八重の桜 企画・製作

八重の桜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/26 01:24 UTC 版)

企画・製作

当初はまったく別の作品を計画していたものの、2011年3月11日東北地方太平洋沖地震東日本大震災)が発生したことを受け、NHK内部で東北復興を支援する内容にすべきだとの意見が上がり方針を転換。福島県会津出身で、同志社を創設した新島襄の妻となった新島八重の生涯を描いた作品となることが公式発表以前にマスメディアを通して明らかにされていた[3]

同年6月22日に制作発表が行われた。この発表では同時に主演俳優も発表され、大河ドラマ初出演となる綾瀬はるかが起用されることになった[4]

クランクインは2012年9月9日。舞台となる福島県会津地方でのロケーション撮影から開始され、9月13日には鶴ヶ城において出演者による記者会見が行われた。

大河ドラマにおいて幕末期を描いた作品は、1990年代以降も幾つか制作されていたが、昭和期まで存命であった実在人物が主人公となるのは1985年の『春の波涛』以来28年ぶりとなる。

ドラマ本編は明治30年代の描写で完結しているが、最終話の紀行のコーナーでは晩年の八重本人の映像が使用された。大河ドラマの主人公となった実在人物の生前の映像が使用されたのは、本作が初めてである。

作中で会津弁を忠実に再現した結果、会津地方の人々からも「老人が使っている会津弁で聞き取りにくい」との指摘があり[5]、2013年3月10日放送分から、総合テレビジョンのデータ放送に、会津弁や歴史用語の意味を解説する機能が追加された[6]

全50回の平均視聴率は14.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)で、当時『平清盛』『花の乱』『竜馬がゆく』に続く歴代ワースト4位の数字だった。




注釈

  1. ^ 2016年放送のTBS系金曜ドラマわたしを離さないで」でも綾瀬の幼少期を演じている。
  2. ^ 捨てたつもりで帰りを待つ()」からとった。
  3. ^ 不発弾に濡れ布団を被せて爆発を止める行為。
  4. ^ この頃、山口次郎(やまぐち じろう)と改名しているが、土方らからは引き続き「斎藤」と呼ばれている。
  5. ^ 劇中では紹介されなかったが、公式サイトでは27回以降は死亡したことになっている。
  6. ^ 日本の地域活性化を携わるクリエーター、11月放送分のオープニング・DVD完全版Vol.12特典。
  7. ^ 第48回では本編にも出演。
  8. ^ 第49回では本編にも出演。
  9. ^ 第47回では本編にも出演。
  10. ^ 2013年5月22日時点のアーカイブ
  11. ^ オープニングの全面リニューアル後の日時が8月25日だったためアーティストパートは同じだが、会津編を基調とした旧バージョンと京都編を基調とした新バージョンの2パターン存在するためである(前者はVol.8、後者はVol.9にそれぞれ完全版の特典として収録された)。
  12. ^ オープニングタイトルの総合演出を務めた人物でもある[27]

出典

  1. ^ 「八重の桜」→「軍師官兵衛」大河ドラマ主演 バトンタッチ式典
  2. ^ 『八重の桜』が2014年国際エミー賞にノミネート!”. シネマトゥデイ. 2015年3月9日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2014年10月14日閲覧。
  3. ^ “NHK、13年の大河は福島が舞台 新島襄の妻が主人公”. asahi.com (朝日新聞社). (2011年6月12日). オリジナルの2011年6月14日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20110614132611/http://www.asahi.com/culture/update/0611/TKY201106110568.html 
  4. ^ “再来年の大河、ヒロインに綾瀬はるか 「八重の桜」新島八重役”. msn 産経ニュース (産經新聞社). (2011年6月22日). オリジナルの2011年6月25日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20110625035913/http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/110622/ent11062219160018-n1.htm 
  5. ^ “『八重の桜』会津弁わかりにくく「字幕ほしい」と会津藩士末裔”. 女性セブン (小学館). (2013年3月17日). http://www.news-postseven.com/archives/20130317_177055.html 2016年7月9日閲覧。 
  6. ^ “大河史上初!データ放送で「ことば解説」”. やえブロ (NHK大河ドラマ『八重の桜』). (2013年3月8日). オリジナルの2013年5月25日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/20130525151103/http://www9.nhk.or.jp/yaenosakura/yaeblog/2013/03/08-data.html 
  7. ^ 鈴木梨央、綾瀬はるかと共演 『わたしを離さないで』再登場”. ORICON NEWS. 2020年7月22日閲覧。
  8. ^ a b タレントテレビ出演情報(公式WEBサイト)”. テアトルアカデミー. 2013年3月15日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2013年5月閲覧。
  9. ^ a b c 会津家訓(かきん)15カ条
  10. ^ ジョビィキッズ - 愛川あおい”. Jobby Kids. 2013年4月20日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2013年5月閲覧。
  11. ^ タレント出演情報TV(大河ドラマ「八重の桜」第6回)”. テアトルアカデミー. 2013年5月時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年5月閲覧。
  12. ^ ほの花 NHK大河ドラマ「八重の桜」第13回出演”. Gurre Kids. キッズモデルプロダクション. 2013年5月時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年3月24日閲覧。
  13. ^ お知らせっ(澤田汐音ブログ)”. 2013年5月時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年11月6日閲覧。
  14. ^ プロフィール 酒井彩音”. スマイルモンキー. 2013年3月17日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2013年5月閲覧。
  15. ^ プロフィール 川島鈴遥”. スウィートパワー. 2013年4月24日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2013年2月18日閲覧。
  16. ^ 最新出演者情報一覧”. セントラルグループ. 2013年3月21日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2013年5月閲覧。
  17. ^ “大河ドラマ 八重の桜「長崎からの贈り物」”. エンタ魂 (ムービータイム). オリジナルの2013年5月時点におけるアーカイブ。. http://web.archive.org/liveweb/http://www.ent-mabui.jp/schedule/19575 
  18. ^ オープニングに異変アリ!?”. NHK (2013年2月6日). 2013年2月7日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2013年3月4日閲覧。
  19. ^ 3月のオープニング映像もお見逃しなく!”. NHK. 2013年3月6日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2013年3月3日閲覧。
  20. ^ 5月のオープニングも桜が満開!”. 2013年12月27日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2013年5月11日閲覧。
  21. ^ a b オープニングが4月バージョンに!”. NHK. 2013年4月18日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2013年1月1日閲覧。
  22. ^ まもなく7月のオープニング、スタート!”. NHK (2013年7月4日). 2013年7月7日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2013年1月1日閲覧。
  23. ^ 11月のオープニング、まもなく放送開始!”. NHK (2013年11月1日). 2013年11月21日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2014年1月1日閲覧。
  24. ^ 9月のオープニング、放送開始!”. NHK (2013年9月3日). 2013年9月13日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2014年1月1日閲覧。
  25. ^ 10月のオープニング〜ガラスの世界へようこそ!”. NHK (2013年10月11日). 2014年1月2日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2014年1月1日閲覧。
  26. ^ 6月のオープニングは"書"とコラボ”. NHK (2013年6月6日). 2013年6月9日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2014年1月1日閲覧。
  27. ^ a b c 12月のオープニング、いよいよ最後の作品の登場!”. 2013年12月25日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2013年12月26日閲覧。
  28. ^ 8月のオープニングは、テレビ...?”. NHK (2013年8月21日). 2013年8月24日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2013年12月27日閲覧。
  29. ^ 2013年NHK大河ドラマ『八重の桜』 Sponichi Annex]”. 2014年5月1日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2013年12月18日閲覧。
  30. ^ 『八重の桜』が2014年国際エミー賞にノミネート!”. シネマトゥデイ. 2015年3月9日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2014年10月14日閲覧。
  31. ^ “綾瀬さんがテープカット 大河ドラマ館オープン”. MSN産経ニュース. (2013年1月12日). オリジナルの2013年1月12日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20130112061225/http://sankei.jp.msn.com/life/news/130112/trd13011211510001-n1.htm 
  32. ^ “「八重の桜」 福島に展示施設オープン”. NHKニュース. (2013年1月13日). http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130113/t10014769861000.html 2013年1月15日閲覧。 [リンク切れ]
  33. ^ 会津若松市に「大河ドラマ館」明日オープン!「八重の桜」の世界を紹介”. 福島県観光情報サイト ふくしまの旅 (2013年1月11日). 2015年3月閲覧。
  34. ^ “大河ドラマ「八重の桜」ラッピングジェットが日本の空に登場!”. ANA. (2013年1月7日). オリジナルの2013年2月3日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20130203094952/https://www.ana.co.jp/pr/13_0103/12-175.html 2013年1月15日閲覧。 
  35. ^ “ANA、「八重の桜 ラッピングジェット」 1日遅れで路線投入”. FlyTeam. (2013年1月15日). オリジナルの2013年4月13日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20130413041027/http://flyteam.jp/news/article/18582 2013年1月15日閲覧。 
  36. ^ “「八重の桜」旅客機で福島支援”. NHKニュース (NHK). (2013年1月14日). オリジナルの2013年1月15日時点におけるアーカイブ。. http://megalodon.jp/2013-0115-2309-26/www3.nhk.or.jp/news/html/20130114/t10014791451000.html 2013年1月15日閲覧。 
  37. ^ “2013年NHK大河ドラマ特別展 八重の桜”. NHKプロモーション (NHK). オリジナルの2013年4月26日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20130426221340/http://www.nhk-p.co.jp/tenran/20120926_171430.html 
  38. ^ 「山本覚馬の刀」違った 同志社大が企画展出品、謝罪”. 京都新聞. 2015年3月9日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2014年7月12日閲覧。




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