しめるとは? わかりやすく解説

しめる

助動[(しめ)|しめ|しめる|しめる|(しめれ)|(しめよ)]《使役助動詞「しむ」の口語形用言助動詞「なり」「たり」などの未然形に付く荘重な文章講演口調言いまわしなどに用いられる使役の意を表す。…せる。…させる。「私をして言わしめれば、それは事実ではないと思う」→させる →せる


し・める【占める】

読み方:しめる

[動マ下一[文]し・む[マ下二

あるもの・場所・位置地位などを自分のものとする占有する。「三賞一人で—・める」「国際経済の中で重要な役割を—・める」「業界トップの座を—・める」「連番座席を—・める」

全体の中である割合をもつ。「賛成過半数を—・める」「ビルの八割をテナントが—・める」

(「味をしめる」の形で体験して、うまみを知る。良さ知って、次を期待する。「一度味を—・めたらやめられない

自分のものにするところから》食べる。

すき焼きを—・めたあとで、(ねぎ)の湯どおしをあがってごろうじろ」〈文・安愚楽鍋〉

ある才能性質などを備える。

いとあはれと人の思ひぬべきさまを—・め給へ人柄なり」〈源・浮舟


し・める【染める】

読み方:しめる

[動マ下一[文]し・む[マ下二

色にそまるようにする。また、においなどを深く入り込ませる。「煮—・める」「たき—・める」

「香の紙のいみじう—・めたる」〈三六

深く感じ入れさせる。強く心を引かれる。

花の枝にいとど心を—・むるかな人のとがめむ香をばつつめど」〈源・梅枝


しめ・る【湿る】

読み方:しめる

[動ラ五(四)

乾いていたもの水分含んでぬれた感じになる。水気帯びる。「夜露で—・った地面」「—・っている洗濯物

気がめいる物思いに沈むまた、元気がなく沈んだ状態になる。振るわない。「—・って重苦しい雰囲気」「打線が—・って快音聞かれない

勢いが弱まる衰える。

やうやう直りの脚—・り」〈源・明石〉

火が消える

「火—・りぬめり」〈かげろふ・下〉

落ち着きがある

人ざまも、いたう—・り、恥づかしげに」〈源・絵合


し・める【絞める】

読み方:しめる

[動マ下一[文]し・む[マ下二《「締める」と同語源》手やひもなどで強く押さえつけたり、巻きつけたりする。また、そのようにして殺す。「腕で相手の首を—・める」「を—・める」

「絞める」に似た言葉

し・める【締める/閉める】

読み方:しめる

[動マ下一[文]し・む[マ下二

強く引っ張ったりひねったりして、緩みないようにする。「三味線の糸を—・める」「元栓を—・める」「ねじを—・める」

長い布やひもなどを巻きつけて、緩まないように固く結ぶ。「帯を—・める」「ネクタイを—・める」

鍵などで固定して動かないようにする。「鍵を—・める」

強く押しつけてしぼる。「ダイズを—・めて油をとる

㋐(「緊める」とも書く)気持ち態度などを緊張させるまた、管理厳しくする。「気を—・めてかかる」「新入部員を—・める」「派を—・める存在

懲らしめるとっちめる。「餓鬼大将一度—・めてやろう」

出費切り詰める節約する。「交際費を—・める」「家計を—・める」

物事まとまったことを祝ってみんなで一緒に手を打ち合わせる手打ちする。「最後に手を—・めていただきましょう

(「〆る」とも書く)そこまで一区切りとして合計するまた、飲食店で会計を頼む。「売り上げを—・める」「いったん—・めてください

(「〆る」とも書く)あれこれ飲み食いして終わり食べ物とする。「鍋料理雑炊で—・めよう」

10 (「〆る」とも書く)塩や酢で魚の身をひきしめる。「サバを酢で—・める」

11 魚の鮮度を保つため、血抜きをする。→活け締め

12閉める)あいていた窓や戸などをぴったりとじる。「雨戸を—・める」⇔開(あ)ける。

13閉める)その営業業務終了するまた、廃業する。「店を—・める」「窓口五時に—・めます」⇔開(あ)ける。

14 取り決める

胸中残さずうち明けて、評議を—・めむといふ間もあらせず」〈浄・忠臣蔵

15 契りを結ぶ

「—・めてはなれし身なりしを、また結びかへ行く旅の」〈浮・御前義経記・三〉

→閉(と)じる[用法]

[下接句] 勝って兜(かぶと)の緒を締めよ財布の紐(ひも)を締める・箍(たが)を締める・手綱を締める手を締める

「締める」に似た言葉

しめる

  1. 検事又ハ司法警察官刑事巡査犯人ニ対シ、事実陳述ヲ促ガスニメテ厳重ナルヲ云フ。〔第四類 言語動作
  2. 取りしらべる。掏摸

分類 掏摸


シメル

読み方:しめる,じめる

  1. 縛スルコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・島根県
  2. 縛スルコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・和歌山県
  3. 縛セラレルコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・三重県
  4. 縛スルコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・静岡県
  5. 縛スルコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・福岡県
  6. 捕縛引致。〔第四類 言語動作
  7. 捕縛。〔掏摸

分類 三重県和歌山県島根県掏摸福岡県静岡県


読み方:しめる

  1. 威嚇的手段又は逮捕せらるる事を云ふ。
  2. 威嚇手段。②逮捕せられること。③施錠箇所を破ることをいう。「しめあげ参照
  3. (一)緊張した場面を造る引締める(二)目出たく手を締める拍手をする)。大阪流では「打ちましよう」「ヨーイ、ヨイ」「も一つせ」「ヨーイヨイ」「祝うてさの」「ヨヨイヨイ」となるが、ちか頃では関東型の「シヤシヤシヤン」が多い。

分類 芸能


読み方:しめる

  1. 一般威嚇的手段。〔第三類 犯罪行為

読み方:しめる

  1. 緘黙秘密厳守剛性ニシテ容易ニ自白セザルノ意。〔第四類 言語動作

読み方:しめる

  1. 施錠箇所を破る事。
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しめる

出典:『Wiktionary』 (2021/08/04 12:12 UTC 版)

動詞:占める

しめるめる】

  1. 場所空間などを占有する。
  2. 該当する人・物意見などが、全体のうちのある割合をとる。
  3. (「味をしめる」の形で多く不道徳なことがらについて、うまみを知る。
  4. (「しめた」の形で)ことがうまくいくさま。感動詞的に用いる。

活用

語源

等により領域明確にする」を原義とする

動詞:閉める・締める・緊める・絞める・〆める

しめるめる, める, める, 緊める, 〆める, 乄める】

  1. (閉める) 通れない状態にする。
  2. (締める、緊める) きつくする
  3. (締める、緊める) 括約筋力を入れる。
  4. (絞める) 首を圧迫する。
  5. (閉める、締める、〆める) おわる最後にする。
    1. 募集打ち切るしめきりにする。
    2. ある食べ物最後に飲食やめる
    3. る言発言終える。しめくくる
  6. (締める、〆める) 生きている動物食用するために処理する。
  7. (締める、〆める) 酢や塩などを使って水分なまぐさみを取る。
  8. 俗語暴力脅迫などにより制裁加える。
  9. (「締めて」「〆めて」の形で)すべてを合計して。

活用

語源

「何かを狭める」を原義とする。

関連語

翻訳

動詞:湿る・濕る

しめる湿る, る】

  1. (自動詞) 水分含む
  2. (自動詞) 気分ふさがる雰囲気重苦しい
  3. (自動詞) ふるわない不調である

活用

翻訳

動詞:染める

しめるめる】

  1. 布などを染色する染める

活用

翻訳

助動詞

しめる

  1. 使役勧めたり命じたりして、(前に付く動詞意味する動作を行うようにする。(前に付く動詞意味する)状態を実現するようにする。「させる」「せる」と比べて文語調な印象を与える

用法

動詞未然形に付く

活用

未然形 連用形 終止形 連体形 仮定形 命令形 活用
しめ しめ しめる しめる しめれ しめよ 動詞下一段

類義語

複合語



湿

湿



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「しめる」の例文・使い方・用例・文例

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