山崎銀之丞とは? わかりやすく解説

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山崎銀之丞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/04 06:26 UTC 版)

やまざき ぎんのじょう
山崎 銀之丞
本名 山崎公以知
生年月日 (1962-05-16) 1962年5月16日(63歳)
出生地 日本福岡県福岡市南区
身長 172cm[1]
血液型 B型[1]
職業 俳優
ジャンル テレビドラマ舞台映画
配偶者 津川友美(2009年 - 2022年)[2][3]
所属劇団 劇団空想天馬 → つかこうへい劇団
主な作品
テレビドラマ
3年B組金八先生』シリーズ
あさが来た
リバース
半沢直樹』<2020年版>
青天を衝け
ドラゴン桜』<第2シリーズ>
備考
一時期、福岡ローカルタレントとして活躍。
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山崎 銀之丞(やまざき ぎんのじょう、本名:山崎 公以知(やまざき こういち)、1962年昭和37年〉5月16日[1][4] - )は、福岡県福岡市南区出身の俳優。現在は東京都在住。筑陽学園高等学校卒業。玉川大学文学部中退。

略歴

元々は知名度が低かったが、1999年の37歳時に『3年B組金八先生』第5シリーズに、主人公の坂本金八と同郷の福岡出身の熱血教師・遠藤達也役でレギュラー出演した事により転機が訪れ、一躍有名になった。

1986年4月より、RKBラジオの夜ワイド番組『HiHiHi(ハイ・ハイ・ハイ)』のメイン パーソナリティを務め、同時期に同じ時間帯で『PAO〜N ぼくらラジオ異星人』(KBCラジオ)のパーソナリティだった沢田幸二と北部九州周辺の中高生の人気を二分していた。沢田が山口の田舎のお兄さんというイメージが強かったのに対し、山崎は都会的なスマートさを備えていた。

また、山崎の茶目っ気ある発言「小学生以下は午後9時(番組開始時刻)を過ぎたら寝ろ=番組を聴くな」なども魅力の一つとされ、リスナーからは「銀ちゃん」の愛称で親しまれた。なお、山崎は番組内で3年間共演した倉品淳子と噂になっていた。また、同じく1年間共演した阪田友美とは自身のデビューシングル『君がシャイニンオン』のB面でデュエットを果たしている。

もともと本職は舞台演劇で、ラジオのパーソナリティでありながら自らの劇団(「劇団空想天馬」)を率いていた。1991年、KBCテレビ番組『ドォーモ』の企画でつかこうへいが福岡を訪れ、俳優オーディションを行った際に参加し、審査を通過した。その後、1991年10月に番組を降板。つかの元へ上京した。

2015年『満月の人よ』で第15回 バッカーズ演劇奨励賞を受賞した。

所属事務所遍歴は、つかこうへい事務所、星野事務所(1999年2月移籍)、ヤザ・パパ(2011年6月移籍[5])、レプロエンタテインメント(2014年7月移籍[6])、株式会社スプラウト芸能部(2022年1月移籍[7])、株式会社LEAD。

人物

出演

テレビドラマ

ラジオドラマ

  • FMシアターNHK-FM
    • 『「ありがとう」と言えるまで』(2025年4月19日)[19] - 井上ヤスノリ 役

配信ドラマ

バラエティー・教養番組

ラジオ番組

舞台

  • 熱海殺人事件(1993年4月、大山金太郎役、以下同役)
  • ずばぬけてさびしいあのひまわりのように(1994年、シアターΧ、原作・俵万智
  • 蒲田行進曲完結編〜銀ちゃんが逝く〜(倉岡銀四郎役、1994年福岡、95年シアターΧ, 97年・新国立劇場
  • GEKITOTSU〜幕末異聞(1997年10月、三百人劇場、坂本龍馬役)
  • 坊主百景・花のお江戸の法界坊 (1992年6月、シアターサンモール)
  • 広島に原爆を落とす日(1998年、作・つかこうへい、ヒトラー・銀平役)
  • 月晶島綺譚(1998年、作・中島かずき、セゾン劇場)
  • 新・幕末純情伝(1998年、シアターΧ、土方歳三役)
  • それいけ小劇場!!(1998年10月、ザ・スズナリ、作・樫田正剛、演出・いのうえひでのり)
  • 犬を使う女(1998年)
  • NOBUNAGA(1998年、東京芸術劇場)
  • 悪の華(吉田松若役、帝国劇場)
  • 幕末純情伝
  • あずみ
  • HAKANA
  • SAMURAI 7(2008年11月、DVDあり)
  • 王女メディア(2008年5月、シアター1010)
  • 御用牙(2009年3月、板見半蔵役)
  • 女信長(2009年6月、青山劇場、徳川家康役)
  • 天翔ける風に(2009年8月、原作・野田秀樹)
  • 幸せの行方(2009年10月、明治座)
  • 嗚呼、田原坂(2010年4月、明治座)
  • 藤島土建(2010年2月、下北沢・本多劇場)
  • 吸血鬼(2010年6月、パルコ劇場)
  • 花の武将(ひと)前田慶次
  • 劇団EXILE W-IMPACT『レッドクリフ 〜戦〜』 苟或 役 (2011年8月、青山劇場)
  • 吉本百年物語(2013年1月9日 - 1月29日、なんばグランド花月、轟木部長役)
  • 滝口炎上(2015年5月、明治座)
  • GS近松商店(2015年9月 - 10月、大阪 新歌舞伎座[21]
  • 引退屋リリー(2016年2月、紀伊國屋ホール) - 山崎 役[22]
  • 夢の値段(2025年4月、シアター・アルファ東京)[23]

映画

脚注

出典

  1. ^ a b c 山崎 銀之丞 Ginnojo Yamazaki
  2. ^ 【電波少年W】いとうあさこさんが登場!15少女漂流記の裏話を公開┃あなたのテレビの記憶を集めた~い!放送回【WOWOW】 いとうあさこ松村邦洋が山崎銀之丞さんの奥さんは津川友美と発言
  3. ^ 『金八先生』俳優・山崎銀之丞、松平健主演舞台で共演者に罵声で降板!「お前たちは全員狂ってる」事務所への暴言で契約解除と民事訴訟、さらに離婚もしていた週刊女性2023年3月28・4月4日号
  4. ^ a b DJ名鑑 1987三才ブックス、1987年2月15日、158頁。
  5. ^ GBE - Gin's Brilliant Eyes -山崎銀之丞さんファンサイト-
  6. ^ レプロARTISTさんはTwitterを使っています:「【ご報告】 俳優の山崎銀之丞が、新たにレプロエンタテインメントに所属になりました。 今後とも、何卒よろしくお願い致します。」”. 2023年5月27日閲覧。
  7. ^ スプラウト芸能部の運営を開始致します。”. 2023年5月27日閲覧。
  8. ^ 生ネコバニーの冒険 ACT37 ゲスト:栄島智さん | 映画チャンネル” (2021年2月26日). 2023年1月29日閲覧。
  9. ^ 前田敦子、主演ドラマで超恋愛体質の政治記者役 二股&不倫描く”. ORICON STYLE (2016年3月3日). 2016年3月3日閲覧。
  10. ^ スーパープレミアム 獄門島”. NHK (2016年11月19日). 2022年9月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月19日閲覧。
  11. ^ “新番組『ウルトラマンR/B(ルーブ)』 メインキャスト、ロッソ・ブルのタイプチェンジや新武器「ルーブスラッガー」発表!”. 円谷プロダクション. (2018年5月25日). https://m-78.jp/news/post-4810/ 2018年5月25日閲覧。 
  12. ^ 『半沢直樹』新キャストに賀来賢人&今田美桜ら 新たな“半沢包囲網”も明らかに”. ORICON NEWS. 2020年3月20日閲覧。
  13. ^ 『ドラゴン桜2』に“金八先生”山崎銀之丞&木場勝己出演 阿部寛と対峙する曲者の教師たち”. ORICON NEWS (2021年3月26日). 2021年3月27日閲覧。
  14. ^ ミステリードラマ「精神分析医 氷室想介の事件簿」主役・氷室想介は小泉孝太郎に決定!刑事役・美村里江と新コンビ誕生”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2021年12月22日閲覧。
  15. ^ “未解決事件 File.09 松本清張と帝銀事件”. NHK. 2022年12月29日. 2022年12月24日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2023年1月18日閲覧.
  16. ^ “北野日奈子、鳴海唯、大谷麻衣が「ひともんちゃくなら喜んで!」でブラック企業社員に”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年1月6日). https://natalie.mu/eiga/news/507869 2023年1月6日閲覧。 
  17. ^ 日曜劇場『アンチヒーロー』公式サイト 相関図”. 日曜劇場『アンチヒーロー』公式サイト. TBSテレビ (2024年4月28日). 2024年4月28日閲覧。
  18. ^ 加藤シゲアキが文豪・夏目漱石を演じる、熊本発のドキュメンタリードラマ”. 映画ナタリー. ナターシャ (2024年12月24日). 2024年12月24日閲覧。
  19. ^ 『「ありがとう」と言えるまで』”. NHK. FMシアター. 日本放送協会. 2025年5月6日閲覧。
  20. ^ 2016年8月29日のツイート(初登場は2016年9月5日
  21. ^ 観月ありさ×鄭義信の舞台「GS近松商店」9月27日上演決定”. 映画.com (2015年5月4日). 2015年5月7日閲覧。
  22. ^ ついにベールを脱ぐ!つかこうへい七回忌特別公演 新作未発表戯曲『引退屋リリー』稽古場レポート”. エンタステージ (2016年2月16日). 2016年2月17日閲覧。
  23. ^ 梶原涼晴が描く朗読劇「夢の値段」に岐洲匠・朝月希和・音咲いつきら”. ステージナタリー. ナターシャ (2025年2月17日). 2025年2月17日閲覧。

外部リンク




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