鬼平外伝_夜兎の角右衛門とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 鬼平外伝_夜兎の角右衛門の意味・解説 

鬼平外伝 夜兎の角右衛門

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/19 14:55 UTC 版)

鬼平犯科帳 > 鬼平犯科帳 (テレビドラマ) > 鬼平外伝 夜兎の角右衛門

鬼平外伝 夜兎の角右衛門』(おにへいがいでん ようさぎのかくえもん)とは、2011年時代劇専門チャンネルで放送された単発のテレビ時代劇。

鬼平犯科帳』の番外編として時代劇専門チャンネルスカパー!が共同制作した、CS放送初制作のオリジナル時代劇。2011年1月3日にスカパー!で先行放送、2011年3月21日に時代劇専門チャンネルで放送された。

あらすじ

夜兎の角右衛門(中村梅雀)は先代、夜兎の角五郎(中村敦夫)から江戸の大盗賊一味を引き継いだ。ある日、大金を拾うも持ち主に返した右腕のない浮浪の女、おこう(荻野目洋子)と出会う。感心した角右衛門は、おこうに鰻の蒲焼きを食べさせる。鰻を生まれて初めて食し、これ以上、生きていて嬉しいことはないと涙ながらに語るおこう。大金を何故とろうとしなかったか尋ねると「人様の上がりで食いつなぐ自分たちの唯一の看板は、拾い物は必ず人様に返すことだ」と答える。その言葉に心を打たれた角右衛門は、おこうが浮浪になったきっかけが自身の一味が7年前に盗みを働いた際、子分におこうが斬られたことだったと知る。一味には三つの掟があった、そのうちの一つは人を殺傷せぬこと。おこうは鰻を食べられた事に満足して自殺してしまう。角右衛門は一の子分(石橋蓮司)におこうを斬った子分を始末させ、一味を解散、自身は妻子に別れを告げ奉行所に名乗り出た。磔獄門を期していた角右衛門だが、奉行の長谷川、同心の鮫島にこれを制される。人足寄場暮らしの中で、自身が課した盗賊看板の虚しさに気付いた角右衛門は、盗賊仲間の情報を鮫島に渡し、江戸の治安に貢献しはじめる。江戸に戻り、杖をつき、別れた妻子を見守る角右衛門に、最期が訪れる。

キャスト

スタッフ

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「鬼平外伝_夜兎の角右衛門」の関連用語

鬼平外伝_夜兎の角右衛門のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



鬼平外伝_夜兎の角右衛門のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの鬼平外伝 夜兎の角右衛門 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS