出撃し、ホワイトゲイルとの戦闘の際にダークカプセルを展開してきいろボンの姿をしろボンに見せ、攻撃を躊躇させて苦しめる。しかし、レッドバスターとブルースナイパーに足を攻撃されて転倒し、ホワイトゲイルの攻撃できいろボンを弾き出されたことによって機能停止した。 デザインは『爆外伝I』のボンバーアーマーの頭部デザインを変更したもの。 モミテアーマー モミテボンのダークアーマー。腹部にビーダカノンを装備しているが、ビーダーアーマーとして最低限の機能しか搭載していないため、戦闘力は低い。モミテボンは防御時に「モミテバリヤー」と発声する。モミテボンがシュリンゲの作戦において必要な時に度々操縦している。一度はパープルを拉致してわざとしろボンたちに救出させ、パープルを信用させる目的でシュリンゲが行った作戦においてホワイトブロスとブラッククラスターに破壊されている。後に修復され、パープルに変装したシュリンゲがグレイボンからビーダアーマーの秘密を聞き出そうとした際、グレイボンをさらうと共にパープルを回収するための最終手段として出撃。グレイボンとパープルを捕らえるがくろボンによって救出され、ブラッククラスターに破壊された。 ノストラアーマー ダークノストラのダークアーマー。ボディコン姿をしたダークビーダを思わせるデザインをしている。腹部にダークビーダカノンを装備し、そこから「ダークショット」を発射する。さらに、優れた機動力を生かした強力な格闘攻撃で相手を撹乱・牽制する。ダークノストラの策でしろボンがノイローゼに陥って出撃できなくなるや、ダーク皇帝の催促もあって出撃。そのスピードとダークブラッコのラジコンカーによる援護でブルーブレイバーとイエロークラッシャーを圧倒する。しかし、自分の災難がダークブラッコの工作であることを知ったしろボンがホワイトブロスで駆けつけて反撃される。ブルーブレイバーとイエロークラッシャーに動きを止められたところにホワイトブロスの攻撃を喰らい、ダークノストラが脱出したことにより機能停止する。グレイボンの指示でしろボンに回収されそうになるが、それを阻止しようとする鎧玄武のメガメタルカノンで破壊された。 ハイパーモミテンション モミテボンがグレイボン研究所のガラクタ類をゴミ回収業者に化けて回収した際、ガラクタに落ちた落雷の影響で合体メカの核となるパーツの失敗作が偶然起動し、ガラクタを吸収・合体して誕生した遠隔操作型メカ。吸収されなかったリモコンでの操縦が可能。リモコン操作は思うようにいかず、モミテボン同様揉み手の動作をしたりとコミカルな動きを見せる。しかし、メタルビーダマ防御用に強化したシールドで構成された腕はパンチ一発でホワイトブロスを機能不全に陥らせるパワーとブレイブカノンをも弾き飛ばす防御力を持ち、体を回転させて強力な磁場を纏ったゴミを飛ばしたり、胴体と分離させた頭部を投げて攻撃することも可能。モミテボンは左腕でのパンチでブレイブカノンを弾き返した際、「ブレイブカノン返し(ブレイブカノンがえし)」と発声している。また、胸部からはきいろボンを模したダジャレを連発するロボット・メカきいろボン1号(声 - 真殿光昭)の上半身を展開してダジャレを発声する。 元がゴミだけにしろボンは当初相手をするのを渋っていたが、そのパワーに苦戦し取り逃がしてしまう。調子に乗ったモミテボンはビーダシティ征服を画策し、ビーダシティに現れて暴走。ブルーブレイバーとイエロークラッシャーをも戦闘不能に陥らせる。しかし、シルドークに「ダークビーダを自分の家来にする」という自身の悪口を聞かれてしまい、反撃しようとするも動作が間に合わず、鎧玄武のメガメタルカノンで破壊された。 ダークトアミ専用バイク ダークトアミが搭乗するバイク。機体後部の大砲から網を発射してビーダロンを捕らえ、牽引している台車に付いた檻に閉じ込める。 ダークビーダ戦闘機 ダークビーダの量産型戦闘機。劇中ではDr.シャドーとダークジコロが使用。シャドーの搭乗機はレバーによる操縦を取るが、ジコロが搭乗した一般のダークビーダ用の機体は四天王のアーマーや銀戎瑠と同様、操縦席に埋められた球に気を送り込んで操縦する。シャドーはリモコンによる遠隔操作も行っていた。装備は両翼付け根のバルカン砲。 デザインは前出のスカイセイバーのデザインとカラーリングを一部変更したもの。 以下は漫画版オリジナルのメカである。 ダークキザックのダークアーマー 漫画版に登場したダークキザック専用のダークアーマー。シルクハットに手袋付きの両腕と両足を付けたような外観をしている。余りにもカッコ悪いためにしろボンたちには失笑されていた。ビーダマ発射機構を持たないが、両腕に装備した手袋を投げつける手袋パンチ、五本指の先から指輪型の弾丸を連射する高級指輪バルカン、胸部に装備した蝶ネクタイ型のカッターを飛ばす蝶タイ手裏剣など、多彩な武装を誇る。しろボンたちを苦戦させるが、最後はしろボンのメイルスーツのパワーに反応してアーマーモードに変形したホワイトゲイルに破壊された。 シュリンゲ型ダークアーマー 読み切り版に登場。シュリンゲを巨大化させたような外観の機体で、シュリンゲのペットのタンゴが操縦した。なぜか腹部のビーダマではなく、胸からビーダマを2発同時に発射する「おっぱいビーダマ」を駆使して戦う。弱点は頭部が大きすぎる故に後ろに倒れると自力で起き上がれなくなること。転倒したところにホワイトブロス・ブルーブレイバー・イエロークラッシャー・ブラッククラスターの一斉攻撃を受け、破壊された。
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ダークビーダ
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ダーク皇帝率いる邪悪な心を持った異次元の魔族たちの名称。ビーダシティを始め全宇宙の支配を目論んでいる。ダークビーダ本拠地のダーク城は異次元空間・ダーク空間に存在する。
※この「ダークビーダ」の解説は、「Bビーダマン爆外伝」の解説の一部です。
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