三味線の糸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 18:39 UTC 版)
殺し技は三味線の三の糸(一番細い糸)にろうそくの蝋と油を染み込ませ、悪人の首に投げ付けて巻き付け、窒息死させる。三味線の糸で物を切断する事も可能らしく、ろうそくを切断したり、初登場時は加代の指を糸で切断しようとしていた。糸を使う際は、自分も手を負傷しない為に指だしの特殊な手袋を着用する。登場初期は、あらかじめ輪に結んだ三味線糸を標的の首に掛け、そのまま相手を宙吊りにする姿も見られたが、物語が進むにつれ、袖から巻いて束にした糸を飛ばして首に絡めて、木の枝などから相手を吊り上げ、糸を指で弾いた振動で止めを刺すようになった。糸を引っ張る力は強力で、人間以外にも物に引っかけて落下を止めたりする。『必殺仕切人』では特製の金具を使い、それに糸を引っ掛けたりする変形技を披露した。
※この「三味線の糸」の解説は、「三味線屋の勇次」の解説の一部です。
「三味線の糸」を含む「三味線屋の勇次」の記事については、「三味線屋の勇次」の概要を参照ください。
- 三味線の糸のページへのリンク