ダークビーダの関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 06:17 UTC 版)
「Bビーダマン爆外伝」の記事における「ダークビーダの関係者」の解説
モミテボン 声 - 子安武人 楽な生活をしたいがためにいつもダークビーダの味方をするビーダマン。しかしダークビーダからはぞんざいな扱いを受けており、しろボンたちからも軽く見られているなど善悪問わず嫌われている。そのため不満もあり、予言の書の内容を盗み聞きした際には自分が勇士になってダークビーダを倒し(しかし、イメージ図で他の四天王は倒しているにも関わらず、シュリンゲにのみこれまで同様媚びへつらっていた)、ビーダシティの救世主になろうとした。ピンクボンに取り入り、リッチボン家の財産を盗んで豪勢な生活を送ろうと画策したこともある。 卑怯な性格の上に度の過ぎたお調子者で、強そうな相手にただひたすら媚びへつらう。その名の通りいつも揉み手。そして閉じている目はつぶらな瞳である。一人称は「私(わたくし)」および「モミー」(44話では「オイラ」)で、語尾に「〜ヨ〜ン」が付く。また、美女に弱く高所恐怖症である。ダークアーマーの操縦は不得手で、シュリンゲの作戦で初めてモミテアーマーを操縦させられた際には「無茶な作戦」と述べていた。 一度だけグレイボンの廃棄したガラクタ類から偶然生まれた遠隔操作型メカ「ハイパーモミテンション」を使ってしろボンらを苦しめたが、メカはシルドークに一発で破壊された。一応悪役だが、ビーダマはダークビーダのように赤黒く濁ってはおらず、通常のビーダマンたちと同じ色をしている(Dr.シャドーも同様)。1秒間50サイクルの「ウルトラハイスピードもみ手」と1秒間80サイクルの「超ウルトラハイスピードもみ手」という技を持っている。ダークビーダ壊滅後は改心したと主張するも、楽して豪勢な生活を送ることは諦めないと言い、間一髪で離脱し去っていった(その際きいろボンは「ああいう奴がいるからビーダシティは面白い」と発言し、彼を見逃している)。また彼はダークビーダに媚びを売り続けた自分は特別扱いされると思い込んでいる。 『Bビーダマン爆外伝V』では9話のヘレーナボンの回想にて、ネース国を訪れた客として彼と酷似した外見のビーダマンが登場している。また、そのゲーム版である『ファイナルメガチューン』では2周目の隠しシナリオでゲスト登場。『V』にて自分の出番がなかったことを気にしており、しろボンたちを倒して主役の座を奪おうとする。 漫画版では彼によく似たダークコビックなるダークビーダが登場している。ダークキザックの部下で、いつも彼に追従する言動をしている。 タンゴ 声 - 笹本優子 シュリンゲのペットである黒いネコロン。気まぐれな性格で、シュリンゲにしか懐かない。シュリンゲの手足として様々な工作をする。 漫画版ではテレビ版でのモミテボンの役回りも担っており、翼朱雀とシュリンゲ型アーマーを操縦してシュリンゲの作戦をサポートしている。また、シュリンゲに荒っぽく扱われることも。 Dr.シャドー(茶色ボン教授) 声 - 掛川裕彦 かつてグレイボンと共に、ビーダアーマーの研究開発に携わっていた科学者。四天王のアーマーとダークプリンスの銀戎瑠を始めとするダークアーマーの開発者でもある。眼鏡をかけている。昔はグレイボンとは互いを「シャドリン」「グレリン」とニックネームで呼び合い、周囲から呆れられるほどの親友だったが、自分の発明に絶対的な自信を持っていたが故に師であるプロフェッサーボンが自分の丹精込めた研究成果よりもグレイボンのふざけた発明しか目を向けなかったため(しかし、グレイボンのそれらの発明は明らかにシャドーのものより高性能であった)、彼を見返して自分の技術の素晴らしさを証明するためにダーク皇帝の誘いに乗り、ダークビーダに付いた。グレイボンと再会した際も親友の振りをしてアーマーの情報収集をし、ダークプリンスが現れた際に本性を現した。 しかし、終盤では皇帝がダークプリンスでさえも捨て駒と見なしていた事実を知り、四天王も同様である事を感じて化学者としてのプライドだけでは着いて行けなくなっていた。 ダークプリンスの側近として彼の機嫌を取ろうとする態度を振舞うこともあれば、自ら前線に出て作戦を遂行することもある。グレイボンと敵対していた時も昔の癖は抜けておらず、会う度にあだ名で呼び合ったり、新年の挨拶をするなど仲の良さを見せた。しろボンにも何度かシャドリンと呼ばれたがこれに関しては嫌らしい。ダーク皇帝打倒後は彼に唆されたとはいえ、自分の未熟さに気付き、これまでの罪を償うため自害しようとするが、グレイボンに諭されかつての親友に戻り、くろボンにもジャックの件を謝罪した。 漫画版ではダークプリンスへの忠誠心は変わらなかったが、四天王に対しては高圧的な態度で接する。こちらは終始ダークビーダ側に付いていた。
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